お電話でカンタン登録

0120-963-668

受付時間:9:00-21:00 (土日祝除く)

新卒の看護師はクリニックで働けるのか?クリニックと病院の違いを解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1589_top.jpg


「クリニックに就職したいけど新卒看護師は働けるの?」「クリニックに就職後、転職で不利にならない?」そんな不安を解消するにはクリニックと病院の違いを理解することが大切です。このコラムではクリニックで働くメリット・デメリットを解説しています。


病棟勤務に不安があるため、クリニックで働きたいと考える看護学生は少なくありません。その一方で、病院に転職する際に不利になる、キャリアの選択肢が狭まってしまうと心配する人もいるのではないでしょうか。
当コラムではクリニックと病院の違い、新卒の看護師がクリニックに就職するメリット・デメリットを解説しています。クリニックのメリット・デメリットを理解したうえで、クリニック勤務の道に進むのか今一度考えてみましょう。

新卒の看護師でもクリニックで働くことができるか


新卒の看護師は看護経験を積むために病院に就職することが一般的で、転職の際にも病棟経験を求められることがあります。そのため、クリニック勤務を希望する新卒の看護師が少ないのが現状です。しかし、新卒でもクリニックで働くことは不可能ではありません。
看護技術の習得に不安がある場合は、クリニックの先輩看護師に積極的に質問したり、外部研修を受けることでカバーできる部分もあるはずです。
また、求人サイトで「新卒 クリニック」のキーワードで検索すると多くの求人を見つけることができます。即戦力を欲しているクリニックも多いですが、求人に新卒でも可能と記載がある場合は、サポート体制が整っているクリニックであることが多いので、安心して応募することができるでしょう。

病院とクリニックの違い


病院とクリニック.jpg


病院とクリニックの具体的な違いについて解説していきます。

仕事内容


病院とクリニックの基本的な仕事内容は、外来の診療補助業務に限ればそれほど変わらないといって良いでしょう。ただし、以下のような違いがあります。

病院では、新卒看護師は病棟勤務からスタートするのが一般的です。入院患者の補助、ナースコール対応、巡回などの業務や救急患者重症患者の対応など、病棟ならではの業務を行います。

クリニックでは、基本的に医師の診療補助業務が必須といえるでしょう。また、クリニックでは心電図やレントゲンといった検査業務が加わることもあります。医療器具の洗浄、薬品や器具の発注、クリニック内の掃除、受付、電話対応といった雑務や事務作業など幅広い業務を担当することもあるでしょう。

教育制度


病院は院内研修が充実していることが多い傾向があります。マンツーマンで指導を行うプリセプター制度は、病院などの多数の看護師が在籍している環境だからこそ導入可能な制度といえるでしょう。また、基本的に病院は一度に多くの人員を採用するため、同期が多く、新人研修会などでお互いの意見や情報交換もしやすい環境です。そのため、病院はスキルアップやキャリアアップを目指している方におすすめといえるでしょう。

クリニックは小規模でスタッフの人数も少ないため、研修制度が整っていない職場が多い傾向があります。技能を習得するのではなく、看護師として培ってきた技能を活かす場が多いといえるのではないでしょうか。しかし、上記の通り、新卒の看護師を受け入れているクリニックもあります。あなたの条件に合うクリニックを探してみてはいかがでしょう。

福利厚生


病院は、クリニックよりも福利厚生が充実している傾向です。託児所・保育所、寮を完備している病院、資格取得の支援をしてくれる病院が多数あります。社会保険も完備しているのが一般的です。また、保養所やレクリエーション施設を保有している病院もあります。

クリニックは病院と比較すると福利厚生はあまり充実していない傾向があるかもしれませんが、大きな法人が運営しているクリニックでは病院と変わらない福利厚生を備えているところもあるので、応募前にしっかりと情報を確認しましょう。

休日休暇


病院は連休や決まった曜日の休みは取りづらいといえるでしょう。しかし、多数の看護師が在籍している病院なら、カバーに回れる人員も多いので、急用や体調不良などでの休みは取りやすい環境といえるのではないでしょうか。

クリニックは土曜日は午前診療のみであったり、日曜は休診であったりすると、病院よりも規則的に休みを取ることができる環境といえるでしょう。また、日勤の求人が多く、ワークライフバランスも確保できます。しかし、看護師の数が少ないクリニックでは、急用や体調不良などでの休みは取りづらいかもしれません。

クリニックで働くメリット・デメリット


メリット・デメリット.jpg


病院との違いがわかったところで、次はクリニックで働く際のメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット


・患者の急変や重症患者への対応がないので、精神的にゆとりが持てる
・夜勤業務がない、もしくは少ない
・規則的な休暇が取りやすい
・人数が少ないので、協調性が高まりやすい

