
看護師の中には、「何年目で結婚するのが良いの?」と悩む方もいるかもしれません。看護師はキャリアを築くうえで勤務年数が重視される傾向にあるため、経験が浅いうちは結婚を躊躇する人もいるようです。この記事では、看護師の年齢ごとの既婚率や結婚に適したタイミングを解説します。また、職場への結婚報告の仕方や結婚後の働き方にも触れていますので、結婚と仕事に関して悩んでいる看護師さんは、参考にしてみてください。
厚生労働省の「令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)結果の概要(p.14)」によると、初婚平均年齢は令和6年時点で男性が31.1歳、女性は29.8歳となっています。看護師の経験年数でいうと男性が9~11年目、女性は8〜10年目に当てはまります(新卒で看護師になった場合)。
以下の表は、同調査(p.15)より、入籍している夫妻の「平均初婚年齢の年次推移」をまとめた表です。
| 年 | 夫の平均初婚年齢 | 妻の平均初婚年齢 |
| 1995年 | 28.5歳 | 26.3歳 |
| 2005年 | 29.8歳 | 28歳 |
| 2015年 | 31.1歳 | 29.4歳 |
| 2021年 | 31歳 | 29.5歳 |
| 2022年 | 31.1歳 | 29.7歳 |
| 2023年 | 31.1歳 | 29.7歳 |
| 2024年 | 31.1歳 | 29.8歳 |
参照:厚生労働省「令和6年(2024)人口動態統計月報年計(概数)結果の概要(p.15)」
約30年で大きな変化はありませんが、男女ともに初婚年齢は昔よりも遅くなってきていることが分かります。また、少し古いデータですが、下記は年齢別未婚率・配偶率について、看護職と一般女性の平均とで比較した表です。

引用:厚生労働省「看護職員の需給状況に関する専門委員意見(p.15)」
表を見ると、看護職の有配偶率が未婚率を上回る年齢は、一般女性の平均より遅めです。30代に入り、経験年数が10年前後になってから結婚する看護師が多数派だと考えられます。
看護職はキャリアを積むうえで臨床経験年数を重視することや、家庭との両立が難しくなりやすい仕事状況から、結果として結婚が遅くなる傾向にあるようです。また、臨床経験が浅い時期に結婚・子育てなどでブランクができると、キャリアの幅が狭くなってしまうのも看護師の結婚が遅い理由として挙げられるでしょう。
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結婚を考えている看護師さんは、何年目で結婚するのが適切なのか悩むことがあるかもしれません。ここでは、看護師の経験年数ごとの特徴をご紹介します。とはいえ、看護師の結婚は「○年目でないといけない」といった決まりはないので、参考程度にご覧ください。
看護師1年目は、看護師の仕事に慣れるのに精一杯の時期です。「夜勤の生活リズムになかなか慣れない」という新人看護師さんの声も聞かれます。
さらに、1年目は職場から課題を出されたり、担当の患者さんの疾患について復習したりなど、家に帰ってからもやることは多いものです。そのため、家事などのプライベートの時間を確保する余裕がないかもしれません。1年目の結婚は、パートナーの理解がより多く求められるといえます。
看護師2年目は、一通りの業務ができるようになり余裕ができてくるころでしょう。1年目よりも重症の患者さんを受け持つようになったり、業務を1人で任されたりと、やりがいと同時に責任も増えてきます。また、夜勤のある生活にも慣れ、プライベートを楽しむ時間を確保できるようになってくる時期かもしれません。
とはいえ、2年目の看護師はまだ成長過程です。2年目の転職は、臨床経験が浅いために求人の幅が狭まってしまう可能性があります。結婚を機に転職する場合は、教育制度が充実している病院を選ぶのがおすすめです。
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看護師3年目は、プリセプターとして新人看護師の教育を任されるようになってくる時期です。さらに、チームリーダーなどの責任がある仕事に携わることもあります。これまでの仕事に加えプレッシャーが大きい仕事が増えて、家庭と仕事の両立ができるか不安になる看護師さんもいるかもしれません。
看護師の仕事と家庭の両立が不安な方は、日勤のみの職場や残業の少ない病院、事業所へ転職するのも選択肢の一つです。看護師の求人は「臨床経験3年以上」の人が歓迎される傾向にあるため、経験年数3年以上を目指せば結婚を機に退職をしても、1・2年目と比べて転職先の選択肢が広がります。
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看護師経験が5年以上は、これまで以上に責任のある役割が増え、職場によっては中堅として頼りにされやすい時期です。新卒で看護師を目指した場合、看護師5年目は25~28歳になっているため、結婚する同期も増えてくる時期でしょう。
5年以上同じ職場に勤めている場合、結婚後に産前産後休業や育児休業を取得したとしても周囲からの理解が得やすいかもしれません。もし、結婚を理由に退職・転職をしても、5年以上の臨床経験があれば即戦力になるので、求人の選択肢を広げられます。
