
「看護師のメリットが知りたい」と考えている方もいるでしょう。看護師には、国家資格であることから比較的給料が高いことや、平日に休みを取りやすいことなど、さまざまなメリットがあります。本記事では、看護師のメリットとデメリットを働き方別でもまとめました。看護師に向いている人の特徴や向いていないと感じた際の対処法なども解説しているので、ぜひ最後までご覧いただき、参考にしてみてください。
看護師として働くと給料が比較的高いことや休日を有意義に過ごせること、就職・転職の需要が高いことなどさまざまなメリットがあります。ここでは5つのメリットについてまとめました。
看護師は病院以外にも施設や企業など、さまざまな職場で雇用されており、昇給も見込めるため、収入が安定しています。厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の平均年収は約519万7,000円でした。平均年収は、「きまって支給する現金給与額×12ヶ月分+年間賞与その他特別給与額」で算出しています。
令和6年の女性の平均年収は419万4,400円であり、他業種の女性と比較して約100万円の年収の違いがあります。看護師は国家資格に支えられた専門職であるため、賃金水準が高く維持されており、高収入を得たい女性にとってやりがいを感じやすいでしょう。
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看護師はシフト制であり、平日休みも多いため混雑を避けて外出や旅行が楽しめることもメリットの一つです。夜勤明けのシフトに休みを入れておけば、自由に使える時間を確保しやすいでしょう。シフト制のため事前に伝えておけば、連休も取りやすくライフスタイルに合わせて休日が取得できます。土日休みに縛られないため、プライベートの時間を有意義に使えるでしょう。
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高齢化社会の影響で就職や転職時の看護師の需要が高く、職場の選択肢が豊富です。国家資格である看護師は就職・転職・再就職に強く、パートタイムでも求人は多数あります。
厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和6年分)」によると、全体の有効求人倍率は1.25倍に対し、看護師・保健師・助産師の有効求人倍率2.37倍でした。看護師の有効求人倍率は2倍以上であることがわかります。有効求人倍率が高く、売り手市場が継続しているため、将来的にも職に困りにくいでしょう。
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令和6年5月に「育児・介護休業法及び次世代育成支援対策推進法」が改正されたことにより、育児・介護休業への支援制度が整備されつつあります。子育て支援に力を入れている医療機関が増加傾向にあり、出産や子育てのサポートの充実してきていると言えるでしょう。産前産後の育児休暇制度や職場に隣接する場所に託児所を開設しているところも多く、小さいお子さんのいる看護師には有難いサポート体制です。しかし、制度と実際の運用にギャップがあり、十分な支援が行き届いていない場合もあるため、求人で確認すると良いでしょう。
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看護師は、患者さんから直接感謝される機会が多く、人の役に立つ実感を得やすい仕事です。命や健康に関わる責任ある仕事であり、社会的貢献度が高いでしょう。感謝や信頼がモチベーションにつながり、長く働き続ける原動力になります。
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看護師はメリットもある反面、デメリットもあります。ここでは4つのデメリットについてまとめました。
シフト制勤務によって勤務時間が不規則になり、生活リズムが整いにくいことはデメリットの一つです。日勤・夜勤の交代により身体的負担が大きく、健康管理が難しいこともあるでしょう。急な入院や患者の急変対応で残業が発生し、予定通りに退勤できないこともあります。
看護師は命を預かる職業のため、ミスが許されない緊張感が常に求められます。高いストレス環境により精神的負担が蓄積しやすいでしょう。ピリピリした職場の空気や人間関係の摩擦も、精神的ストレスの一因となります。
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不規則な勤務により、家族との時間が取りづらくなることが多いです。休みが合わないことで、夫婦や家族とのすれ違いが生じる場合もあるかもしれません。家庭との両立を目指して転職すると収入が下がるなど、新たな課題が発生することもあります。
