
「看護師の仕事が忙し過ぎて辛い」とお悩みではないですか?忙しさの理由をおさえて、辛いときの対処法を確認しましょう。同じ看護師の仕事でも職場によって負担の感じ方は異なりますが、上司に相談したり、業務の効率化を意識したりすることで改善することもあります。
この記事では、看護師が忙しい理由と対処法、激務に悩んだ際に確認して欲しいことをまとめました。比較的穏やかなペースで働ける職場の特徴も紹介していますので、ぜひご一読ください。
看護師が忙しい理由について、業務の特性や体制の視点から考えていきます。以下で詳しく解説しているので、チェックしましょう。
幅広い看護業務のほか、スタッフの人数が少なめな職場やクリニックであれば、看護業務以外に受付や書類作成といった事務作業を行うこともあります。看護師が本来担当する業務に加えて、病院内の幅広い業務を看護師が担っていることも忙しさにつながっているかもしれません。
病棟や介護施設の看護師は、患者さんへの介護業務があります。患者さんの生活介助は毎日行う必要があるため、特に大変な業務です。排泄や入浴の補助、体位変換などの肉体労働は、身体への負担が大きく、疲労を感じやすいことも忙しさを感じる要因になっているといえます。
診療時間が決まっている外来では、限られた時間で多くの患者さんの対応をするため、忙しくなりやすいです。特に外来が混みあっている日は、待ち時間が長くなってしまう患者さんへの説明や気配りが必要となる場合があり、精神的な負担につながるといえます。
スタッフが定着せず、常に人手不足の状態という職場も少なくありません。人手不足の職場では1人が担う仕事量が増えるため、より負担感が増します。自分の仕事が忙しいとフォローし合うのも難しい状態になりやすく、「ミスが多発する」「うまく業務が回らない」といった悪影響から、さらに忙しくなってしまう可能性もあるでしょう。
夜勤による生活リズムの乱れは、睡眠不足や体調不良といった心身の不調の原因にもなることから、看護師の負担につながっています。特に、2交替制シフトの夜勤の勤務時間は長く、忙しいときは十分な休憩が取れない可能性もあるため、より疲労を感じやすいようです。
2013年に完成した日本看護協会「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン(18p)」では、健康を守る職場づくりや適切な労働時間の管理といった、夜勤の負担軽減のための対策が提案されています。また、「2014年度「看護職の夜勤・交代制勤務ガイドライン」の普及等に関する実態調査(7p)」によると、ガイドライン公表をきっかけに看護現場での勤務体制の見直しを行うようになった病院もあり、夜勤の負担感を減らそうという取り組みはされてきているといえます。
看護師は業務に必要な知識が多く、日々勉強が必要になります。大量の業務をこなしつつ、勉強の時間を確保するのは大変なことです。看護師として技術や知識を向上させるために、忙しいなかなんとか勉強時間を捻出しているという人もいます。
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「ミスが許されない状況が多い」「予想できないことが発生する」といったことから、看護師は心身に負担を感じやすいといえます。
看護師の業務は患者さんの体調に関わるためミスが許されないものが多く、仕事中は精神的に負荷がかかっている状態です。大量の業務をこなしつつ慎重な作業を必要とされるので、ストレスや疲労を感じやすいといえます。
看護師が仕事を行う医療機関では、人の生死に関わる場面も少なくありません。ミスができないというプレッシャーを感じるだけでなく、受け持ちの患者さんの病状の悪化を目の当たりにして、自分も辛くなるという看護師もいます。患者さんに寄り添い、近くで支える看護師だからこそ、生死に関わる仕事を行うのは精神的に負担が大きいはずです。
看護師の仕事は、突発的な出来事が多いため、予定外の業務の対応に追われることもあるでしょう。緊急搬送や急変の対応、検査予定の変更など、通常の業務に予期できない仕事が重なれば、より慌ただしく忙しさを感じます。
患者さんのナースコールにはすぐに駆けつける必要があるため、忙しさにつながっていると考えられます。患者さんの要望に応えるのは大切なことですが、ナースコールの本来の目的でない使用や無理な要求への対応は、看護師にとって負担です。トラブルにならないよう、患者さんやご家族への接し方に気を配る必要がある場面で辛いと感じる人もいます。
ほかの職員との関係がうまくいかないと、さまざまな場面でストレスを感じやすくなります。医療現場では多くの人と連携しながら仕事をする必要があります。人間関係が良くなければ円滑に業務を進めることも難しいはずです。看護師同士はもちろん、医師と看護師間での積極的なコミュニケーションが求められます。
