給料?休日?気になる病院のここをチェック!知っておくと少し幸せになれるかもしれない『求人票』の見方【奥さんは看護師vol.14】

みなさまいかがお過ごしでしょうか?梅雨の季節ですね。朝の天気によって気分が左右される日々を過ごしております、ハルオです。

コロナも収束する気配もなく、今年いっぱいこのままいきそうな気がしております。願わくば医療従事者がさらに疲弊しないように、世の中含めてもう少し辛抱してもらえれば…と陰ながら思っております。

今回は、転職や就職にあたっての求人票の見方のポイントをハルオなりに整理していきたいと思います。ご興味のある方はぜひ!(なお、看護師求人のみに関連する話ではありませんのであしからず)。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

週休2日よりも年間休日で判断

求人を見ていると目にする「週休2日」ですが、頭で考える休みの数と乖離してしまうこともあります。なので、その職場の環境や勤務実態をより詳しく理解する場合は「年間休日」をもとにしたほうが間違いありません。

少し説明しましょう。

週休2日=52週間(年総週数)×2日=年間休日104日

一方、年間休日を記載している求人であれば、たとえば115日の場合

115日=週2日(104日間)+11日の休みがあるとわかります。

つまり、単純な週休2日に加えて、お盆休みと年末年始の合計で11日休みがあるだろう、というのがわかります。ところが単純週休2日の場合は、お盆や年末年始関係なく104日の休みしかない可能性があります(厳密にいうと所定8時間の企業は105日〜が基本ですが)。

ちなみに日本の年間の祝日数は16日になるので、年間休日120日だと『土日祝日休み』の裏取りができます。企業の就業日数や季節性の休みの有無はこんなところからも読み取れますので、参考にするなら休日日数を確認するほうがいいでしょう。

加えて、後で説明しますがお給料の算出においてもこの「休日日数」というのは大切になってきますので、確認できるならしておいて損はありません。

諸手当、規定が具体的かつ存在している

これは、単純にあるかないかで見たら各種手当もあった方がいいですし、昇給や評価規定も同様にあったほうが望ましいということ以外にないのですが、あくまで求人の中のオプションとして捉える方が少なくないのであえて挙げています。

月給や時給等のわかりやすい数字で比較される方が多いですが、個人的にはこっちを重視したほうがいいと思います。その理由はこちら。

・手当、規定があるということは就業規則がしっかりしている=社内ルールが明確

何を当たり前なことを!と思ったあなた。名のある某大学病院でも結構いい加減なルールのもと就業させているということを私は知っていますが、人が集められてしまう看護師業界は意外とそんなものです。

手当や規定を作り、双方にとって曖昧なものを排除していくということを理解している職場とそうでない職場では後々響いてきますので、こちらでの検討の余地はあると思います。

給料を比較検討したい場合は総労働時間からの算出を

看護師業界を隣で見てきた人間としての個人的な感想としては、「お金」よりも「環境」「働きやすさ」を最上位概念においたほうがいいような気がしています。しかし、求人票からは読み取りにくい部分ではあるので、今回はお金にまつわる話をしていきたいと思います。

求人情報で月給金額を比べる時は、単純比較はNGです。理由は、月給をはじき出す根拠が同じではないから。

月給金額の算出は、(年間総労働時間×ベース時給)÷12で計算されることが多いです。なので、労働日数や労働時間が異なる求人において、月給金額だけで単純に比較することはあまり意味がないということになります。

たとえばこんな感じです。

求人A:(年間総労働時間2080×1500円)÷12=260,000円

※総労働時間2080時間=年間休日105日

求人B:(年間総労働時間1920×1500円)÷12=240,000円

※総労働時間1920時間=年間休日125日

ベースの時給は同じですが、休日日数(=労働時間数)が異なり、当然それによって月給金額が違います。求人Aは給料は高く見えますが、私からすると「目一杯働くんやな…」です。一方求人Bは、「土日祝日休みでおまけの休みがどっかであるんやな…」です。

もちろん、この給料金額だけで比較するのも危険は危険なのですが、それは別の機会に説明するとして…。今回のお金の比較に関していえば、労働時間数をもとに比較してあげないと本当の比較はできないということを理解してもらった上で、給料比較の参考にしてもらえればと思います。

余談ですが、月給金額と休日日数がわかれば、自分の時給も計算できることになります。残業単価がおかしくないかも実は計算できてしまいますが、これも機会があれば説明いたします。

ということで、今回も「健やかなる看護師業界」が進むことを願って終わりたいと思います。あ、コラムを書くキッカケがほしいので、「こんなケースはどう?」「こういうこと書いてほしい」等あればTwitterに連絡をもらえるととても喜びます。ではでは!

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プロフィール

ライター:ハルオ
看護師を妻に持つサラリーマン。
看護師×サラリーマン夫婦の実態やサラリーマン目線で見る看護師・看護師業界について発信している。
ブログ:奥さんは看護師.com
Twitter:@Haru_Ltd

イラストレーター:gaamiii
Instagram:@gaa_miii
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