看護師の3交代制は子育て向き?両立のコツと働き方の選択肢についても解説

子育てをしながら3交代制で働いていると、疲れが取れず体に負担がかかりますよね。子どもと過ごす時間も少なく感じ、夜勤を辞めた方がいいのかと悩むこともあるのではないでしょうか。だけど、経済的なことを考えて、夜勤は続けたいというジレンマを抱える人も多いでしょう。

そこで今回は、子育てと仕事を両立させるコツをご紹介。2交代制や他の働き方についても解説します。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

看護師の3交代制は子育てと両立しやすい?

3交代制の勤務時間は、施設によって異なりますが、日勤(8時〜17時)・準夜勤(17時〜1時)・深夜勤(24時〜9時)の各8時間勤務になります。

2交代制の場合は、日勤(8時〜17時)・夜勤(16時30分〜9時)で、夜勤は16時間勤務体制を採用している施設が多く、労働時間でみると3交代制の方が短く済みます。

3交代制の夜勤回数は月に7〜8回と多く、次の勤務までの間隔が短くなりがちです。日勤のあと一時帰宅して数時間後の夜中に出勤する、深夜勤務のシフト体制を取る施設もあり、この場合体にかかる負担は大きいです。十分に休めないまま出勤して仕事を行うため、疲労が蓄積されます。

詳しい勤務体制について知りたい方は「看護師の夜勤の勤務時間は交代制でどう変わる?スケジュールやシフトも紹介」の記事をご参照ください。

子育て中の看護師が3交代制で働くメリット

一番のメリットは、2交代制に比べて仕事の拘束時間が短いことです。子どもと過ごす時間が確保しやすく、毎日1回は家に帰れるので家事や子どもへの対応も可能。

人間関係のストレスや、緊張感にさらされる時間が2交代制よりも短く済むことから、1回の勤務毎の負担は2交代制に比べ少ないといえます。

平日の日中が休みになると、子どもは保育園や学校で過ごしているため、自分だけの時間を確保できるというご褒美も魅力的。

夜勤なしの仕事と比べると給与面においても稼ぐことができるため、メリットと言えるでしょう。

子育て中の看護師が3交代制で働くデメリット

3交代制シフトでは勤務パターンが3つもあるので、生活リズムが崩れやすいです。体調管理は必須で、疲れが取れないと感じる人も多くいます。

特に日勤後は、家の用事などで仮眠が取れないまま深夜勤務を行うこともあり、負担が大きいです。夜勤明けでも子どものお世話があるため睡眠時間が取れないこともあるでしょう。夜勤の回数は2交代制よりも多くなり、まとまって休めた気がしないという声も聞かれます。

実際に子育てをしながら2交代勤務・3交代勤務を経験された看護師マリアンナさんの記事も参考にしてみてください。

▼ 関連記事:「夜勤の2交代と3交代。結局どっちがいいのかメリットとデメリットで考えてみた!『ナースが物申す』【第60回】

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3交代勤務と子育てを両立させるポイント

ここからは、3交代制と子育てを両立させるにはどうしたら良いか、解説します。

時間の管理方法を見直す

子育てをしていると子どもの保育園や学校行事などに合わせて、職場へシフト調整を打診する必要が出てきます。そのためにも仕事のシフトに加えて、子どもの予定や家事のタイミングも合わせてスケジュールに入れておくと時間管理がしやすくなります。
また、あらかじめやることの優先順位を決めておくとスケジュール調整が必要になったときにストレスが少なくて済みます。

▼関連記事「看護師ママのタイムスケジュールを紹介!仕事と育児を両立させる秘訣6選

周囲のサポートを活用する

日頃から家事や育児を夫と分担したり、手が足りないときに親に頼める体制を準備したり、なるべく自分1人で抱え込まないようにしたいものです。
もし家族に手伝ってもらうことが難しいときは、市区町村で実施されている子育て支援にファミリー・サポート・センターがあります。国の取り組みでも子育て支援は拡大しているので、積極的に周囲のサポートを活用しましょう。

子どもの体調不良に備えて事前に病児保育へ登録しておくこともおすすめです。病児保育は子どもが病気になった時や病気の回復期で集団保育が困難な場合に預かってくれる施設で、共働きの家庭において仕事が休めない保護者のニーズに対応しています。登録は書類の作成などに手間がかかるので、時間があるときに済ませておくと安心です。

職場の子育て支援制度を活用する

職場で利用できる子育て制度があれば活用しましょう。法律では、3歳未満の子どもを養育する労働者に短時間勤務制度(1日6時間)の適用義務が、小学校未満の子どもを養育する場合は夜勤免除を適用する義務が定められています。また、小学校就学始期に達するまでは事業主の努力義務とされており、時短制度を長く利用できる職場も。ただし、事業の正常な運営を妨げる場合はこの限りでないとも定められてもいるので、適応が除外されるケースもあります。利用条件などは勤務先の就業規則を確認しましょう。相談することで、家庭の事情に応じて夜勤の免除や回数を考慮してもらえる可能性もあります。

院内の託児所があれば職員の勤務時間に対して柔軟な対応が可能になるため、安心して働くことができるでしょう。

子どもに夜勤に行く理由を伝える

3交代制は2交代制ほど勤務時間が長いわけではありませんが、準夜勤の日は夕食から寝るまで子どもと一緒に過ごせない日もあります。子ども自身が「夜間に親がいない」ことに納得して折り合いをつけられるよう、夜勤に行く理由を子どもに寄り添って伝えてあげてください。

気持ちを切り替える時間を持つ

子育てと仕事を両立させるために時間をやりくりしながらの生活はストレスを感じることも。仕事中の集中力を持続させるためにも、気持ちをリフレッシュさせる時間は必要です。

