
「社会人から看護師になると後悔する?」と気になる方もいるでしょう。看護師を目指すのに基本的に年齢制限はありませんが、資格取得には数年間看護学校に通う必要があります。
この記事では、社会人から看護師を目指す人が後悔するかもしれない要素や看護資格を取って転職するメリット、なる方法を解説します。社会人から看護師なって後悔しないためのポイントや先輩看護師さんの声も紹介していますので、参考にしてみてください。
「想像以上に激務だった」「資格を取るまでの負担が大きかった」といった理由で、社会人から看護師になったことを後悔する人もいるようです。ここでは、社会人から看護師を目指し、働く際に悩む・後悔する点をまとめています。
看護師になるまでには、学費の用意や学校入試・国家試験の勉強と大変なことが多々あります。また、看護学校に入学した後は、勉強と並行して、短くない期間の看護実習を何度も乗り越えることが必要です。社会人になってからの勉強や実習が、辛いと感じる人もいるでしょう。
辛い勉強や実習を乗り越えてようやく看護師になれても、希望していた診療科や病棟に配属されるとは限りません。中には、苦手意識がある診療科に配属される場合もあるでしょう。「自分がやりたかったことじゃない」と後悔する人も。しかし、初めは希望する診療科に配属されなかったとしても、経験を重ねれば異動を希望することもできます。
看護師の仕事は忙しいと頭で理解していても、実際に働いてみると想像以上の激務だったと悩む人もいます。人手不足により負担が大きかったり、不規則な勤務で疲れが取れにくかったりなど原因はさまざま。特に、新人看護師のうちは仕事に慣れていない分、精神的に疲れてしまう可能性もあるでしょう。
今まで日中に働いていた社会人は、看護師の夜勤になかなか慣れずに悩むこともあるかもしれません。夜勤は、睡眠の質の低下による疲労感や、生活リズムが乱れることによる心身のストレスに繋がります。睡眠不足で体調を崩しやすい方は、慣れるまで夜勤の回数を調整してもらうといった対策も検討しましょう。
夜勤が不安な方は「看護師が夜勤の生活リズムを整えるには?過ごし方と疲れを取るコツを解説!」も参考にしてみてください。
看護師の中には、職場の人間関係に悩む人も少なくないようです。看護師の人間関係が悪化する要因には、「多忙で気持ちに余裕がなくなりやすい」「閉鎖的になりやすい職場環境」といったものがあります。医療業界・看護業界の独特な文化に慣れず、戸惑うこともあるでしょう。転職後の人間関係が心配な方は「看護師の人間関係が良い職場とは?転職の判断基準や求人選びのコツを解説」もチェックしてみてください。
看護師の業務量は多く、職場によっては残業が必要になることもあります。残業で帰宅時間が遅くなってしまったり、夜勤で生活リズムがズレてしまったりして、家族や友人と過ごす時間が少なくなる可能性も。また、人手不足から、希望通りの休みが取りにくい状況になってしまっている職場も中にはあるようです。
社会人経験があることで、ほかの新人看護師よりも仕事ができると思われてプレッシャーに感じる場合もあるかもしれません。失敗できないと自分を追い込んだり、注意されて過度に落ち込んでしまったりする人もいるでしょう。社会人経験があったとしても、看護師としては新人のため失敗することはあります。悩んだときは信頼できる先輩や同僚に相談してみましょう。
借りた奨学金を返すために、職場を辞めたくなっても辞められずに後悔するケースもあるかもしれません。いわゆる「お礼奉公」という、一定期間その職場で看護師として働くことを条件に、奨学金の返済が免除・病院が返済を肩代わりしてくれるといった制度がある病院に就職する看護師もいるでしょう。
そうした制度を利用していた看護師が途中で退職する場合、働いた期間分を抜いた返済額の一括支払いを求められることも。病院によって対応は異なりますが、奨学金の返済という経済的な負担を考えると、なかなか辞められないと悩む看護師もいます。
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「社会人から看護師になって後悔しないか心配」という方は、看護師になるメリットもチェックしてみましょう。
看護師は、人の命や健康を守る仕事です。人を助け、社会に貢献しているというやりがいが、看護師として働くモチベーションになるでしょう。患者さんやそのご家族から感謝されることもあり、「看護師になって良かった」と感じる場面も。看護師は対人コミュニケーションの機会も多い職業のため、今までの社会経験を活かせるかもしれません。
看護師は需要が高く人手不足で、求人の数が比較的多い状況です。そのため、看護師資格を取って着実に経験を積んでいけば、安定して働き続けられることに繋がるでしょう。求人が多く出ていれば転職のチャンスが得られやすく、勤務先の選択肢も広いことから、経験を積みながら自分に合った職場を探すことも可能です。
レバウェル看護の独自調査(2024年3月)によると、看護師の平均月給は32万9,817円、平均ボーナスは77万4,069円で、平均年収は約473万円です。(月給×12+ボーナスで算出)