忙しいとき、休憩が十分に取れなかったり、休み希望が通らなかったりして疲れやストレスが溜まり、辛いと感じやすくなります。仕事終わりや公休日などのプライベートでは、身体を休め、気持ちをリフレッシュさせるような過ごし方をすると良いかもしれません。
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ここでは、看護師が勤務する職場のなかで、忙しいといわれる科を紹介します。忙しい傾向にある科に共通する特徴は、重症や急変のリスクがある患者さんへの対応が必要だという点です。特に忙しいといわれる科を3つ挙げて見ていきます。
救急科では、早急に処置が必要な患者さんの対応をするため、迅速さが常に求められます。緊急搬送の受け入れといった突発的な事態への対応をする救急科は、常に緊張感があり、仕事量も多いことから忙しいと感じやすい職場です。重症患者の処置も行うため、心身の負担も大きくなります。
ICU(集中治療室)に入室している患者さんは、大きな手術の直後や重症で全身管理が必要な状態にあります。容体の急変に備えて24時間体制で見守りをするため、夜勤の回数がほかの職場よりも多いようです。容体が不安定なさまざまな患者さんへの対応は、忙しく常に緊張感が伴います。
幅広い知識が求められることから、勉強する時間を確保しなければならないという忙しさもあるかもしれません。
専門分科病棟には急性期と慢性期の患者さんが混在して入院しているため、術前後のケアから寝たきり状態の人の生活介助まで、多岐にわたる対応が必要とされます。
特に脳神経外科や循環器科病棟は、入院している患者さんが急変する可能性が高いことから、常に緊張感があり、看護師の負担が大きいようです。
この項では、看護師が忙し過ぎて辛いと感じるときの対処法を紹介します。辛いときは、上司に相談したり、部署移動を検討したりして無理に我慢を続けないことが大切です。
忙しくて辛いときは自分を追い込まず、少し休んで肩の力を抜きましょう。患者さんの命を預かっているという責任感から、自分を追い込んでしまう看護師さんもいます。
精神的に辛さを感じている状態では、思考が後ろ向きになり、視野が狭くなりやすいものです。安全な看護を行うためにも、一人ですべてを追い込まず、冷静な気持ちで業務に取り組んでください。
忙し過ぎて手が回らなくなっている、毎日残業しなければ処理できない仕事量であるという場合は、まず上司に相談してください。業務量の管理や人員の配置といった環境の整備は、管理職の役割の一つです。
自分1人では言い出しにくいと感じる方は、ほかの看護師と一緒に上司に相談することをおすすめします。忙し過ぎる職場の環境に対して、複数人の職員が改善を求めることで説得力が増し、業務の見直しにつながるかもしれません。
無理のない範囲で、現在行っている業務の効率化を目指してみましょう。毎日行うルーティンワークや書類作成で短縮できそうな部分はないか、改めて考えることによって効率化につながるヒントが見つかるはずです。
同じ病院内でも部署が違えば、業務内容や求められるスキル、職場の雰囲気は異なります。忙しさだけでなく、現在の部署が自分に合わないと感じる場合、部署の移動を考えてみるのも手です。
特に、人間関係の悩みはすぐに改善するのが難しいですが、今の所属から離れることは解決策の一つだといえます。
身体的・精神的に辛くて自分ではどうにもできないと感じたら、限界に達する前に休職を検討してください。心身が疲弊しきっている状態では、正常な判断は難しいといえます。休職することで、一度十分に休んで回復し、立ち止まって今後のことを考える時間ができるかもしれません。
休職から復帰する際、同じ職場で働き続けることが難しい場合は、部署の移動や勤務形態の変更、転職を申し出ましょう。
忙し過ぎて「看護師の仕事を続けられないかも」と思ったら、一度現在の職場を客観的に見直すことがおすすめです。職場を変えることで、自分が働きやすい形で看護師を続けられる可能性があります。
仕事を辞めたいと思ったときは、勤務している職場の労働環境は適正なのかを再確認してください。以下に、特にチェックしてほしいポイントを4つ挙げます。
上記のポイントが守られていない職場は、労働環境が適正でない可能性が高いといえます。改善の見込みもない場合、労働環境が整った職場への転職を検討しましょう。
自分の職場を客観的に確認するのは難しいという方は、ほかの職場で働く看護師や転職アドバイザーに相談するのがおすすめです。
レバウェル看護に職場の環境について相談した看護師の体験談である、「【体験談】職場の不満を聞いてほしい…レバウェル看護は相談のみの利用にも対応!」の記事も参考にしてみてください。
忙しくて辛いことを理由に看護師を辞めようか考えている方は、まずは職場の転職を考えることがおすすめです。同じ看護師の仕事でも、職場や科によって忙しさや負担感は異なるため、今より働きやすい職場が見つかる可能性があります。