「お昼休みの時間に読書をする」「湯船にゆっくりつかる」「自分なりのプチ贅沢を見つける」「通勤中に音楽を聴く」「子どもと大笑いする」など些細なことですが、リラックスしていることを実感するだけで気持ちが楽になることがあります。
毎日の中で実践できる自分なりの息抜きの方法をみつけてください。

▼関連記事「子どものいる看護師の夜勤事情とは?子育てと仕事を両立するポイント

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子育てとの両立を考えて転職を考える場合のポイント

今の職場では、子育てと仕事の両立が難しいと感じる人は転職を考えてみましょう。ストレスを抱えたまま無理をして働くと体調を崩すおそれも。自分自身が健康でいないと子どもにも悪影響を及ぼす可能性があります。

スタッフに同じ境遇の人がいる、先輩ママが多いなど子育てに理解のある職場で働くと悩みを相談できます。自宅から近い職場を選ぶことで通勤時間の短縮にもつながり、疲労感も軽減できるでしょう。夜勤の回数や出勤できる曜日を希望できるなど、家庭の事情を考慮してもらえ融通の利く職場であれば働きやすくなります。

▼関連記事「看護師が子育てしやすい病院とは?職場選びのポイントを紹介

2交代制・夜勤専従の働き方

ここでは、3交代制は辞めたいけど夜勤を続けたい看護師の方に向けて、2交代制と夜勤専従の働き方について解説します。

2交代制

夜勤回数は月に約4〜5回程度で休みを確保しやすいことが特徴。夜勤明けと翌日休みで2連休のように感じ、プライベートが充実しやすいです。業務によっては休憩時間が十分確保できずに夜勤明けは寝て過ごすという先輩ママの声もあります。

長時間の勤務になるため、1回の夜勤手当が3交代よりも多くもらえることはメリットです。ただし、拘束時間が長くなるため、子どものお世話を長時間誰かにお願いする必要があります。パートナーや祖父母のサポトが受けられたり、子どもの年齢がある程度大きくなっていたりする場合には向いているでしょう。

夜勤専従

子育てをしている看護師に意外と人気なのが、夜勤専門に働く夜勤専従看護師です。雇用形態はパートやアルバイトの非常勤が多く、正社員としての採用は少ない傾向です。

夜勤専従の場合は2交代制と同じ16時間勤務の病院が多く、正社員であれば月に8〜10回ほどの勤務で週にすると2〜3回の出勤で済みます。時給が高いため少ない勤務回数で高収入を得ることも可能。休みが多い分、子どもと過ごす時間が確保できます。

ただし、2交代制と同様に拘束時間が長くなるため、子どもを預けられる施設や家族のサポートを受けることが必要です。

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夜勤がつらくなったら検討したい看護師の転職先

ここからは、夜勤のない医療機関に転職したい方に向けて、おすすめの転職先を解説します。

病院の外来や入院対応のないクリニック

土曜の午後や日曜・祝日が固定で休めるなど、勤務時間が決まっている職場が多く、スケジュールを立てやすいです。保育園のお迎えや子どもの帰宅時間に合わせて働きやすくなります。

訪問看護

一日の訪問件数が決まっているので定時で退勤しやすいです。基本的には夜勤がありませんが、施設によってはオンコール対応が必要なこともあるため注意が必要です。

デイサービス

夜勤やオンコールのない仕事です。残業も少なく、定時で業務を終えることができます。子連れ出勤に対応しているデイサービスもあり、子どもを保育園に預けられない場合でも働くことができます。

レバウェル看護の転職成功事例
レバウェル看護では子育てしながら働きやすい職場への転職を成功させた事例をご紹介しています。どんな条件での転職が成功しているのか参考にしてみてください。
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子育てと仕事の両立に関するよくある質問と回答

ここからは、子育てと仕事を両立させるにあたって、よくある質問と回答を紹介します。

2交代と3交代、どちらが子育てに適していますか?

3交代制は労働時間が短く、比較的子どもと過ごす時間が確保できます。しかし、夜勤回数が多くなることや次の勤務までの間隔が短いなど、疲労が蓄積されやすく体には負担がかかります。

2交代制は日勤か夜勤のどちらかだけの勤務で体調の管理はしやすくなりますが、拘束時間が長いことがネック。

3交代制と2交代制のどちらが子育てに適しているかは家庭の事情や看護師自身の体調にもよります。

小学生の子供がいる場合の看護師の働き方は?

子どもが小学生になると「夜間保育に預けられるのは未就学児のみ」という職場が多く、夜勤に入りづらくなります。

夜勤がなく有給がとりやすい職場の正職員や短時間で働けるパートタイム、決まった条件で働ける派遣看護師などは比較的小学生のいる看護師にも働きやすい仕事です。

家族のサポートがあれば、少ない出勤日数で高給与が望める夜勤専従で働くのもおすすめです。詳しくは記事内の「夜勤専従」で解説しています。

▼関連記事「小学生ママ看護師の働き方を紹介!子育てと両立しやすい職場の解説も

まとめ

3交代制で子育てと両立させることは大変ですが、工夫次第で働き続けることは可能です。3交代制を辞めたくなったときは、2交代制や夜勤専従で働く方法もあります。夜勤のない仕事を選ぶと収入は減りますが、体調管理はしやすくなり子どもとの時間も確保しやすいです。自分自身が何を一番大切にしたいのかを考えて仕事を選んで下さい。子育てをしながら働ける職場はたくさんあります。

看護師の仕事は続けたいけど、子どもとの時間も大切にしたい。仕事と育児を両立させるバランスが難しいと感じていたら、レバウェル看護に相談してみませんか?経験豊富なキャリアアドバイザーが、育児中の看護師が働きやすい職場を提案し、仕事と育児の両立をサポートいたします。

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