職場や働き方にもよりますが、高水準の給与で働けるメリットは大きいでしょう。高給与を目指したい場合は、夜勤に入るとその分の手当がプラスされます。
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看護師になることに、年齢制限はありません。何歳からでも目指せますが、看護師の国家試験を受験するには、まず看護系大学や看護専門学校といった看護師養成所に入学して卒業することが必要です。以下は、主な看護師の教育課程の種類をまとめたものになります。看護学校の種類によって、修了までの年数も異なるため、確認してみてください。
| 最終学歴 | 高校卒業以上 | 中学校卒業 | ||
| 看護学校の選択肢 | 看護大学 | 看護短期大学 | 看護師養成所(看護専門学校など) | 5年一貫看護師養成課程校 |
| 修了までの年数 | 4年 | 3年 | 3年または4年 | 5年 |
参考:日本看護協会「看護職になるには」
教育課程を修了後は、看護師の国家試験を受験するという流れです。国家試験に合格し、看護学校を卒業すれば、看護師として働けるようになります。
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社会人になってから看護師を目指す場合は、看護学校の社会人入試制度を利用するのがおすすめです。社会人を積極的に受け入れている看護学校では、一般入試だけでなく社会人入試を行っています。
社会人入試では学力テストはなく、小論文と面接を行う学校が多い傾向です。現役の学生と肩を並べて一般入試を受けるのは、社会人にとっては不利になる可能性が高いため、社会人から看護師を目指す場合は社会人入試を行っている学校を選ぶと良いでしょう。
独自の奨学金制度や、学費の減免・援助を行っている看護学校もあります。学費の納入回数を配慮してくれる場合もあるため、一括の納入が難しい場合は学校に相談してみましょう。
入学する学校によっては、教育訓練給付金を受け取れるケースもあります。雇用保険の加入期間といった条件をクリアしている人は、給付対象になる可能性があるため、活用を検討してみてください。
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ここで、社会人から看護師になった方の転職体験談を紹介します。社会人から看護師を目指して、転職するかどうか迷っている方は参考にしてみてください。
Mさんは、自身が入院したときにケアをしてくれた看護師に憧れて、34歳で看護師免許を取得。看護学校を卒業後は、学校に薦められたリハビリ病院へ入職しました。しかし、十分な教育を受けられず、患者さんとのコミュニケーションもほとんどない職場に悩み、「レバウェル看護」に相談します。「じっくりと患者さんに向き合う看護がしたい」と話すMさんですが、同時に早期退職することに罪悪感を持っているようでもありました。キャリアアドバイザーはMさんの気持ちを受け止め、希望を持って社会人から看護師を目指した努力が活かせるよう、キャリアについて何度も話し合いを重ねました。
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34歳で看護師デビューしたのに雑務ばかり…理想の看護師になるための転職
次は、一般企業に勤めながら救急救命士を目指していたTさんの体験談です。Tさんは30歳まで公務員試験に合格できなかったため、看護師として救急分野を目指すことにしたといいます。看護専門学校を卒業後は急性期病院に就職しますが、サービス残業が当たり前で有給休暇も取りにくい労働環境に疑問を抱えるように。職場に訴えても改善されず、病院を退職して「レバウェル看護」に相談します。キャリアアドバイザーは、看護師の労働環境は改善されるべきだと考えるTさんの熱意を知り、懇意にしている病院に事情を話してみることにしました。
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会社員から看護師になるも、労働環境が疑問で早期退職。見つけた打開策とは
レバウェル看護【公式】Instagram (@levwell_kango)では、看護師さんを対象に「社会人から未経験で看護師を目指す人に伝えたいことは?」というアンケートを実施しました。以下に、全回答の中から一部を抜粋してご紹介します。
「社会人から未経験で看護師を目指す人に伝えたいことは?」
レバウェル看護【公式】Instagram (@levwell_kango)
・報告!連絡!相談!1人で解決しようとしないこと!周りに頼りながら!!
・しんどいけど、資格は必ず助けてくれるから頑張れ
・スタートが遅い分同期と差がつくように学生の間は勉強してください!社会経験は強みになります!
・周りと比べないで!自分のペースで!今日はできなくても明日はできるかも!
・言われたことは素直に聴く
・合わないと思ったらすぐに場所変える。耐えるのは心が終わる
・常に謙虚な気持ちを忘れず!実習中はとにかく笑顔、疑問点はそのままにせず解消していく!