さまざまな環境で経験を重ねることは、看護師としての成長につながるはずです。
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看護師の残業の実態とは?時間外労働の平均時間や少なめの転職先を紹介
ここでは、比較的ゆとりを持って仕事ができる職場に転職したいと考えている看護師に役立つ転職のポイントを解説します。
転職活動の際は、自分が職場に求めるものを明確にしておくことが大切です。キャリアプランや強み、理想の働き方を自己分析し、それをもとにすれば希望条件が絞り込めてくるはず。自分の希望を明確に持っておけば、より自分に合った転職先を見つけられる可能性があります。
自己分析のやり方が分からないという方は、転職に役立つ自己分析の方法を紹介した記事「看護師の自己分析のやり方とは?転職成功に必要な理由を踏まえてご紹介!」をご覧ください。
夜勤や残業が少ない職場、業務の負担が軽めの職場は、比較的穏やかなペースで働けると考えられます。それぞれ具体例を挙げて紹介していきます。
職場にもよりますが、夜勤や残業が少ない傾向にある科は、時間にゆとりを持って働けると考えられます。夜勤や残業が比較的少ない科の例は、以下のとおりです。
眼科は日帰りで処置を行うことがほとんどのため、基本的には夜勤がありません。精神科や心療内科は完全予約制のクリニックも多く、残業が少なめな職場もあります。
夜勤や残業が少なければ自分の時間を確保しやすく、休息や趣味といった時間を充実させられるでしょう。仕事とプライベートにメリハリをつけたいという方におすすめです。
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患者さんへの生活介助や処置などの業務が少ない職場は、日々の業務負担が軽く、穏やかなペースで働ける可能性があります。
検診・健診センターや献血ルームは検査や採血のような決まった業務を行うため、臨機応変な対応が苦手だという方におすすめです。
保育園に勤務する看護師の役割は、園児の健康管理や病後児保育、ケガの応急処置などです。手が空いているときは保育の補助的な業務も行います。
上記の職場は、一般的な病院での勤務とは異なる知識や技術、コミュニケーション方法が必要とされる場合もあるため、事前に確認しましょう。
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看護師が夜勤なしで働ける職場を紹介!日勤のみの平均年収や転職ポイントも
ここでは仕事の忙しさにお悩みの看護師が抱える疑問に対し、Q&A形式でお答えします。
看護師が特に忙しいといわれるのは、急激に気温が下がることで体調を崩しやすい12月~1月や、職場の人事異動や入職者の増える3月~4月などが挙げられます。また、夏場は水難事故や子どもの長期休みによる怪我が増える時期といえるでしょう。多忙な時期は診療科や部署によって異なるため、気になる方は応募先の特徴をチェックしてみてください。
病棟の場合、朝食や夕食の前後の時間帯が忙しくなります。準備や食事介助、配薬など、決まった時間内で多くの業務をこなす必要があるためです。病棟看護師の1日の仕事の流れについては、「病棟看護師の役割や1日のスケジュールとは?診療科目別に仕事内容を紹介」の記事で詳しく紹介しています。クリニックは診察の準備や診療開始直後の患者さんの対応があるため、朝の時間帯が忙しくなりやすいようです。診療時間が終わる直前に来院が続き、対応に追われることもあります。
看護師が忙しい理由には、「業務量が多く人手不足の場合がある」「職場によっては夜勤も含め24時間体制の看護を行う必要がある」などがあります。また看護師は、人の生死に関わるためミスできないというプレッシャーを感じたり、患者さんやほかの職員との人間関係に気を遣ったりと、精神的な負担も大きい仕事です。
忙し過ぎて辛いときは自分を追い込まず、上司に相談して改善を求める、部署異動や転職を考えるなど、働く環境を変えられないか検討しましょう。転職の際は、忙しいといわれる職場と比較的ゆとりがある職場の特徴を確認し、自分に合った働き方ができる職場を探してみてください。
「忙しい職場から転職したい」「自分の希望に合う職場が分からない」という方は「レバウェル看護」に相談してみませんか?「レバウェル看護」は看護師に特化した転職支援サービスです。キャリアアドバイザーがあなたの自己分析をサポートし、希望の条件にマッチする求人を紹介します。忙し過ぎる職場から転職したいとお考えの方は、ぜひ「レバウェル看護」をご活用ください。
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