40代で看護師を辞めたい…続けるメリットや異業種転職の注意点を紹介

40代の看護師辞めたい理由や転職の注意点のイメージ

「看護師を辞めたい…」とお悩みの40代の方もいるのではないでしょうか。看護師の仕事は、体力的なきつさや引っ越し、家族の介護などによって退職につながる傾向にあります。この記事では、40代で看護師を辞めたいと感じる具体的な理由や、異業種へ転職する際の注意点をまとめました。また、看護師として活躍し続けるポイントも紹介します。現在仕事を辞めるか考えている方は、ぜひご一読ください。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

40代で「看護師を辞めたい」と感じる理由とは

40代の看護師が「今の仕事を辞めたい…」と感じる理由には、体力的な負担や生活スタイルの変化などが挙げられます。下記で詳しく解説しているので、チェックしてみましょう。

体力的にきつい

看護師の仕事は患者さまの体を支える介助や夜勤業務など体力的にハードなため、疲れが溜まってしまうことで辞めたいと感じる人もいるでしょう。20代や30代のころは乗り切れても、40代になると体力面の負担を感じるケースもあります
「寝ても疲れが取れない」「腰痛が悪化してしまい辛い」など、負担の感じ方は人それぞれであるものの、なかなか改善しないと仕事を続けることが難しくなってしまうでしょう。

職場によってはキャリアアップしにくい

同じ職場で働き続けてもキャリアアップしない場合、仕事に対するモチベーションは下がってしまいます。特に40代になっても待遇や立場、業務内容などに変化がないと、「看護師を辞めたい…」と感じることもあるようです
転職してキャリアアップできるケースもありますが、「40代で新しいことを覚えるのは大変」「転職活動に労力を掛けるなら看護師自体辞めた方が良いのでは…」と後ろ向きになる方もいるでしょう。

看護師を続けていくことに不安になる

人によっては、このままずっと看護師として働いていくことに、漠然とした不安を感じるケースもあります。仕事を覚えることで余裕がなくなりがちな時期を過ぎ、40代になると自身の働き方を見つめ直す人もいるでしょう。経験や年齢を重ねると、「今の仕事にやりがいを感じているのか」「ほかの業界の仕事で自分に合った職業があるのでは」と疑問を抱いてしまうことがあるかもしれません。
現在の職場や仕事に大きな不満は感じていなくても、看護師として今後もずっと働いていくイメージがわかない方もいるでしょう。

家族の転勤や介護など生活の変化

40代を迎えると、家族の転勤による引っ越しや介護など、ライフスタイルの変化があることもあるでしょう。看護師の仕事は職場によって夜勤があったり時間外労働が多かったりするため、生活に変化があった場合に、家庭と両立できないのであれば辞めたいと思うかもしれません。
無理して働き続けたとしても、「自分が体調を崩してしまう」「家族と生活時間がズレてしまう」といった弊害が生じると、退職を考えやすいといえます。

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40代の看護師が仕事を続ける4つのメリットとは

ここでは、40代の方が今後も看護師を続けるメリットを紹介します。「仕事を辞めたい…」「ほかの仕事を探すべき?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.看護師は求人数が多く転職に有利

高齢化や医療技術が進むなか、看護師の需要は高く、求人数も多くあるのが特徴です。また、国家資格が必要な職業であることも、転職に有利な理由といえます。厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分) 参考統計表(p.7)」によると、保健師・助産師・看護師の有効求人倍率は2.16%です。有効求人倍率とは、ハローワークにある求人数を求職者の数で割ったもので、数値が高いほど人手不足となります。

有効求人倍率が1を下回る職種もある一方で、2以上の看護師は需要が高いといえるでしょう。

出典
厚生労働省「一般職業紹介状況(職業安定業務統計)」(2025年5月7日参照)
ハローワークインターネットサービス「厚生労働省編職業分類」(2025年5月7日参照)

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2.身につけた経験やスキルが活かせる

医療技術や知識はアップデートされるものの、看護師として身につけたスキルや経験、実績はどの現場でも活かせます。職場によって業務内容や方針は異なりますが、看護師は専門性の高い職種のため、転職しても築いてきたキャリアは完全に消えるものではありません。
特に40代の看護師は業務に必要な判断力や観察力、コミュニケーションスキルなどをひととおり身につけているため、多くの職場でも即戦力として求められるでしょう。

3.看護師は給与アップがしやすい

看護師は国家資格を持っていることや、夜勤手当の支給などによって給与が高めの傾向にあります。厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の「きまって支給する現金給与額」は36万3,500円という結果でした。全産業の男女計の平均給与額は35万9,600円となっており、データを比較すると看護師という職種自体が比較的安定した収入を得られることが分かります。
そのうえで、「役職に就く」「上位資格を取得する」「規模の大きな病院に転職する」といった方法で収入を上げられるでしょう。

出典
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(2025年5月7日参照)

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4.看護師は年齢に関係なくキャリアが評価される

看護師は経験やスキルが重視されやすい仕事のため、年齢によって「できる仕事が制限される」「キャリアアップできない」といったことは起きにくいといえます。40代の看護師は培ってきた経験が評価され、スタッフの教育や現場のリーダーを任されることもあるでしょう。仕事で実績を残せば、昇格したり希望する部署へ異動できたりする可能性もあります。

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40代で看護師から未経験の職種に転職できる?