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結婚が決まったら、職場へ報告するタイミングも悩みやすいポイントかもしれません。一般的に、結婚の報告のタイミングは入籍する1ヶ月以上前が適切だと言われていますが、看護師の場合はもう少し早めがおすすめです。
看護師で、結婚後にシフト調整や勤務変更の希望がある場合は、入籍の4~6ヶ月前の報告が望ましいといえます。入籍に伴い、職場では給料の口座や保険関係の事務手続きも必要なため、可能な限り早めに報告しましょう。結婚式に職場の人を招待するのであれば、その予定も含めて伝えておくと安心です。
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職場に結婚を報告する際は「結婚します」だけではなく、下記の内容も伝えておくと手続きや今後のスケジュールがスムーズに進められます。
入籍の予定だけではなく結婚後の働き方も同時に伝えておくことで、その後のトラブルを予防できます。妊娠を希望する場合、可能ならその旨も話しておけば、職場側との調整がうまくいきやすいかもしれません。
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結婚後の働き方は「看護師としてキャリアを積む」「看護師を退職して家事や育児に専念する」「生活スタイルに合った職場に転職する」など、人それぞれです。結婚した後も、結婚前と変わらずキャリアアップを目指す看護師さんもいる一方で、夜勤や残業が多いと同じように働き続けられるか不安に思う方も少なくありません。
「仕事と家事、育児の両立ができるか不安、でも看護師は辞めたくない」という方は、ライフスタイルに合わせて以下のような「夜勤なし」や「残業少なめ」の病院や事業所へ転職するのも選択肢の一つです。
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看護師が日勤のみで働ける傾向にある職場の例は、以下のとおりです。
夜勤がない職場なら、パートナーとスケジュールを合わせたり、家事の時間を確保したりしやすくなります。ただし、職場によってはオンコール対応が必要な場合もあるので、応募の際は確認が必要です。
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残業が少ない職場なら、家庭と仕事の両立もしやすくなります。以下は、看護師の残業が少なめだと考えられる職場の例です。
職場にもよりますが、回復リハビリテーション病棟・慢性期病棟・皮膚科などでは、急変や急患が比較的少ないので、定時近くで退勤できる日が多いようです。また、人工透析内科や健診・検診センターも、予約制が大半なため残業が少ない傾向にあります。
結婚後の妊娠や出産、子育てを視野に入れて転職する場合は、「育児短時間勤務制度の利用可能期間」や「短時間正職員制度の導入の有無」「男性の育児休業取得率」「託児所の有無」などにも注目すると、長く働きやすい職場を見つけられるかもしれません。
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ここでは、看護師何年目のタイミングで結婚するのが良いのか悩んでいる人の、よくある疑問をQ&A形式でお答えします。
入職して1~2年目は、看護師としての基礎を形成する時期にあたります。基本的なスキルを習得する前に結婚退職した場合、転職する際に選択肢が狭まる可能性はあるでしょう。ただ、パートナーの都合で引っ越すなどのやむを得ない理由があれば、採用にそこまで影響しないケースもあります。結婚のタイミングとキャリアについては、記事内の「看護師の結婚は何年目が理想?」を参考にしてみてください。
ハードになりやすい看護師の仕事に精一杯で、結婚のことまで考えられないという人もいるかもしれません。その場合は一度、仕事とプライベートを含めた人生設計を見直してみるのがおすすめです。また、転職を検討するタイミングがあれば、ワーク・ライフ・バランスを大切にできるかどうかも踏まえて職場選びをすると、生活の余裕に繋がります。
厚生労働省のデータによる国内の初婚平均年齢は、令和6年時点で男性が看護師9~11年目にあたる31.1歳、女性は看護師8〜10年目にあたる29.8歳です。また、別の資料をもとに、年齢別既婚率・未婚率を看護師と女性全体で比較すると、看護師が結婚するタイミングは全体より遅めになっています。経験が重視される看護師の仕事柄、1年目や2年目での結婚は少ないようです。
とはいえ、「看護師の結婚は○年目が良い」という明確な答えはありません。結婚する際はパートナーと十分にキャリアプランを相談して、お互いに納得できる時期を決めましょう。夜勤や時間外労働が多い看護師は、結婚後も同じように働けるのか不安に思う方もいるかもしれません。仕事と家庭の両立が不安な方は、結婚を機にライフスタイルに合わせた職場への転職もおすすめです。
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また、「臨床経験は少ないけど、パートナーとの都合で転職しなければならない」といった方も「レバウェル看護」にご相談ください。引越し先からの通勤距離を考慮しながら、働きやすい職場に安心して転職できるようにサポートします。サービスはすべて無料のため、お気軽にお問い合わせください。
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