看護師は専門職であり、他業界への転職には知識や経験の不足がネックとなる場合があります。一般企業のビジネスマナーや業務スキルに触れる機会が少なく、他業種への再就職が難しいかもしれません。資格を活かせる職場もありますが、他業種への完全なキャリアチェンジは難易度が高いでしょう。
看護師は大学病院や訪問看護師、企業看護師やクリニックなどさまざまな働き方があります。ここでは働き方別にメリットとデメリットをまとめました。
大学病院は、高度な医療を提供しながら、医師の教育・研究機関としての役割も担う総合病院です。専門性が高く、最新医療を受けられるのが特徴だと言えます。
大学病院のメリットは以下のとおりです。
大学病院では高度先進医療を提供しているため、最先端の医療現場で学べる環境があります。また、教育体制も整備されており、認定看護師や専門看護師などキャリアアップにつながる機会が豊富です。
大学病院のデメリットは以下のとおりです。
大学病院は教育・研究機関としての役割もあるため、業務量が多く多忙な職場環境になりがちです。また、最先端の医療知識を常に習得し続ける必要があり、プレッシャーや責任感の大きさからストレスも感じやすいかもしれません。
訪問看護師は利用者宅で医療ケアを行う専門職で、高齢者・在宅重症者の支援が中心です。在宅医療推進で需要が拡大しており、ステーション数や訪問看護師数が増加しています。
訪問診療看護師のメリットは以下のとおりです。
病院と比べて患者さんとの距離が近く、密な関係が築けます。在宅での生活を支える立場として、信頼関係を大切にする看護が可能です。
訪問診療看護師のデメリットは以下のとおりです。
在宅という環境上、予期しないトラブルにも柔軟に対応できるスキルが求められます。基本は一人で対応しなければならず、緊急時の対応が負担に感じる人もいるかもしれません。
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派遣看護師は、契約期間に応じて医療機関や施設で働くスタイルで、柔軟な働き方が可能です。
派遣看護師のメリットは以下のとおりです。
派遣看護師は、時間や場所を自分で選べるため、自分のライフスタイルに合わせて働けます。子育て中や副業志向の看護師にも人気です。
派遣看護師のデメリットは以下のとおりです。
派遣のたびに職場が変わるため、ルールや人間関係が異なることから、負担に感じる人もいるでしょう。教育環境が整っていない職場もあり、適応力が必要です。
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公務員看護師は保健所や学校などで勤務し、安定した雇用と福利厚生が魅力です。地域保健や行政業務にも携わります。
公務員看護師のメリットは以下のとおりです。
公務員看護師は、保健所や市町村の健康センターなどでの勤務が多く、地域住民の健康促進に関われます。また公務員扱いとなるため、退職金や福利厚生が充実していることもメリットの一つでしょう。
公務員看護師のデメリットは以下のとおりです。
看護実務よりも、デスクワークや調査業務に比重が置かれる職場もあります。患者さんなど人と多く関わりたいと考えている人には不向きかもしれません。
企業看護師は企業内で従業員の健康管理やメンタルケアを行います。夜勤がなく、土日休みが多い点が特徴です。
企業看護師のメリットは以下のとおりです。
企業看護師とは、一般企業や工場などで社員の健康管理を主に行う看護師を指します。病院勤務のような不規則な勤務が少なく、安定した生活リズムが保てるでしょう。医療処置よりも健康管理や衛生指導が主な業務になるため、精神的負担が軽減されます。
企業看護師のデメリットは以下のとおりです。
企業看護師は、医療の現場から離れるため、医療技術の維持が難しくなり、復職時にブランクを感じることがあります。書類整理や衛生管理など看護以外の業務を任されることもあり、病棟とは異なるスキルが求められる場合もあるでしょう。
クリニック看護師は地域に密着した医療を提供し、外来診療の補助や検査対応が中心です。
クリニック看護師のメリットは以下のとおりです。
高度な医療技術を求められることは少なく、働きやすい環境から、子育て中やブランク明けの看護師にも人気があります。また休日が固定されていることが多く、ワークライフバランスも取りやすいでしょう。
クリニック看護師のデメリットは以下のとおりです。
クリニック看護師は、自由度は高い反面、柔軟な対応力と院長との相性が求められます。少ないスタッフの中で働くことになるため、人間関係に不和が生じた場合働きづらさを感じるかもしれません。
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准看護師は医師や看護師の指示のもとで業務を行い、病院や施設で活躍します。資格取得に必要な学習期間が比較的短いのが特徴です。
