
「看護師は何歳まで働けるの?」と気になる方も多いでしょう。看護師は免許があれば、働き続けられる仕事です。
この記事では、何歳まで働けるのか悩む方におすすめの職場や新しい職場への転職方法を解説します。
看護師は免許があればずっと働き続けられる仕事であり、経験豊富な60~64歳の看護師は増加傾向にあります。ここでは、「年齢を重ねた看護師は何歳まで働けるか」といった疑問を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
看護師の働く場は一般的な職場と同じく、定年を60歳または65歳にした職場が多いですが、年齢が上がっても看護師として働いている人は多いといえます。厚生労働省の「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況(P11)」によると、60歳以降も看護師として働き続けている人の数は、以下のとおりです。
| 年齢 | 看護師数 |
| 60歳~64歳 | 8万4,049人 |
| 65歳~69歳 | 3万9,969人 |
| 70歳~74歳 | 1万4,682人 |
| 75歳~79歳 | 3,818人 |
| 80歳~84歳 | 608人 |
| 85歳以上 | 355人 |
参照:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況(P11)」
70代で看護師として働いている方の数は、18,500人。80歳を超えても現役で看護師を続けている方も、600人ほどいます。看護師は、豊富な経験やスキルを活かし、生涯現役として活躍し続けられる仕事といえるでしょう。
看護師資格には年齢制限がないため、何歳になっても働くことができます。そのため、経験を活かして長く働く方も多くいます。厚生労働省の「看護師等(看護職員)の確保を巡る状況(P3)」によると、2008年に全体の3.1%を占めていた60~64歳の看護師の構成比率が、2020年には6.8%に上昇しています。看護師は経験を活かせるキャリアプランであれば、転職も可能です。ライフスタイルに応じたキャリアプランを考えておきましょう。
看護師は年齢制限がなく長く働ける職業とはいえ、ずっと同じような働き方をするのは難しいものです。ここでは、看護師としてのキャリアを継続するうえでの悩みを解説します。
看護師が何歳まで働けるか悩む理由には、体力の変化に伴う不調をコントロールしにくい点が挙げられるでしょう。看護師の仕事は年齢制限がないとはいえ、年齢を重ねるにつれ、夜勤の疲れが取れにくくなることも。急変対応や急性期の患者さまへのスピード感のある対応など、体力面で負担を感じることもあるでしょう。
年齢を重ねるにつれ、最新の医療機器や薬剤などの勉強についていけないと悩む看護師もいるかもしれません。医療業界では、薬剤や医療機器など新たな情報が飛び交います。患者さまに最適なケアを提供したり、ご家族に安心感を与えるには、最新の医療情報の勉強が必要です。
自分の病気や家族の介護などで働き方を変えたい看護師もいるでしょう。40代、50代など年齢を重ねるにつれ、周囲の状況も変わります。家族の介護が必要になったり、自身の持病が悪化したりすることは、何歳まで働けるかを考えるきっかけになるでしょう。
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ここでは、「求人の年齢制限や何歳まで働けるだろうか」といった不安を抱える看護師向けに、「年齢を考慮する」「強みを活かす」「人脈を築く」などの転職方法を解説します。
年齢を重ねるにつれ、自分に合った環境の職場に転職することで心身ともに健康に働き続けられます。日本看護協会の「2021年看護職員実態調査(p.40)」を見ると、40~60歳以上の看護師の勤務場所は、「病院」「看護系教育研究機関(養成所や大学など)」「訪問看護ステーション」「診療所」の順に多くなっています。いずれの年代も、病院が半数以上を占めるものの、50代を過ぎると全体の約4割の方は病院以外の働き方を選択しているようです。
もし、年齢に合った働きやすい職場を探されている場合は「レバウェル看護」にご相談ください。個人では見つけられないような求人も、キャリアアドバイザーがあなたの経歴に合った職場をご紹介いたします。転職が確定していなくても、相談のみのご利用でも大丈夫ですので、キャリア相談としてご活用ください。
年齢に応じた強みを活かせそうな職場を選ぶことも大切です。看護師は、年齢に応じて、一般的に以下のようなスキルが身についていると判断されやすいといえます。
意欲や即戦力として期待される20~30代に比べ、40代~50代は部署や組織など、より全体を見た動きを期待されます。年齢制限が設けられていない求人であれば、年齢を重ねているからこそ、「リーダーや管理職を担える」「高い専門知識があること」などの点をアピールして転職をするのも一つです。
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看護師が50代からの働き方を考えるには?定年後を考慮した転職方法
退職までに過去の勤め先や前職の同僚などとのつながりを大切にしたり、セミナーなどで人脈を広げたりしておくことで、いざというときに転職に有利になる場合があります。自分の仕事ぶりを理解してくれている知人からの紹介であれば、得意分野や興味を活かせ、長く働ける職場の可能性も高いでしょう。知人を介することで、年齢制限がある求人でも挑戦への意欲を伝えやすいことも。
年齢の不安を感じる方は、体力や生活の変化などに応じて、以下のような体力面や精神面での負担が少ない職場に転職するのも手です。
病院の外来や健診・検診センター、デイサービスは基本的に夜勤がありません。訪問看護では夜間はオンコールで対応することが多く、介護施設の夜勤は施設のタイプや職場によって異なります。健診・検診センターは予約制なので突発的な業務がほとんどありません。介護施設は健康管理が中心で容態が比較的落ち着いていることが多いので、年齢制限なく働きやすい傾向にあります。
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ここでは、年齢を重ねながら長く働きたい看護師ができる工夫を紹介します。定年退職後のキャリア形成やプライベートの過ごし方が不安な方は、ぜひご一読ください。