40代の看護師も、職種や業界によっては未経験でも転職することが可能です。特に「必須資格のない仕事」「人手不足の業界」などに注目してみると、無資格・未経験でも応募できる求人を見つけやすくなります。

40代の看護師がキャリアチェンジしやすい仕事

ここでは、40代の看護師が転職しやすい異業種の仕事をまとめました。「看護師を辞めたい…」とお考えの方はご一読ください。

事務職

事務職は基本的に必須資格や知識がなく、未経験でも働きやすい職種といえます。また、事務職は残業が少ないうえに土日休みの職場が多いのも特徴です。「夜勤ができない」「家庭と両立したい」とお考えの看護師には適しています。
ただし、経理事務や貿易事務など特定の資格や知識が必要な事務職もあるので、注意しましょう。

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IT関連職

IT関連の職種は未経験でも応募できる企業も多く、40代の方も挑戦しやすい業界といえるでしょう。おすすめなのは、「研修制度が充実している」「資格取得支援制度がある」など、働きながら仕事に必要なスキルや知識を身につけられる職場です。少しでも転職を有利にするには、参考書やアプリなど独自の方法でIT知識を学んでみるのもおすすめといえます。
ただし、職種や企業によっては一定の実績や能力が求められる場合もあるので、応募前にチェックしましょう。

コールセンター

コールセンターは必須資格や経験を問わない求人が多く、40代看護師も働きやすい仕事です。コールセンターは、正社員や派遣社員、パートなど働き方を選びやすいのが特徴。また、業務はデスクワークが中心なので、体力的な負担も少なめでしょう。
「家庭と両立しながら働きたい」「体力に自信がなくハードワークは無理」とお考えの方に適しています。

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サービス業

飲食業や販売、ホテルのスタッフといったサービス業は未経験歓迎の職場が多く、転職を考えている40代の看護師におすすめです。サービス業は人と関わる仕事のため、看護業務で培ったコミュニケーションスキルが活かせるでしょう
基本的には立ち仕事が多いものの、「ある程度は体を動かしたい」「デスクワークには向いていない」とお考えの方には向いています。

介護職

介護職は身体介護や生活上のサポートを行うのが仕事のため、看護ケアを行ってきた看護師は今までの経験を活かせます。国家資格が必要な看護師とは異なり、介護業務は無資格で始められるのもポイントです。資格を取得したい方は、介護職員初任者研修や実務者研修など民間のスクールで取得できるものもあります。
高齢化社会によって介護職の需要は高く、求人数が多いので転職しやすいでしょう。

働き方について相談できます

40代の看護師が異業種に転職する際の注意点

ここでは、40代の看護師が異業種に転職する際の注意点を紹介します。看護師の仕事が辛くて辞めたいと感じている方は、チェックしてみてください。

年収が下がる可能性がある

先述したように、看護師はほかの職種と比較すると給与が高めなので、異業種に転職することで年収が下がる可能性があります。特に40代の看護師は夜勤手当以外にも役職手当を受けていたり基本給が高かったりするケースが多く、未経験の職場に転職することで大幅に収入が下がることもあるでしょう。新しい職場で給与アップを目指すには、慣れない業務で成果を上げる必要があります。

未経験だと採用されにくいことがある

業界や職種によっては、応募条件を「業界経験者」「業務に関する資格保有者」としている場合があり、気になる仕事が見つかっても諦めなければならないケースもあります。専門性の高い職業ほど、そのような傾向にあるようです。たとえ応募条件はなくても、経験者や資格保有者が有利になる求人も多くあるでしょう。
もし転職できた場合でも、就業後に仕事を覚えるのが難しくて悩んでしまう恐れもあります。

転職先の仕事が体力的にハードな場合もある

体力的な負担が理由で看護師を辞めたのにもかかわらず、「転職先の仕事もハードだった」といった可能性もあります。次の職場を近所に限定したり、パートや短期のアルバイトを探したりすると、体力が求められる仕事しか見つからないという事態も考えられるでしょう。「看護業務よりはラクかもしれない」と転職を決めても、実際に働き始めてから体力的にきつく感じてしまう恐れもあります。

40代でも看護師として長く活躍するためのポイント

40代の方が看護師として長く活躍するためには、「ライフスタイルに合っている」「キャリアアップしやすい」といった職場がおすすめです。以下でまとめているので、ご確認ください。

