看護師マガジン
2022.10.7
看護師のみなさんが転職を考えるとき、どんなことに不安を感じるのでしょうか。
初めての転職、ライフステージの変化にともなった転職など、一人ひとりの置かれた状況によって抱えている不安にも違いが出てくるでしょう。
そこで、看護のお仕事では、登録ユーザー509名に「転職回数」「転職で不安に思っていること」「転職で実現したいこと」という3つのアンケートを実施しました。
調査方法:アンケート
調査対象:「看護のお仕事」に登録しているユーザー
有効回答数:509
調査期間:2015/11/11~2015/11/20
アンケート結果を見てみると、20代前半では約8割の人が転職未経験です。
20代後半になると半数の人が、30代以降は7割を超える人が転職を経験していることがわかりました。 さらに、3回以上の転職経験を持つ割合は30代、40代、50代と年代が上がるにつれてぐっと高くなっています。
つまり、専門学校や大学を卒業してから3~5年は同じ職場に勤務する方が多いということかもしれません。
また、20代後半~30代にかけて、女性の中には結婚や出産を経験する方も多くなります。 そういったライフステージの変化に伴い、自分の生活スタイルに合った職場を求める方が増えるのでしょう。
初めての転職となる割合が高い20代前半では7割以上の人が、20代後半では約6割の人が「自身のスキル不足」に不安を感じていることがわかりました。 看護師としての経験年数の短さから、他の職場で自分のスキルが通用するのか心配になる人が多いようです。
20代はそのほかにも、「履歴書や職務経歴書の書き方がわからないこと」「面接の受け答えの仕方がわからないこと」を不安要素に挙げる人が比較的たくさんいました。
また、世代に関係なく約半数の人々が「新しい職場になじめるかどうか」「希望に合う求人が見つかるかどうか」「今よりも雇用条件が悪化しないかどうか」を気にしているようです。
世代ごとに違いはありますが、誰もが転職活動に対して何かしらの不安を抱えているのが見てとれます。
すべての年代で、最も実現したい割合が高かったのは「人間関係がよい職場で働くこと」でした。
給与などの条件面よりも一緒に働く人との関係性を重要視している人が多く、精神的ストレスの少ない環境で働きたい人の割合が高いとも言えます。
また、「休日数を確保できること」「残業の少ない職場で働くこと」を重視しているという声も一定数ありました。
看護師の仕事は肉体的にハードになりがちなので、しっかり休息の時間をとりたいと考えている人や、プライベートを充実させたいと思っている人が多いのかもしれません。
さらに、20代後半~40代では「子育てがしやすい環境で働くこと」を希望する人が増えており、特に30代においては過半数を超えています。 20代後半以降は、仕事と子育ての両立を考えて転職する人が増えるといえるでしょう。
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