看護師は休みを取りやすい?年間休日数や有給取得率、希望が叶う職場を紹介

2024.1.31

看護師の休み事情 希望休は出せる?有給は?のイメージ

「看護師は忙しくて休みを取りにくいのでは…」と不安に思う方や、休みが多い看護師の職場を知りたい方もいるでしょう。看護師の休日は労働者の平均と比べて多い傾向にありますが、シフトによっては家族や友人と休みが合いにくかったり、希望の日に休みを取りづらいことも。
この記事では、看護師の平均年間休日数や有給休暇取得率、代表的な休みの制度、シフトパターン別の休みなどを解説しています。看護師が休みを取りにくいといわれる理由や、希望の日に休みを取るコツ、休みの希望が叶いやすい転職先も紹介しているので、参考にしてみてください。

この記事を書いた人
「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点

目次

看護師の休みはどれくらい?

看護師を目指している方や看護師になったばかりの方は、看護師がどの程度休みを取れるのか心配になることもあるでしょう。看護師の仕事は忙しいといわれますが、労働者全体の平均と比較すると、休みが多い傾向にあるようです。以下で詳しく見てみましょう。

看護師の平均年間休日数は116.8日

日本看護協会の「2022年病院看護・助産実態調査報告書(13p)」によると、看護師の職場の年間休日総数は平均で116.8日でした。年間休日が120日以上の事業所が約半数(48.9%)を占めています。
一方、厚生労働省が公表した「令和5年就労条件総合調査の概況(5p)」によると、1企業あたりの平均年間休日数は110.7日でした。各企業の在籍人数を加味して算出した、労働者1人あたりの平均年間休日数は115.6 日となっています。
以上の調査結果から、看護師の年間休日は全産業の労働者の平均よりも多い傾向にあるといえるでしょう。

出典
日本看護協会「2022年病院看護・助産実態調査報告書」2023年3月(2024年1月11日参照)
厚生労働省「令和5年就労条件総合調査の概況」2023年10月(2024年1月11日参照)

看護師の有給休暇取得率は平均65%

有給休暇(年次有給休暇)とは、一定期間勤続した労働者が取得できる、賃金が減額されない休暇のことです。付与される日数は労働基準法で定められています。有給休暇の取得率は、休みの取りやすさを判断する際の参考になるでしょう。
日本看護協会の「2022年病院看護・助産実態調査報告書(14p)」によると、正規雇用看護師の年次有給休暇取得率は平均65%となっています。一方、厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査の概況(6p)」では、労働者1人あたりの平均有給取得率は62.1%でした。これらの結果から、看護師の有給休暇取得率は全産業の労働者の平均よりも若干高いと考えられます。ただし、職場の都合で有給休暇の取得日が決まる場合もあるようです。

出典
日本看護協会「2022年病院看護・助産実態調査報告書」2023年3月(2024年1月11日参照)
厚生労働省「令和5年就労条件総合調査の概況」2023年10月(2024年1月11日参照)
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看護師が覚えておきたい休みの制度

ここでは、看護師が働く職場によくある休日・休暇の制度を説明します。職場によっては、以下で紹介する制度のほかにも、夏季休暇や年末年始休暇、リフレッシュ休暇などが設けられている場合があるでしょう。

4週8休

「4週8休」は、看護師の職場に多い休日形態の一つです。4週間(28日間)の中で休みを8日取得できます。シフト制で、週によって休みの日数が変わることがあるのが特徴です。
日本看護協会の「2022年病院看護・助産実態調査報告書(13p)」によると、調査の対象となった職場のうち50.9%が4週8休制を導入していました。

出典
日本看護協会「2022年病院看護・助産実態調査報告書」2023年3月(2024年1月11日参照)

週休2日

週2日休みの週が月に1度以上ある休日形態が「週休2日」です。たとえば、1週目に週2日の休みがあれば、2週目以降は休みが週1日や週3日でも、週休2日制といえます。
なお、毎週2日休みがある場合は、「完全週休2日制」と呼ばれるので、混同しないようにしましょう。休みの曜日は固定の場合もあれば、週によって変わる場合もあります。
休診日のあるクリニックや訪問看護ステーションなどが完全週休2日制を導入することが多いようです。