生活スタイルにマッチした職場を見つける

40代の看護師にとって働きやすい職場とは、「生活スタイルが変化しても無理なく勤務できる環境」といえるでしょう。たとえば、看護休暇や介護休暇、時短勤務制度などが取得しやすい雰囲気かどうか、職員を大事にしている職場かどうかを十分に見極めてください
「生活に変化があって夜勤が難しい」という方は、日勤常勤に切り替えることも一つの方法です。家族の転勤が多い方は、全国展開している病院や施設を探してみましょう。

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体力をつけておく

40代の看護師が今後も元気で働き続けるには、ある程度の体力をつけておくことも大切です。空いた時間にストレッチやウォーキング、軽いトレーニングなどを行うことで、疲れにくい体になったり腰痛を予防できたりすることもあります。決して無理して動く必要はありませんが、健康のためにも意識して体を動かし、体力をつけておくのが望ましいでしょう

キャリアアップしやすい職場で働く

40代の方が看護師としてモチベーションを維持しながら働くには、経験や実績が認められて、キャリアアップできる職場に身を置くことが重要です。キャリアが評価されにくい職場だと、仕事へのやりがいや意欲を感じにくくなってしまうかもしれせん。
人によってキャリアプランは異なるものの、着実にステップアップできる職場で働くことで、収入アップにつながったり、業務の幅が広がったりするメリットがあります。

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病院以外の職場も検討する

もし病院での働き方が合わないと感じた場合は、看護師として勤務できる別の職場も検討しても良いでしょう。具体的には、以下のような職場が挙げられます。

  • 一般企業の産業看護師
  • 保育園
  • 訪問看護事業所
  • 医療器メーカー
  • 健診センター
  • 献血ルーム

業務内容は職場によって異なるものの、前職で培ってきた看護スキルや知識を活かせるはずです。また、一般企業や保育園、健診センターなどの場合、勤務時間は就業先の業務時間に合わせるケースが多く、残業が少なめな傾向にあります。「病院でのハードワークに疲れてしまった」と感じる方にとっては、適した職場といえるでしょう。
仕事探しの幅を広げることで、自分に合った職場を見つけられるかもしれません。

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転職時は多くの求人情報を集めておく

現在の職場を辞めて転職を考えている40代の看護師は、なるべく多くの情報を得ることが重要です。先述のとおり看護師の求人は豊富にあるものの、自分に合った職場を見つけないと、転職後にミスマッチを起こしてしまいます。その結果、「やはり看護師の仕事が合っていないのかも…」とマイナスな気持ちを抱いてしまうかもしれません。

希望条件に沿った職場を見つけるには、転職のプロに相談するのが効果的です。「レバウェル看護」では、業界を熟知した専任のアドバイザーが一人ひとりに合った求人を紹介します。応募先の雰囲気をお伝えし、条件交渉も行っているので、納得の行く職場を探せますよ。

看護師を辞めたい40代の方によくある質問

ここでは、看護師を辞めたいとお悩みの40代の方によくある質問を、Q&A方式で回答します。

看護師が40代で転職するのは難しいでしょうか?

国家資格である看護師は活躍できる場所が幅広くあることから、40代で応募できる求人もあるでしょう。病院以外にもクリニックや介護施設、健診センターなど転職先の選択肢もさまざまなのが特徴です。今後どのような働き方がしたいかを考え、経験や希望条件に合った求人を探すことで、自分に合った職場が見つかるでしょう。詳しくは、「40代看護師の転職は難しい?失敗を避けるコツやおすすめの職場・求人を解説」を参考にしてみてください。

40代の看護師に合った働き方が叶う職場の特徴は?

40代以降の体力面に懸念を抱く看護師の場合は、日勤のみで働けるクリニックやデイサービスなどが適しています。献血センターや保育園も基本的に日勤のため、「夜勤を避けたい」という方におすすめです。看護師を辞めて違う仕事へ転職を検討している場合は、「40代の看護師が異業種に転職する際の注意点」をご一読ください。

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まとめ

40代の看護師が「辞めたい」と感じる理由には、体力面の辛さや家族の事情などさまざまでしょう。看護師から異業種に転職することは可能ですが、必ずしも好条件の仕事が見つかるわけではありません。
もし現状の働き方に不満や不安がある方は、看護師として別の職場に転職するのも一つの方法といえます。その際は、看護業界に特化した転職エージェントを利用するのがおすすめです。

レバウェル看護」では、プロのアドバイザーが一人ひとりのお悩みに寄り添い、マンツーマンで転職活動をサポートします。求人の紹介をはじめ、面接対策や応募書類の添削など幅広く実施。「今の職場を辞めたい…」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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※1 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024 年2 月7 日~2 月13 日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者 かつ 対象看護師転職サイト利用経験者、20~29 歳 107s(※1)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10 サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)
この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点
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