長く働くなかで、自分の仕事の能力に自信がなくなることもあるかもしれません。そうした際は、以下のような工夫で仕事を進め、自信を積み重ねましょう。
上記のセルフマネジメントを意識することで、精神的にも健やかに長く働けるでしょう。
幅広い年代の人ともコミュニケーションを取ることは、長く働くうえで大切です。年齢を重ねるにつれ、同世代の看護師は少なくなっていき、自分より年齢が若い上司の指示に従うことも増えてきます。自分より下の世代の看護師や多職種のスタッフとも良好な人間関係を築いた経験は、将来の転職に活きるはずです。
定年後も見据えて長く働き続けるためには、健康管理に気をつけたり、体力作りをしたりしておくのも一つ。年齢とともに体力は低下するので、現在は問題なく進められる仕事を50代や60代になった際に同じペースでこなせるとは限りません。求人の年齢制限だけでなく、自身の健康問題でチャンスを逃さないためにも、規則正しい生活やバランスの整った食事や適度な運動を心がけ、将来の転職に備えておきましょう。
ここでは、転職活動によって看護師のキャリアを続けることに成功した方の事例を紹介します。
急性期で10年以上勤務してきたTさんは、40歳を境に退職。負担が少ない職場を探すためにレバウェル看護に相談がありました。クリニックの常勤を希望していましたが、他社から紹介された有料老人ホームの条件の良さが決め手となり入職。しかし、1ヶ月後にTさんから「聞いていた条件と違い、持病が悪化したので退職した、とご連絡がありました。「点滴や採血が少なくて寂しかった」と語るTさんに、体力の負担が少ない健診センターをあらためてご提案し、入職が決定。転職後は持病の症状も軽減し、いきいきと働けているようです。
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無理なく働ける職場を探したい!転職失敗で気付いた本当にやりたい仕事とは
看護歴35年のAさんは、クリニックで勤続20年のベテラン看護師です。現在の勤務を65歳まで続けることに体力的な不安を感じ、レバウェル看護へご相談くださいました。しかし、Aさんの希望する年収や条件をクリアする求人がなかなか見つかりませんでした。通勤距離を少し広げさせてもらい探してみると、「59歳までの入職ならば、60歳以降も嘱託社員として勤務可能」という施設が見つかります。給料の交渉でも良いお返事をいただけ、Aさんはその施設に入職することに。Aさんに入職後の状況を確認すると「先のことを心配せず安心して働けている」とのことです。
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定年後や定年間近でも収入を下げたくない…転職を成功させた看護師求人の見つけ方
ここでは、看護師が何歳まで働けるか気になっている人によくある質問について、Q&A形式で回答していきます。
定年を迎えたあとも看護師を続けるには、「別の職場に転職して再就職する」「現在の職場に再雇用してもらう」といった方法があります。再就職では希望条件に合わせた職場を選べるのがメリット。「50代」「シニア歓迎」などで検索すると、短時間勤務のパートといった求人も表示されます。再雇用は、定年退職後に同じ職場と再契約を結ぶもの。パートや契約社員として働く場合が多く、慣れた職場で働き続けられるメリットがあるでしょう。
介護施設やクリニックなどは、70歳を定年としているところが多いようです。厚生労働省の「高年齢者雇用安定法」によると、継続雇用制度における再雇用の対象は、65歳までの希望者となっています。70歳までに関しては、雇用側の「努力義務」となっているため、職場によって取り決めが異なるでしょう。気になる求人があれば、定年や再雇用制度について事前に確認してみてください。
男性看護師も女性看護師と同様に、何歳まででも働けます。男性看護師の場合、給料アップやスキルアップのために転職する人も多いでしょう。長く続けやすい環境を求めて、精神科などの男性看護師が多い職場を選ぶ人もいるようです。男性看護師が活躍しやすい職場は、「男性看護師の割合や平均年収は?活躍できる職場、転職のキャリアプランも」の記事内で解説していますので、参考にしてみてください。
看護師の定年後、同じ職場に再雇用される場合、これまでの給料より下がるケースが多いようです。厚生労働省「看護師の年齢階級別平均賃金(役職者含む)」を見ると、看護師の月収は「55歳〜59歳」をピークに下がっています。定年後は、契約社員やパートで雇用契約を結ぶことも多く、賞与の支給がないケースがほとんど。役職に就いていた看護師も定年で役職を解かれるため、手当を見込みにくいでしょう。資金計画を基にキャリアプランを立てておくと安心感につながります。
看護師は免許があれば働き続けられる仕事であり、60~64歳の看護師は増加傾向にあります。無理のない範囲で現在の職場で働いたり、知識や経験を活かして定年後に再就職したりする道があるでしょう。転職時は年齢を考慮した働きやすさを重視したり、強みを活かしたりできそうな職場を選ぶことが重要です。転職の選択肢を広げるために人脈を築いておくのも、大切な準備といえます。
介護施設や病院の外来、健診・検診センターなどは、これまでの経験を活かしながら無理なく働ける環境が整っている職場です。セルフマネジメントや幅広い世代とのコミュニケーションを心がけたり、体力作りに励んだりするなど、長く働くために工夫できることも心に留めながら、今後の働き方を検討してみてください。
転職を決意した場合、「1人では今の生活スタイルやキャリア、希望に合う求人を見つけられない」「年齢の問題で選考対策に不安がある」といった方も多いかもしれません。レバウェル看護では、これまでの経験や実績をふまえ、希望条件や年収をキャリアアドバイザーが代わりに交渉いたします。
レバウェル看護では、応募先とのやり取りや履歴書添削などのサポートも可能です。希望条件を軸に、年齢に応じた働きやすい職場を見つけられるよう伴走いたします。求人情報は、 LINEやメールで受け取れますので、この機会にぜひご活用ください。
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