慶弔休暇

「慶弔(けいちょう)休暇」は、本人や家族が結婚・出産したときや、親族が亡くなったときなどに取得できます。取得条件や日数は職場によって異なり、就業規則に定められているのが一般的です。

産前産後・育児休業

出産をする職員は「産前産後休業」、満1歳未満の子どもを養育する職員は「育児休業」を取得できます。これらの休業を続けて取る職員も多く、合わせて「産休・育休」と呼ばれることも。育児休業の期間は、両親ともに育児休業を取得する場合や、子どもの預け先が決まらない場合などに延長できることもあります。
産前産後休業は「労働基準法第65条」、育児休業は「育児・介護休業法」に定められており、要件を満たした職員はどの病院・施設でも取得可能です。

出典
e-Gov法令検索「昭和二十二年法律第四十九号 労働基準法」2018年7月(2024年1月11日参照)
厚生労働省「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」2021年6月(2024年1月11日参照)

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子の看護休暇

小学校入学前の子どもを養育する職員が、子どもの怪我や病気、健康診断、予防接種などのときに取得できる休暇です。1年につき未就学児1人の場合は5日、2人以上の場合は10日取得できます。

介護休業

要介護状態にある家族を介護するための休業制度です。要介護状態とは、2週間以上にわたって常時介護が必要な状態を指します。対象となる家族1名につき3回、通算93日まで取得可能です。

看護師のシフトパターン別の休み

以下では、常勤看護師の代表的なシフトの例を紹介します。休みの取り方のイメージを掴むのに役立ててみてください。派遣やパートの場合は以下のパターンにとどまらず、日勤のみや短時間勤務など、より柔軟に働き方を選択できることが多いでしょう。

2交代制の例

2交代制の場合、夜勤は夕方から翌朝までの16時間勤務になるのが一般的です。

日勤日勤夜勤入り夜勤明け休み休み日勤
日勤日勤休み休み夜勤入り夜勤明け休み

夜勤明けの次の日は休日になる職場が多いですが、状況によっては日勤や夜勤入りになることもあります。

3交代制の例

3交代制は2交代制のような長時間勤務がない反面、シフトの組み方によっては続けて休める時間が短くなってしまう日もあります

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準夜勤休み深夜勤深夜勤準夜勤休み日勤

家庭の事情で長く家を離れるのが難しい方や、こまめに休みを取りたい方は、3交代制が働きやすいと感じる場合があるようです。

夜勤専従の例

中には、常勤の夜勤専従看護師を雇用している職場もあります。

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夜勤明け休み夜勤夜勤明け休み夜勤夜勤明け

夜勤専従には、夜勤手当・深夜手当が多くもらえる、人間関係の悩みが生じにくいといったメリットもあるようです。

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看護師が休みを取りにくいといわれる理由

看護師は基本的にシフト勤務で、休みの予定をほかの看護師と調整する必要があるため、希望通りに休みを取りにくい場合もあります。以下で詳細を確認していきましょう。

土日や年末年始を含めたシフト勤務の病院が多い

2交代制や3交代制の職場では、基本的に曜日に関係なくシフトが組まれるので、休みが不定期になりがちです。土日祝日休みの家族や友人とは、休みが合わないこともあるでしょう。また、年末年始も通常通りのシフト勤務のため、まとまった休みが取れないときもあります。

休みの希望が通るとは限らない

看護師のシフトを決める際には、職場全体の都合やスケジュールを考慮する必要があるため、個人の希望が通らないこともあります。特に少人数の職場では調整が難しく、希望の日に有給休暇を取りづらい場合もあるようです。

職場によっては休日出勤や残業がある

重症の患者さんや緊急対応が多い病院では、休日出勤や残業が発生する頻度が高い傾向にあります。病院によっては、仕事が忙しくて休みを取れないこともあるでしょう。
また、勉強会や委員会、会議などを開催する際、看護師に休日出勤を求める職場も。「せっかくの休日なのにゆっくり休養できない」という悩みを抱える看護師もいるようです。

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1年目の新人看護師は休み希望を出しにくい?

