
「看護師2年目の給料はどのくらいが相場?」と気になる方もいるかもしれません。看護師の給与は、経験年数を積むごとに上がっていく傾向にあります。この記事では、看護師2年目の月給や年収相場、1年目との比較も解説。経験年数ごとの平均年収や看護師が2年目以降に給料アップを目指す方法も紹介しますので、ぜひご一読ください。
新人看護師にとって、仕事のモチベーションの1つになるのが給料です。「2年目になったら初任給からどれくらい上がる?」「看護師2年目の給料って皆このくらい?」と気になる人もいるかもしれません。この項では、看護師2年目の給料事情を解説します。
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、看護師2年目(「20~24歳」かつ「経験年数1~4年」に該当)の平均所定内給与額は、約29万円ほどになっています。詳細は以下のとおりです。
| 看護師の属性 | 所定内給与額 | 年間賞与その他特別給与額(ボーナス) | 年収相場(所定内給与額×12+ボーナス) |
| 「20~24歳」かつ 「経験年数1~4年」 | 28万9,100円 | 70万6,600円 | 約418万円 |
参照:e-Stat「令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者、職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」
「所定内給与額」は、月の給与額から残業手当や夜勤手当などを差し引いた額のため、働く状況によってはこれより給与が高くなる場合も考えられます。働く地域や職場、勤務状況によっても異なりますが、看護師2年目の平均給与は30万円ほど、年収相場は420万円ほどが目安です。
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看護師2年目が受け取る1ヵ月の手取りは、給与30万円と仮定して「×0.8」で計算すると、月24万円くらいになるでしょう。看護師2年目以降は、1年目には差し引かれなかった住民税が引かれ始めます。住民税の天引き額は、居住地や収入によってそれぞれです。住民税が控除される分、1年目より月の手取りが低いと感じる月もあるかもしれません。
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新人看護師にとって、経験年数を重ねるとどのくらい給料がアップしていくのかも気になるところです。この項では、看護師の経験年数ごとに平均給料やボーナス額、年収相場を見ていきます。
まず、看護師1年目から2年目で給料や年収はどれほど上がるのかを、厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」をもとに紹介します。看護師1年目と2年目の給料比較は以下のとおりです。
| 看護師の属性 | 所定内給与額 | 年間賞与その他特別給与額(ボーナス) | 年収相場(所定内給与額×12+ボーナス) |
| 看護師1年目「20~24歳」かつ「経験年数0年」 | 26万500円 | 5万8,800円 | 約319万円 |
| 看護師2年目「20~24歳」かつ「経験年数1~4年」 | 28万9,100円 | 70万6,600円 | 約418万円 |
参照:e-Stat「令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者、職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」
看護師1・2年目の平均給料を比較すると、月給は数万円ほどしか上がっていませんが、年収相場は約100万円アップしています。これは、1年目の看護師は入職して間もないため、ボーナスが寸志(気持ち程度)だということが大きく関係しているようです。2年目からはボーナスが満額支給されるようになるため、2年目になると年収が増える場合がほとんどだといえます。
以下は、厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」をもとに、看護師の平均年収を年齢別にまとめたものです。平均年収は、「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額」で計算しています。

参照:厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査/職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額および年間賞与その他特別給与額(産業計)」
看護師の平均年収は、20代から50代後半にかけて右肩上がりになっています。看護師は、経験年数を重ねるごとに、給料・年収が徐々に昇給していく傾向にあるようです。
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この項では、2年目の看護師と保健師・助産師の平均給料を比較して解説します。看護師・保健師・助産師の、給料やボーナス、年収相場は以下のとおりです。
| 「20~24歳」かつ 「経験年数1~4年」 | 所定内給与額 | 年間賞与その他特別給与額(ボーナス) | 年収相場(所定内給与額×12+ボーナス) |
| 看護師 | 28万9,100円 | 70万6,600円 | 約418万円 |
| 保健師 | 26万2,900円 | 118万4,000円 | 約434万円 |
| 助産師 | 28万7,600円 | 94万9,300円 | 約440万円 |
参照:e-Stat「令和6年賃金構造基本統計調査 一般労働者、職種(小分類)、年齢階級、経験年数階級別所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」
比較すると、保健師の平均ボーナス額が目立って高いようです。これは、行政機関で地方公務員として働く保健師が多いためだと考えられます。公務員は好待遇の傾向にあることから、保健師は看護師や助産師よりもボーナスが高めです。
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この項では、新人看護師が2年目以降の給料アップを目指す方法を紹介します。看護師の給料は職場によって差があるもののため、転職によって年収がアップする可能性も十分あるでしょう。
看護師の給与は、基本給に加えて支給される手当の額で底上げされている部分が大きいのが実情です。無理のない程度で夜勤に入って夜勤手当アップを狙う、危険手当や特殊手当もつく診療科(手術室・精神科など)に異動を考えるといった方法もあります。
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「看護師2年目以降の給料の推移」で紹介したように、看護師の給料は年齢が上がるごとにアップしていく傾向にあります。可能なら看護師としてのキャリアを途切れさせずに、勤続を重ねましょう。経験を積んで、将来的に看護主任や看護師長の役職に就くと、さらに昇給が見込めます。
新卒で入った職場は3年ほど続けた方が、その後の転職の選択肢は広がります。看護師2年目のうちから計画して、転職による給料アップを目指すのも手です。より規模の大きい職場は、看護師の給与が高い傾向にあります。高給与な職場で働きたい方は、転職エージェントに相談して、効率的に自分に合う求人を探すのがおすすめです。
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ここでは、看護師2年目の給料についてのよくある質問に対して、Q&A形式でお答えします。
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、1年目の新卒看護師の月給は約26万円です。これをもとに「×0.8」で手取りを計算すると、21万円ほどになります。ただ、1年目は住民税が引かれないので、これより少し高くなるかもしれません。記事内の見出し「看護師1年目と2年目の給料比較」でも紹介したように、2年目の看護師の手取りは約24万円です。1・2年目の手取り差は、1~2万円くらいか、ほとんどないといえます。
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査 結果の概況」では、全産業の経験年数1~2年の人の平均賃金は27万円ほどという結果が出ています。看護師2年目の所定内給与は約29万円なので、若干看護師の平均の方が高めです。ただ、他職種よりも大幅に高いとはいえません。
看護師2年目の平均給料は、30万円ほどだといえます。1年目の平均給与よりも数万円上がると考えられますが、2年目からは住民税が引かれるため、手取りはあまりアップしたように感じられないかもしれません。ただ、1年目よりもボーナス支給額が上がることから、2年目からは年収が大幅に高くなる可能性があります。看護師は、経験年数に応じて昇給していく傾向にあるため、キャリアを積み重ねましょう。
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