献血看護師を辞めたい…悩みの理由や退職を後悔しないための対処法を解説

献血看護師を辞めたい…その理由と対処法とはのイメージ

献血看護師の中には、辞めたいと悩んでいる人もいるかもしれません。献血看護師の仕事は採血がメインであり、医療現場とのギャップを感じて退職を考えるケースもあるようです。この記事では、献血看護師の仕事を辞めたい理由や、悩んだときの対処法を詳しく解説します。献血看護師に向いている人・向かない人の特徴も紹介していますので、転職を決める判断材料にしてみてください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

献血看護師を辞めたいと感じる7つの理由

献血看護師の中には、家庭の都合によってやむを得ず退職する人もいれば、自身が持つ仕事観とのギャップから辞めたいと感じる人もいます。下記では、それらの理由を深掘りし、7つの項目にまとめましたので、現在の状況と照らし合わせてみてください。

1.献血看護師の仕事内容が合っていない

献血看護師の仕事内容は、病棟看護師と大きく異なります。そのため「仕事内容が合わない」というストレスから、辞めたいと感じる看護師も一定数いるようです。ミスマッチが起きてしまう背景には、リサーチ不足で正確なイメージが掴めていない場合もあれば、経験が浅いがゆえに技術や冷静さが求められる業務を負担に感じてしまう場合もあります。
献血看護師の職場は、ルーティンワークかつ教育体制も整っていることが多く、ある程度時間が経てば仕事に慣れる可能性が高いものの、病棟勤務への心残りがある人は辞めたい気持ちが徐々に募っていくかもしれません。

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2.採血業務の責任やプレッシャーが大きい

献血看護師のメイン業務は、その名の通り採血です。そのため、注射スキルに自信がなかったり、プレッシャーを感じやすかったりして、辞めたいと感じる看護師もいます。献血時の針が一般のものよりも大きいうえ、献血の最中や献血終了時に起こりえる緊急時の救護対応に対して、強い責任を感じる人もいるようです。

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3.希望の職場に配属されていない

献血看護師の職場は、主に献血センター(献血バス)と献血ルームの2つに分かれます。配属先がどちらになるかは人事の判断によるため、場合によっては希望が通らず、辞めたいと感じる看護師もいるようです。なお、献血ルームに配属された場合は固定の献血ルーム内で勤務しますが、献血センターに配属された場合は献血バスで各地を周ることになります。

4.経験やスキルがキャリアアップに繋がりにくい

看護技術の向上や新しいスキルの習得が見込めないという点も、献血看護師を辞めたいと感じる理由の一つです。特に、成長意欲・向上心が強い人や、達成したいキャリア目標がある人は、献血看護師としての働き方に不安を抱きやすい傾向があります。献血看護師は、安定志向の人には向いていますが、上昇志向の人は物足りなさを感じる可能性が高いようです。

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5.給料が希望条件にマッチしていない

給与面も献血看護師が辞めたいと感じる理由の一つです。献血看護師の給料は、勤続年数や地域によっても変わりますが、月給は22万円~26万円程度、年収はボーナスも含め340〜380万円が相場といわれています。そのため病棟から転職した看護師の場合は特に、以前の手取り額との差に戸惑ってしまう傾向にあるようです。なお、非常勤の時給は1,400円〜1,700円ほどが目安とされています。

看護師全体と献血看護師の収入差は100万円以上

献血看護師の仕事は、残業が少なく、日勤のみで夜勤もありません。そのため、手当の分で病棟看護師との給与差が出ると考えられます。厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、看護師全体の平均年収は約519万円です。

【看護師全体の平均年収】

きまって支給する
現金給与額
年間賞与
その他特別給与額
年収相場
36万3,500円83万5,000円約519万円

参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査、職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
※企業規模計(10人以上)の場合を参照
※平均年収は「きまって支給する現金給与額」×12ヶ月分+「年間賞与その他特別給与額」として算出