「1年目の看護師は休みを取りにくいのでは」と心配している看護学生さんや新卒看護師さんもいるでしょう。
シフトの希望休は基本的に勤続年数に関係なく、病院や施設のルールに則って申請できます。職場が長期休暇や特別休暇などの制度を設けている場合、連休も取得しやすいでしょう。
ただし前述の通り、職場の状況によっては休みの希望が通らないこともあります。また、入職後半年間は有給休暇が付与されない職場が多いでしょう。

看護師が希望通りに休みを取る方法

ここでは、看護師が希望通りに休みを取る方法を紹介します。どうしても休みたい日があるときや、希望休を申請できる日数が足りないときなどに参考にしてみてください。

シフトが決まる前に職場へ相談する

大事な予定があるときや、連続した休みを取りたいときは、シフトの希望を提出する前に上司に伝えると考慮してもらえるかもしれません。特にクリスマスや年末年始、ゴールデンウィークなどは、休みの希望が集中しやすい傾向にあるので、事前に相談しておいた方が安心です。
家族や友人と休みを合わせたいときは、職場のシフトが組まれる前にプライベートのスケジュールを立てておくと、一緒の日に休める可能性が高いでしょう。

夜勤明けの時間を有効活用する

無理のない範囲で夜勤明けの時間を活用するのも一つの方法です。夜勤明けの日は午後から休日同様に過ごせるので、翌日が休みの場合は連休のように時間を使っている看護師もいます。

周囲の看護師と助け合う

大切な用事があるときは、周囲の看護師に伝えておくと協力を得られやすいでしょう。逆に、ほかの看護師の用事があるときにはシフト交換の協力をすると、快く助け合える関係を築けます。

月をまたいで連休を申請する

「連休を取りたいけれど希望休の日数が足りない…」というときは、月末と翌月初に希望休を申請して連休を作る方法もあります。有給休暇を利用して休みをつなげている看護師もいるようです。

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看護師が急に仕事を休むときの注意点

自分や家族が体調不良のときや、予想外のトラブルがあったとき、急に仕事を休まなければならないこともあるでしょう。ここでは、看護師が当日欠勤する際に気を付けるべき点を解説します。

勤務開始時間前に上司と連絡を取る

できる限り職場への影響を小さくするため、勤務開始時間より前に上司に連絡を取りましょう。連絡する際は、仕事を休む具体的な理由や復帰の予定を伝えることも大切です。電話ですぐに上司と話ができないときは、伝言をお願いしたり、メールに事情を書いて送ったりすると良いでしょう。

フォローしてくれた人に感謝を伝える

看護師が急に欠勤すると、ほかの職員がフォローに回る必要があるので、業務の負担が増えることがあります。再び出勤した際には、フォローしてくれた職員に感謝の気持ちを伝えましょう。また、ほかの職員が急な事情で欠勤したときに協力するように心掛けると、お互いに支え合いながら働けます。

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看護師の休みの希望が叶いやすい転職先

今の職場で思うように休みが取れず、休みの希望が叶う職場に転職したいと考えている看護師さんもいるでしょう。ここでは、「土日祝日休みが多い」「年間休日数が多い」「休みの調整がしやすい」という3つの観点で希望が叶いやすい職場を紹介します。

土日祝日休みが多い職場

土日祝日休みの家族と過ごす時間を増やしたい方や、小さなお子さんがいる方は、基本的に土日祝日が休みの職場を選ぶと働きやすく感じることが多いようです。以下の職場をチェックしてみてください。

訪問看護ステーション

訪問看護ステーションでは、あらかじめ決まったスケジュールに沿って利用者さんのお宅を訪問します。そのため、日勤のみでカレンダー通りに休める職場が多いのが特徴です。
一方、24時間365日体制を取っている事業所では、夜間や休日に看護師がオンコール対応を行う場合があります。オンコール担当の日は、万が一の緊急対応に備えて、遠出したりお酒を飲んだりするのは控える必要があるでしょう。また、土日は看護師が交代で出勤になる事業所もあります。
確実に土日祝日に休みを取りたい方や、オンコール対応が難しい方は、事前に求人票で条件を確認したり、事業所に相談したりすると良いでしょう。

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健診・検診センター

健診・検診センターの多くは、日勤のみで土日祝日が休みです。1日の受診人数が決まっている場合がほとんどのため、残業も少ない傾向にあります。効率良く仕事をするのが好きな方や、プライベートの時間を大事にしたい方に向いている職場といえるでしょう。