以下では、社会人から看護師を目指す人が、後悔しないためにできることを解説していきますので、おさえておきましょう。
看護師を目指す前に、資格取得までにかかる費用や時間をチェックし、準備を行いましょう。国公立の4年制の看護学校だと約150万円~200万円ほど、私立の4年制看護大学の場合は約300万円~500万円以上の学費がかかるといわれています。奨学金制度を利用しても、ある程度の金額は必要です。また、看護学校に通うための時間も必要なため、現在の仕事との兼ね合いも考える必要があります。
看護師として働く職場を探す際は、自分が働きやすい環境の求人を見つけましょう。教育体制や人員が充足しているかどうか、日々の残業時間はどのくらいかといった、詳しい情報まで集めることが大切です。未経験での就活の際は、看護師求人を探すのに不慣れなため、転職エージェントを活用することをおすすめします。
看護師を目指す前に、余裕があれば看護助手として働いてみるのも良いかもしれません。看護助手は、看護業務の補助的な仕事を担います。看護現場を実際に近くで見られるため、「自分は看護師に向いているか分からない」と悩む方は、看護助手でまずは試してみるのもおすすめです。看護助手に資格は不要なため、求人に応募して採用されればなれます。
分からないことや悩みがあるときなど、すぐに相談できる先輩や同僚がいれば働きやすいでしょう。一人では解決できないことでも、先輩や同僚の助言で解決に向かうことがあります。また、仲の良い上司を作ることで、辛い風当たりを和らげることもできるかもしれません。自分自身で居心地の良い人間関係を作ることは、重要なことだといえます。
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社会人からなることを目指し、実際に看護師として働けるようになったものの、「辞めたい」と後悔することもあるかもしれません。この項では、看護師の仕事に悩んだときの対処法を紹介していきます。
看護師になって仕事で悩んだ際は、まずは信頼できる先輩や同僚に打ち明けてみましょう。悩みは1人で抱え込まず、誰かに話して相談してみると気持ちが軽くなりやすいといえます。同じ職場で働いている先輩や同僚なら、共感される悩みもあるでしょう。また、同じ道を通ってきた先輩から、アドバイスをもらえるかもしれません。
後悔を感じたら、自分がなぜ看護師を目指そうと思ったのか、原点を振り返ってみましょう。日々の大変な業務に追われて、自分がしたかったこと・目指したい看護師像が見えなくなってしまっているかもしれません。改めてキャリアプランを立てて、目標のために今自分がするべきことを考えてみてください。
人間関係や業務が辛く退職したいと思ったら、看護師を辞める前に一度職場を変えてみることをおすすめします。看護師が働く環境は職場によってさまざまです。今とは違う環境に身を置くことで、自分らしく働けたり、したかった看護に出会えたりするかもしれません。看護師が働く環境を変えてみる手段としては、転職や部署異動があります。
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看護師1年目が辛い時期や理由を解説!乗り越え方や転職成功のポイントも
ここでは、社会人から看護師を目指す人によくある疑問について、Q&A形式でお答えします。
看護師になるという強い意志や前準備が必要不可欠です。看護師になるまでには学費や勉強、資格試験と困難なことが多々あります。看護師を目指す前に、看護助手の仕事を経験して、適正があるかどうか見定めるのもおすすめです。詳しくは、記事内の「社会人から看護師になって後悔しないためにできること」をチェックしてみてください。
最終学歴が高校卒業以上の方の場合、看護短期大学か看護専門学校で3年の教育課程を修了し、国家試験に合格するのが一般的な最短ルートです。看護学校に入学する際は、社会人入試を受ければ、学力テストなしで受験できるため社会人にとっては受けやすいでしょう。詳しくは、記事内の「年齢制限はある?社会人から看護師を目指す方法」を確認しましょう。
看護師を目指すのに年齢制限はありません。実際に40代から看護師の資格を取り、働き始めた方もいます。ただし、看護業務は体力が必要です。数年経験を積むまでは、病棟で夜勤をこなす必要があるケースも多いことを頭にい入れておきましょう。看護師を目指す前に看護助手として働いてみて、仕事が自分に合っているか探ってみるのもおすすめです。「「社会人から看護師になりました!」40代、50代で看護師資格を取った体験集」も参考にしてみてください。
社会人から看護師になる人もいます。看護師を目指すのに、基本的に年齢制限はありません。しかし、実際に働いてみると「想像以上に激務だった」「看護師ならではの働き方に慣れない」「希望していたような看護ができない」などの理由で後悔してしまうケースもあるようです。看護師の資格を取得するまでには、少なくない時間と費用がかかります。「看護師として働いてみたい」と思ったら、まずはキャリアプランを立て、充分な準備をすることが大切です。余裕があれば、看護師を目指す前に看護助手として働いてみるのもおすすめ。実際に看護師はどのように働いているのか、間近で体感できます。
「看護師になって働いていけるか不安」とお悩みの方は、「レバウェル看護」に相談してみませんか?「レバウェル看護」は、看護師に特化した転職支援サービスです。
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