献血看護師に限った話ではありませんが、夜勤ありの職場から、日勤のみの職場に変わる際は、給与が下がる可能性が高いと言えます。ライフプランも踏まえたうえで、長期的な視点を忘れないようにすることが大切です。

出典
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」2025年3月(2024年6月25日参照)

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6.土日に出勤する必要があり生活スタイルに合わない

献血看護師は、基本的に土日が完全休みではありません。そのため、家庭優先で日勤のみの仕事を選んだにも関わらず、かえって家族との休みが合いにくくなって辞めたいと感じる場合もあるようです。毎週末必ず出勤するとは限りませんが、献血看護師の仕事は土日や祝日が特に忙しい傾向にあります
ただ、土日の勤務は手当がつく場合もあるようです。土日出勤をデメリットに感じるかメリットに感じるかは、個人の生活スタイルや考え方次第だといえます。

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7.人間関係の悩みで精神的ストレスを感じている

人間関係のストレスは看護師が抱えやすい悩みの一つですが、献血看護師においても例外ではありません。特に献血看護師の職場は少人数制のため、良くも悪くも人間関係が仕事に及ぼす影響は大きくなります。個人で進める業務が多いとはいえ、苦手な同僚がいても距離を置くのが難しく、悩みが解消されにくいかもしれません。

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献血看護師を辞めたいと感じる場合の3つの対処法

現在、献血看護師を辞めたいと感じている場合でも、続けていくうちに考えが変わる可能性は十分にあります。下記にて辞めたいと感じる場合の対処法を3つ紹介しますので、退職するか悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。

1.夜勤・残業の有無や待遇面のメリットを見つめ直す

1つ目は、待遇面のメリットを見つめ直すことです。献血看護師は日本赤十字が取り組む事業のもと、安定した働き方ができ、充実した福利厚生や退職金、手当などの恩恵を受けやすいといえます。残業や急な出勤はほとんどなく、非常勤の時給水準も高いため、家庭と仕事の両立を図りたい看護師にとっても働きやすい環境です。
仕事を辞めたいと感じている献血看護師も、長期的な視点で考えると、現在の職場に対する見方が変わるかもしれません。

2.ほかの職場の心身の負担度と比較する

2つ目は、業務量や負担についてほかの職場と比較することです。前述のとおり、献血看護師の中には、採血業務への責任やプレッシャーから辞めたいと感じる人もいます。しかし、献血の仕事は比較的スケジュール通りに進められて、力仕事もあまりないことから、相対的に見ると心身にかかる負担は病棟看護師よりも少なめです。
そのため、日々のルーティンワークを苦に感じたり、物足りなさを感じたりしている場合は、別の職場の働き方と比較しつつ現状を客観視してみると、献血看護師の良さに気が付けるかもしれません。

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3.献血の意義や重要性を再認識する

3つ目は、献血の意義や重要性を再認識することです。献血看護師の中には、直接治療に関わる仕事ではなく医療的処置が少ないことを理由に、やりがいを見出せないと悩んでいる人もいるかもしれません。しかし、献血看護師も、輸血を必要としている患者さんの命を救う重要な仕事です。献血の意義や重要性を今一度見つめ直すことで、自分の仕事に愛着や誇りを持ち、モチベーションアップに繋げることができるといえます。

献血看護師に向いている人・向いていない人

ここでは、献血看護師に向いている人と向いていない人の特徴を紹介します。自身の適性を踏まえたうえで、より自分らしく活躍できる職場があると感じる場合には、転職をするのも一つの方法です。

献血看護師に向いている人の特徴

献血看護師の仕事は日勤のみで残業も少ないため、退勤後のプライベート時間を充実させたい人に向いています。マニュアルや教育環境も整えられており、経験の浅い看護師も安心して働きやすい職場です。また、献血看護師には、献血者との会話を楽しむ力や気配りも求められるため、コミュニケーションを重視する職場で働きたい人にも向いているといえます。