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休診日が決まっているクリニック

クリニックの多くは日曜・祝日を休診日にしています。無床クリニックは夜勤もないため、決まった曜日の日中に働いて、夜は休みたい方におすすめです。ただし、クリニックは病院に比べて看護師の人数が少なく、休診日以外には休みを取りにくい場合があります。
クリニックの患者さんは比較的軽度の症状の方が多く、緊急対応も発生しにくいので、休みの日に呼び出されることはほとんどないでしょう。

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保育園

保育園の看護師は土日祝日休みの場合が多いようです。土日祝日に行事があるときは出勤することもあるので、各園に詳細を確認してみましょう。保育園に配置される看護師は1名のことがほとんどで、保育士と連携しながら業務を行うのが特徴です。看護師が保育業務を兼任する園もあり、子どもと接するのが好きな方が活躍できるでしょう。

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デイサービス

介護施設の中でも、デイサービスは日中・平日のみ営業している場合が多いでしょう。緊急対応が少ないため、残業も発生しにくい傾向にあります。土日祝日休みで夜勤・オンコールなしの職場を探している方におすすめです。ただし、中には利用者さんの宿泊に対応している施設もあるので、求人票をよく確認しましょう。

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年間休日数が多い職場

休みをしっかり確保してプライベートも充実させたい看護師さんは、年間休日数の多い病院や特別休暇を設けている病院に注目してみましょう。

大学病院や国公立の大規模病院

大学病院や総合病院、国公立の大規模病院などは、年間125日以上の休みを設けていることも多いようです。独自の休暇制度を設け、職員が仕事とプライベートを両立しやすいように配慮している病院もあります
また、規模の大きい職場は職員の人数も多いため、休みを取る際に代わりの職員を探しやすく、有給休暇を取得しやすい傾向にあるでしょう。
ただし、病棟勤務の場合は、シフト制で休みの曜日が変則的になるケースがほとんどです。勉強会や会議への参加で休日出勤になることもあるので、自分が希望する働き方に合っているかよく考えたうえで転職先を選びましょう。

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休みの調整がしやすい職場

自分の希望する日に休みを取りたい方や、家庭の事情で急に休む可能性がある方は、緊急対応が少ない職場を選ぶのがおすすめです。各々の職場の特徴を知り、自分に合った転職先を考えてみましょう。

慢性期病棟

慢性期病棟では、基本的に患者さんの病状が落ち着いているため、急変対応の頻度は多くないでしょう。残業も少ない傾向にあり、退勤後にしっかり休養を取りたい方にもおすすめです。気持ちにゆとりを持って働けることや、患者さんとしっかり向き合えることもメリットといえます。ただし、患者さんの移乗や入浴の介助などで体に負担が掛かる場合もあるでしょう。

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緊急対応が少ない診療科

患者さんの急変が比較的少ない診療科では、ルーチンワークの割合が多く、仕事の予定を立てやすい傾向にあります。そのため急な残業が発生しにくく、休みの調整もしやすいといえるでしょう。たとえば、以下の診療科は緊急対応の頻度が低いといわれています。

  • 皮膚科
  • 眼科
  • 耳鼻咽喉科
  • 人工透析科
  • 美容外科
  • 美容皮膚科

各科の特徴や向いている人については、「のんびり働きたい看護師におすすめの職場・診療科」で解説しています。

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看護師におすすめの休みの過ごし方

お休みをもっと有意義に過ごしたいと考えている看護師さんもいるでしょう。
日ごろ仕事で忙しい方は、疲れを溜め過ぎないように心身を休める時間を確保するのが大事です。ここでは、ストレス解消法や休日の過ごし方の例を紹介するので、参考にしてみてください。

看護師のストレス解消法の例

レバウェル看護公式Instagramでは、看護師さんのストレス解消法に関するアンケートを実施しました。寄せられた回答の例は次の通りです。

  • 1人カラオケで熱唱
  • 朝から大量のおやつを作る
  • 好きなライブに行って全力で楽しむ
  • 積読の本をイッキ読みする
  • 寝る!とにかく寝る!睡眠そして推し活
  • 人に話す愚痴る!
  • いっぱい食べていっぱい寝る!
  • 映画を見たり仕事のことをなるべく考えない時間を作る!

