
保健師の転職をお考えの方もいるでしょう。地域住民の健康を守る保健師は、やりがいや働き方のメリットが多く、人気の高い仕事です。この記事は、保健師の魅力ややりがい、業務内容についてまとめました。転職を迷っている方は、保健師の仕事にやりがいを感じやすい人と感じにくい人の特徴も紹介していますので、自分と照らし合わせながらご覧いただくとミスマッチを防げるでしょう。
年々、保健師の数は増加傾向です。厚生労働省「令和4年衛生行政報告例の概況(p.2)」によると、2012年の保健師数は4万7,279人、2022年は6万299人と、10年で約2万人増えていることが分かります。
また、職業情報提供サイトjobtagによる保健師の有効求人倍率は「1倍」であるのに対し、看護師は「2.31倍」、助産師は「1.35倍」であることからも、保健師の人気がうかがえるでしょう。
保健師が人気な理由は「対象者にじっくり寄り添った支援ができる」「夜勤なしで体力に余裕を持って働ける」などが挙げられます。以下で、保健師の仕事の魅力を詳しく見ていきましょう。
地域住民の健康増進に貢献できる点は、地域で働く保健師の大きな魅力です。生活上の不安や健康問題などを相談できる保健師は、地域住民にとってなくてはならない存在だといえるでしょう。
地域医療や予防医学の知識・スキルも磨けるため、看護師としてのキャリアアップや転職の選択肢も広がるでしょう。
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保健師の仕事は、子どもから高齢者まで幅広い年代の人が対象です。家庭訪問を行うこともあり、対象者の生活にまで寄り添うことが求められます。対象者一人ひとりとじっくり向き合って働けることにやりがいを感じる人もいるでしょう。
ライフスタイルが変化しても働きやすい環境が整っているのも、保健師が人気な理由です。基本的に夜勤がなく、行政機関の保健師であれば暦どおりの休みがもらえます。デスクワークも多いため、体力に余裕を持った働き方ができるでしょう。福利厚生が充実している職場が多く、長期的に働き続けやすい条件が揃っています。
看護師から保健師に転職した場合、収入の減少を懸念する方は多いでしょう。職業情報提供サイトjobtag「保健師」によると、保健師の年収は約451万であるのに対し、「看護師」は約508万で、夜勤手当がない分、年収は下がりやすいとえます。
一方で、レバウェル看護の独自調査(2023年3月時点)から算出した日勤のみで働く看護師の年収は約418万円であることから、日勤のみの職場のなかで見ると、保健師の給与は高めです。
余裕を持った働き方ができるなどの利点なども含めると、給与にさほど不満がない人もいるかもしれません。
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ここでは、保健師の仕事内容ややりがいを職場ごとにまとめましたのでご覧ください。
保健所や保健センターなどで働く保健師は、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層を対象として、地域住民の健康相談や疾病予防活動などを行います。行政保健師とも呼ばれ、一公務員として勤務する場合が多いです。家庭訪問や健康教室、健康診断などを行うこともあり、地域住民に深く関わって働けることにやりがいを感じる保健師も多いでしょう。
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地域包括支援センターは、高齢者やそのご家族を対象として、介護予防や介護サービスに関する相談、高齢者虐待への対応などを行う機関です。地域の高齢者と密接に関わるため、より地域に密着して働いているという実感が湧きやすいでしょう。複雑な家庭環境で暮らす方の対応を行うこともあり、状況が良い方向に向かったときの喜びは大きいはずです。
企業の医務室などで働く保健師は、主に社員の健康管理業務やメンタルヘルスケアに従事します。社員の生き生きと働く姿や休職者が復職して元気に過ごす様子などを目の当たりにすると、保健師としての達成感を得られるでしょう。
企業には、産業保健師のほかに「産業看護師」が勤務している場合もあります。詳しく知りたい方は「産業看護師とは?企業の仕事内容や保健師との違い、転職のメリットを解説」の記事をご覧ください。
医療機関で活躍する保健師は、病院内の健診センターや健康管理室などで保健師業務を行います。健診を受ける方のサポートや保健指導、病院で働く職員の健康管理まで、病院によって仕事内容はそれぞれです。
看護業務を兼務する場合もあるため、看護スキルや医療知識を高めながら保健師業務に携わりたい人にもぴったりといえるでしょう。ほかの保健師の職場と比べても仕事へのギャップは少ないはずです。
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学校保健師の仕事は、子どもや教員の健康管理業務のほか、体調不良時の対応や精神的なケア、感染症対策なども含まれます。子ども達の心の拠り所となり、健やかに成長していく姿を見て大きなやりがいを感じられるでしょう。子どもに寄り添って働きたい方は、学校保健師がおすすめです。
思いやりや柔軟なコミュニケーションスキルがある人は、保健師の仕事が合っている可能性があります。保健師としてやりがいを感じやすい人の特徴を以下に挙げましたので、参考にしてみてください。