献血看護師に向いていない人の特徴

献血看護師の仕事は基本的にルーティンワークのため、同じ作業を繰り返すのが苦手な人や、飽き性の人には向かない可能性があります。一緒に働くスタッフの人数も少ないことから、さまざまな医療従事者と繋がりを作りたい看護師にも適さないかもしれません。また、献血センター(献血バス)に配属された場合の、出勤時間の変動やバス移動を負担に感じやすい人にも不向きといえます。

献血看護師を辞めたいと後悔する人が検討したい転職先

献血看護師が転職先を探す際は、まず転職の目的と優先順位を明確にすることが大切です。そのうえで、病棟看護師になるのか、病院以外の職場を探すのかを決めましょう。
転職先の具体例として、医療行為を避けたい場合は「保育園」「コールセンター」、医療行為に携わりつつプライベートも重視したい場合は「検診センター」「内視鏡室」があります。寄り添う看護を実現したい場合は「介護施設」、土日休みを最優先に考えたい場合は「クリニック」がおすすめです。
看護師資格を活かせる職場は幅広いため、業務内容だけではなく内部事情まできちんと把握したうえで、転職活動を進めるのが大切になります。病院以外の職場を希望する場合は、「看護師が病院以外で働ける職場27選!資格や経験を活かす選択肢を知ろう」の記事にて詳しく紹介していますので参考にしてみてください。

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求人探しなら転職エージェントの登録がおすすめ

本格的に転職活動を始めようと考えている方は、看護師専門の転職エージェントに登録するのがおすすめです。転職エージェントを活用すれば、非公開求人も含めた幅広い選択肢の中から希望条件に合う求人を探してもらえるため、効率的な職場選びが可能となります。
エージェント経由で給与や条件の交渉ができる場合もあり、現在の収入や働き方に不満を抱いている献血看護師も希望を叶えやすくなるかもしれません。

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献血看護師を辞めたい人によくある質問

ここでは、献血看護師を辞めたい人によくある質問を、Q&A形式で紹介します。

献血看護師が仕事を辛いと感じる場面は?

仕事内容にミスマッチを感じたり、採血業務に対して責任やプレッシャーを感じたりする場面が挙げられます。また、成長意欲・向上心が強い看護師の場合は、経験やスキルがキャリアアップに繋がりにくいことに対して辛いと感じるかもしれません。

献血看護師がすぐに辞める理由はデメリットが大きいから?

献血看護師の職場は、家庭と両立したい人が多く勤務している傾向にあるため、家庭の事情に変化があると退職する看護師も少なくありません。そのため、業務内容や労働環境のデメリットだけが退職の理由ではないといえます。なお、献血看護師が辞める理由については「看護師が献血ルームをすぐ辞める理由は?転職に迷ったときの対処法を解説」でも解説しています。

献血センターの看護師が病院勤務よりも大変だと思うことは?

献血看護師は、病棟看護師に比べて医療行為は少なく業務負担が軽めのため、大変に感じる部分は少ないかもしれません。ただし、採血に苦手意識を持っていたり、プレッシャーを感じやすかったりする人は、精神的な大変さを感じる場合もあります。

まとめ

献血看護師を辞めたいと感じる理由には、「仕事内容が自分に合わない」「採血業務の責任やプレッシャーが大きい」「転職前より給料が下がった」などが挙げられます。これらは、仕事に慣れることで解消される場合もあれば、働き方自体が合っておらず、職場を変えた方が良い場合もあるでしょう。退職するか否かを検討する際は、本記事で紹介した対処法を試したり、自身の適性を見極めたりしたうえで、客観的に判断することが大切です。

なお、「献血看護師よりも自分に向いている働き方はある?」「辞めるべきか、続けるべきか判断がつかない」とお悩みの方は「レバウェル看護」に相談してみませんか?「レバウェル看護」は看護師専門の転職支援サービスです。
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この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
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