以上のアンケートの回答に共通するのは、仕事のことを忘れてリフレッシュする時間を作っているという点です。ストレス発散方法は人によってさまざまなので、自分に合った方法を見つけて休日に取り入れると良いでしょう。

自宅でリラックス

自宅でゆっくり過ごすのは最も手軽なリラックス方法といえます。長めの睡眠を取って、体力や気力の回復を図るという看護師さんも多いようです。

掃除や片付け

掃除や片付けを行って部屋がきれいになると、気分がすっきりするという看護師さんもいます。仕事の日に手が回らない家事を休日に済ませておけば、気持ちにゆとりを持てるかもしれません。

マッサージやヨガ

マッサージやヨガは血流の改善につながり、健康維持にも役立つでしょう。自分の体をケアすると気持ちが落ち着いたり、前向きになったりする効果もあるようです。

看護・福祉の勉強

休みの日に業務の振り返りをしたり、医療知識や資格取得の勉強に取り組んだりするのも有意義な過ごし方といえます。目標に合わせて自分のペースで行うと良いでしょう。外部研修に参加する看護師もいます。

趣味や好きなこと

買い物や外食、旅行、エステなど、自分が好きなことを楽しむと仕事の疲れを忘れられるかもしれません。スポーツや習い事など、いつも夢中になれる趣味を見つけるのも一つの方法です。

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看護師の休みに関してよくある質問

ここでは、看護師の休みについて知りたい方からよくある質問に回答しています。

クリニックの看護師は休みが少ないって本当ですか?

クリニックは日勤のみで日曜・祝日を休診日にしている職場が多く、規則的に休めるという特徴があります。平日や土曜日にも休診日・午後休診の日を設けているクリニックも少なくありません。一方で、常勤看護師は診察のある日に毎回出勤する場合も多く、シフト勤務の病院に比べると年間休日数が少ない傾向にあるようです。

看護師が日曜日に休める職場を教えてください

看護師が日曜日に休めることが多い職場は、訪問看護ステーションやクリニック、健診・検診センター、デイサービスなどです。詳しくは、本記事の「土日祝日休みが多い職場」をご覧ください。

まとめ

看護師の年間休日数は平均で117日程度です。有給休暇の取得率は平均65.0%で、労働者全体の平均よりもやや高いといえるでしょう。新人看護師も、職場のルールや制度に則ってシフトの希望休や特別休暇などを取得できます。
ただし、看護師の勤務シフトは職場全体の都合を考慮して決められるため、休みの希望が通らない場合も。どうしても休みたい日があるときは、シフトの希望を提出する前に上司に伝えておくのがポイントです。
土日祝日休みの職場に転職したい方は、病院以外の職場にも注目してみましょう。休みの調整がしやすい職場を希望する方には、慢性期病棟や緊急対応が少ない診療科がおすすめです。
転職先を探す際、公式Webサイトや求人票を見ても、希望通りに休みを取れるかどうか分からないこともあるでしょう。休みを取りやすい職場に応募したい方は、「レバウェル看護」にご相談ください。「レバウェル看護」では職場訪問や入職後アンケートを実施しており、各職場の休みの取りやすさを含めた内部情報も把握しています。忙しさや人間関係など、職場環境について詳しくお伝えできるので、働きやすい職場を選んでいただけます。また、看護師さんが応募先に質問しにくいことがあれば、キャリアアドバイザーが代わりに確認することも可能です。
転職するかどうか迷っている方も、気軽にご相談ください。現職の悩みや退職のタイミングなどについても、キャリアアドバイザーが看護師さんと一緒に考えます。

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「レバウェル看護」編集部
「レバウェル看護」は累計利用者数47万人(※)を超える看護師専門の転職支援サービス。 編集部の制作体制には看護師経験者や現役看護師を交え、これまでに1,000記事以上(※)を執筆。看護師にとっての悩み・不安・疑問を一番に相談する"相談窓口"になることを目指し、医療・介護の現場で尽力している方々をサポートするためのコンテンツを発信中。 (※)2023年6月時点

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