保健師は、対象者のニーズや問題点を把握するために、相手の立場に立った考え方や気持ちを汲み取る力が求められます。健康問題を根底から解決するには、さまざまな生活環境で暮らす対象者に寄り添った対応が必要だからです。先入観を持たず、どのような相手にも分け隔てなく接することができる人は保健師として活躍できるでしょう。
保健師は、患者さまの回復を目の当たりにする看護師と違い、仕事の結果がすぐに出なかったり、成果が見えづらかったりする場合もあるかもしれません。仕事へのモチベーションが成果に左右されず、長期的な視点で物事を考えられる人は保健師としてのやりがいを感じやすいでしょう。
地域住民に寄り添って働ける、予防医療に携われるなど、自分なりのやりがいを持っておくことが大切です。
保健師が穏やかな雰囲気を持っていると、対象者も安心して悩みを話せるでしょう。悩みを引き出すには、表情や傾聴力などのコミュニケーションスキルも必要です。地域住民にとってなくてはならない保健師を目指すには「あの保健師さんは親しみやすい」と思ってもらえるよう心掛けることが大切だといえます。
保健師の介入を必要とする対象者のなかには、コミュニケーションが上手く取れなかったり、関わりを拒否したりする人もいるでしょう。保健師は、対象者と継続的な関わりが持てるよう、相手に合わせたコミュニケーションが求められます。
保健師にとって必須といわれるコミュニケーションスキルですが、はじめから完璧な人はいないでしょう。先輩保健師の姿や失敗からの学びをとおして身に付けていく姿勢が必要です。
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前項とは反対に、以下の特徴に当てはまる人は、保健師にやりがいを感じられず仕事が合っていないと後悔する可能性があります。
高度な医療技術に触れたい方は、保健師の仕事に物足りなさを感じるかもしれません。対象者から相談を受けたり、指導を行ったりすることが多いため、身体を動かして看護実践したい人も「保健師の仕事はやりがいがない…」と、転職後にギャップを感じる可能性もあるでしょう。
また、職場によっては、保健師が数人または自分一人という場合もあります。病棟のように同じ職種が多くいる環境で働きたい場合、保健師の仕事は孤独を感じやすいといえるでしょう。
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Dさんは、小さいころにいつも遊んでくれた近所の人が病気になったのをきっかけに「病気を予防してあげられる人になりたい」という思いを持っていました。保健師の資格を取得するも新卒での就職は難しく、看護師として働き始めます。
しかし、患者さまが入院してくるたび、「病気になる前にもう少しこうしていればよかったのに」ともどかしくなるDさん。「引越ししてもかまわないので、未経験でも保健師として働ける事業所を紹介してほしい」とレバウェル看護師に相談の電話をくださったのでした。
求人数が少ないことと経験者のみの募集という条件があるなかで、4つの事業所から会ってみてもよいと回答をもらえたのです。
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未経験だけど保健師になりたい!夢を諦めなかったから見つけられた転職先
ここでは、保健師のやりがいに関する質問をQ&A形式でお答えしていきます。
保健師として働くデメリットは「看護スキルを維持しにくい」「給与が下がる可能性がある」などです。日勤帯で働くことがほとんどなので、収入が減るのは避けられない場合があります。保健師としてのやりがいを持って活躍し続けるには、メリット・デメリットの両方を把握したうえで転職することが大切です。保健師のメリットは、本記事の「保健師のやりがいは?仕事の魅力と人気の理由」をご覧ください。
保健師という仕事への理解の深さや志望動機を明確に伝えるのがポイントです。看護経験をとおして学んだことや保健師を目指したきっかけとなったエピソードも加えると良いでしょう。保健師の志望動機のポイントは「保健師の志望動機の書き方とは?例文をもとにコツや注意点を詳しく解説!」で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
保健師の数は、年々増加傾向にあります。予防医療に携われる点や働き方によるメリットの多さからも、保健師の人気は高いといえるでしょう。行政機関や医療機関、企業など、どの職場で働くかによってもやりがいが違うため、保健師求人を探すときにはそれぞれのメリット・デメリットも含めた入念な情報収集が必要です。
また、保健師への転職の決め手に欠けるという人は「思いやりや優しさを持って相手と関われるか」「相手に合わせてコミュニケーションが取れるか」など、向いている人の特徴も参考にしてみると良いでしょう。
保健師への転職を検討している方は、レバウェル看護に相談してみませんか?レバウェル看護では、希望の働き方や勤務条件に合った求人のご提案が可能です。転職に迷っている場合は、相談だけでのご利用でも大丈夫。キャリアアドバイザーが、適性やキャリアプランも含めたアドバイスを行います。
選考対策のサポートも受けられるため、未経験分野への転職でも安心してご利用いただけます。サービスはすべて無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
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