准看護師のメリットは以下のとおりです。
准看護師は実務を通じて経験を積みながら、将来的に正看護師へのステップアップも可能です。正看護師よりも短期間・低費用で資格取得ができるため、就職を急ぎたい方にも向いているでしょう。
准看護師のデメリットは以下のとおりです。
働き方に制約があることから、フルタイムで働くことが難しい可能性があります。医師や看護師の指示のもと仕事を行うため、自己判断で業務を行えないことも働きづらさにつながるかもしれません。
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コミュニケーション能力や柔軟性、意欲がある人は看護師に向いているでしょう。ここでは看護師に向いている人の特徴を5つ挙げました。
患者さんや家族・医師・同僚など多くの人と関わるため、相手の思いや状況を理解し寄り添う力が求められます。そのため、チーム医療を円滑に進めるには、情報を正確に伝え、共有する力や協調性が重要です。スタッフ間の橋渡しやまとめ役としての役割も担うため、話しかけやすい雰囲気づくりや傾聴力が必要だと言えるでしょう。
看護師は患者さんを相手にする以上、急変や予期せぬ業務の変化など、突発的な状況にも臨機応変に対応する姿勢が求められます。状況に応じた優先順位の判断や、時にはマニュアルを超えた柔軟な行動が必要です。医療技術や方針の変化にも対応しながら、自分の業務を柔軟に調整していくことが求められます。
「人の役に立ちたい」「看護師になりたい」という強い意志と熱意が、成長と継続の原動力になります。そのため、医療の進歩に対応するためには、資格取得後も継続的な学習が不可欠で、常に知識をアップデートしなければなりません。研修や勉強会への参加に積極的で、より質の高いケアを提供できるよう努力することが求められます。
患者さんや家族からの心ない言葉、死別など心を痛める場面に遭遇しても感情に引きずられない力が必要です。落ち込んだり怒ったりする気持ちを引きずると、新たなミスやトラブルの原因になるため、冷静さが重要になります。失敗や悲しい出来事を前向きに捉え、切り替えて次に活かす姿勢が仕事の継続には欠かせません。
看護師は患者さんの命を預かる立場であるため、仕事に対して常に責任感を持つ必要があります。些細なミスが重大な医療事故につながる可能性があるため、慎重かつ丁寧な行動が求められるでしょう。言葉や態度が患者さんや家族に大きな影響を与えるため、自分の発言や行動に対する自覚は欠かせません。
働く中で「もしかしたら看護師に向いていないかも」と思うこともあるかもしれません。その際は、自己分析を行い働き方を考えたり、誰かに相談してみることも一つの手段です。
自分の「得意・不得意」「好き・嫌い」をノートに書くなどして整理します。そして、自己分析後にどのような環境や働き方が合っているかを考えてみましょう。自己分析を行うことで、看護師を続けるか別職種に進むかの判断材料を増やせます。
施設や企業看護師など非病院勤務の選択肢を考えるのも一つの手段です。医療知識を活かしてライターやヘルスケア系事務などにも転職可能でしょう。看護師資格を活かしつつ、現場以外で活躍できる職種を検討すると良いですね。
家族や同僚、職場の先輩に相談してみることで自分にない視点を知れる機会になります。相談が難しい場合、転職エージェントを活用するのも一つの手段です。看護師専門の転職エージェントを利用すれば、看護師のメリットなど希望や要望を含めた働き方の相談ができます。一人で情報収集するよりも詳細な情報が得られ、プロが自分と求人をマッチングしてくれるためミスマッチも起こりにくいでしょう。利用料無料のレバウェル看護なら、相談のみでも受け付けているので、ぜひお気軽にご相談ください。
ここでは看護師のメリットに関するよくある質問に対してQ&A方式で回答します。
医療機関に加えて、行政や学校、企業などでも勤務可能なため活躍の場が広がります。予防医療や地域保健など、広い視野で看護実践ができるでしょう。転職やキャリアアップに有利で、収入や待遇の選択肢も増えます。
海外の医療現場や看護観を学べるため視野が広がります。英語力や国際感覚が身につき、外資系医療機関や国際支援の道も開けるでしょう。グローバルな看護スキルを得て、帰国後の就職やキャリア形成に有利に働きます。
看護師は高収入が目指せることや、休日の自由度が高いこと、就職・転職が比較的容易なことなどさまざまなメリットがあります。その反面精神的な負担が大きく、生活リズムが崩れやすくなるなどのデメリットも把握しておきましょう。看護師の中でも働き方によって、それぞれメリットとデメリットがあります。キャリアアップやスキルアップのために転職を考えている人は、ぜひレバウェル看護を利用してみてください。
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