クリニックは命を左右するような症状の方が来ることは少ないので、精神的なプレッシャーを感じることは病院勤務よりは少ないでしょう。また、病院よりも規則的な勤務時間・休日で働けることが多いので、プライベートな時間を充実させたい方に合った職場といえます。

デメリット


・看護スキルの習得が難しい
・事務作業や雑用が多い
・当日の休みが取りづらい
・人間関係で揉めると気まずい
・退職金がない場合がある

クリニックは研修制度が充実していないことも多く、病棟に比べ総合的な技術は身につきにくいので、看護スキルを習得していきたいなら、自身で積極的に学ぶ必要があるといえます。また、転職の際は経験が少ないと見なされ不利になってしまう可能性もないとはいえません。
さらに、クリニックは事務作業や電話対応など、看護業務以外の仕事を覚えなくてはいけないことがあります。クリニックによっては病院での勤務より忙しい可能性もあるので、しっかりと下調べを行ってから応募しましょう。また、代わりに出勤してくれる看護師が少ないので体調管理に努めることが重要です。
また、同じクリニックで働くスタッフに苦手な人がいる場合、スタッフの人数が少ないのでシフトが被ることが多くなってしまう可能性もあるので注意しましょう。

新卒がクリニックに就職する方法


診療科.jpg


クリニックに就職する方法は大きく分けて2つあります。
ひとつは、求人サイトやハローワーク、就職・転職エージェントサイトを活用する方法です。
上記でも述べたように、「新卒 クリニック」のキーワードで検索すると多くの求人を見つけることができます。あなたが働きたいと考えている地域でもクリニックの求人が見つかるのではないでしょうか。就職・転職エージェントサイトではアドバイザーがアドバイスや条件に合う求人を紹介してくれるので一度相談してみるのもいいかもしれません。

もうひとつは、クリニックやクリニックの公式サイトの求人情報を活用する方法です。
クリニックや看護学校に求人が貼ってあったり、公式サイトに求人情報がある場合があります。実際に行ったことのあるクリニックであれば、医師や看護師の人柄がわかっていることもあるので、安心して応募できるのではないでしょうか。
就職エージェントを活用する方法とは異なり自分で希望の求人を探すことになるので、条件や新卒でも応募が可能かどうかはしっかり確認しましょう。

診療科目ごとのクリニックの求人・仕事内容の違い


クリニックの求人・仕事内容の大まかな違いについて、診療科目ごとに紹介していきます。新卒の就職や、就職したあと転職をするときの参考にしてください。

内科


内科は施設数が多い傾向にあるため、多くの求人が期待できるでしょう。その分、別のクリニックへ転職するときの選択肢も多いので、クリニックで看護師のキャリアを始めたい方に適しているといえるのではないでしょうか。

皮膚科


皮膚科は乳幼児から高齢者まで幅広い年代の患者さんが来院する診療科目といえるでしょう。そのため、老若男女問わずさまざまな世代の患者さんと関わりたい人に向いているのではないでしょうか。また、皮膚疾患のできる場所や症状によっては処置の際、羞恥心や痛みを感じることがあるので、患者さんへの配慮が必要です。

整形外科


整形外科特有の業務は入職後に指導があることが多いので、転職時に整形外科が未経験の方でも活躍しやすいといえるかもしれません。整形外科はスポーツ医療を中心に行っている、高齢者の治療を中心に行っているなど、クリニックごとに特色があるので、興味のある分野のクリニックの求人を探しましょう。

美容外科・美容皮膚科


美容外科や美容皮膚科も未経験で始めるスタッフが多いので、研修制度が充実している傾向があります。また、予約診療制のクリニックが多く、時間の管理がしやすいので自習しやすい環境といえるのではないでしょうか。看護師にも営業ノルマが課せられるクリニックもあるので、事前に求人募集の要項をよく読み、業務内容を確認しておきましょう。

耳鼻咽喉科


耳鼻咽喉科は検査の種類が多く、比較的専門性の高い診療科目となっています。しかし、基本的な看護スキルを有していれば就職可能なクリニックもあるので条件に合う求人を探してみましょう。その場合、専門的なスキルは入職後に覚えていくことになります。専門的な知識は今後、転職を考えた際に有利になるでしょう。

病院とクリニックの違い、クリニックで働くことのメリット・デメリットについて解説しました。
上記で紹介した通り新卒の看護師がクリニックに就職するという選択肢を取るのは不可能ではありません。しかし、いくつかデメリットがあることも事実です。以上を踏まえて、あなたがなりたい看護師像を描いて、就職活動に臨んでみてはいかがでしょう。