
看護師のなかには、「夜勤はいつから始まるのだろう」と不安な方もいるかもしれません。一般的に夜勤は、入職して半年や1年以降のタイミングで開始されます。この記事では、看護師の夜勤がいつから開始されるのかや、夜勤で独り立ちするのに必要なスキルを解説。1年目の新人看護師が抱えがちな夜勤への不安や、夜勤前にできる準備も解説しますので、参考にしてみてください。
一般的に、1年目の新人看護師は9月や6月など、入職後半年~1年程度で夜勤に入ることが多いといわれています。ただし、実際に夜勤に入り、看護師として独り立ちするタイミングは人により異なります。新卒で初めて夜勤に入る方や、転職したばかりの方は同期が夜勤に入りだすと心配になるかもしれませんが、成長のスピードは人それぞれです。ほかの看護師のことは気にせず、自分のできることを少しずつ増やしていくことが重要です。
夜勤がいつから始まるかは、個人の能力と必ずしも関係するわけではありません。しかし、新人看護師においては、職場により以下のように夜勤開始時期に基準を設けていることもあります。
新人看護師が夜勤に入るために求められる能力が、日勤で独り立ちしていることです。具体的には、受け持ちの患者さんを回って点滴など必要な処置を行える能力などが求められます。
日勤に比べ夜勤はスタッフの数が少なくなります。看護師の数が多い日勤で独り立ちしていないと、少人数の夜勤で働くことは難しいといえるでしょう。夜勤に入る予定のある看護師の方は、まずは日勤の業務を確実にこなせることを目標にすると良いかもしれません。
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先輩看護師に必要なタイミングで報告・連絡・相談ができる能力も求められます。そのために身につけておきたいのが、基準値とその変化から起こる症状を予測し判断できる力です。
バイタルの基準値を理解しておかなければ、患者さまが38度の熱を出していても「元気そうだったので報告の必要はない」「患者さまが大丈夫と言っていたので報告の必要はない」など、誤った判断をしてしまいます。
元気そうに見えても、38度の体温は正常ではないため、適切な対処が必要と考えられます。基準値を知り、起こる症状を判断できれば、自分で対処できなくとも先輩看護師に報告・連絡・相談できるといえるでしょう。
少人数で業務時間内に作業を終えるには、臨機応変に対処する柔軟さも必要です。また、同じ夜勤帯に入る看護師との協力や、日勤帯の看護師との引継ぎなどコミュニケーションも欠かせません。ミスをしてしまっても、すぐに報告したり、振り返りや対策を立てたりするなどすると、より早く夜勤に慣れていけるはずです。
日勤の業務をこなせ、バイタルサインの変化によって少しずつ判断できるようになれば、夜勤で独り立ちするタイミングと考えられます。また、急変対応やナースコール・アラーム対応、採血や注入食の準備といったフリー業務もできるようになれば、独り立ちできると判断されるでしょう。
夜勤に携わる看護師は、病室の巡回をしながら、以下のような業務を行います。
夜勤では、基本的に患者さまの部屋移動や検査、手術が発生しません。そのため、主に急変や緊急入院などへの対応、患者さまの状態観察を行います。
ここでは、夜勤で働く看護師と日勤で働く看護師について、患者さまの対応人数や勤務時間の違いを見ていきましょう。
夜勤帯は日勤帯よりも少人数なので、一人ひとりの看護師がケアする患者さま数が日勤より増加します。日勤帯よりも、担当患者さまが増えることで気を張る看護師も多いかもしれません。
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看護師の夜勤は何人体制?具体的な人数と休憩の状況や日勤との違いを解説
ここでは、看護師の勤務時間の違いを「2交替」と「3交替」に分けてご説明しますので、参考にしてみてください。
2交替の夜勤は日勤と夜勤の2種類あり、勤務時間は以下のとおりです。
| 日勤 | 夜勤 |
| 8:00~17:00 | 17:00~9:00 |
日勤は、8:00~17:00の8時間勤務です。2交替制の夜勤は、一般的に17:00~9:00の16時間勤務で、休憩は2~3時間の職場が多いでしょう。
3交替制の夜勤には、準夜勤と深夜勤があり、勤務時間は以下のようになっています。
| 日勤 | 準夜勤 | 深夜勤 |
| 9:00~17:00 | 17:00~24:00 | 24:00~9:00 |
一般的な日勤の勤務時間は、9:00~17:00です。また、準夜勤も深夜勤のいずれも8時間勤務のため、休憩は日勤と同じく1時間程度です。
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看護師が夜勤に入る時の挨拶は「お疲れ様です」でしょうか?夜勤で気をつけるべきことも知りたいです。
看護師が夜勤に入るときのシフトスケジュール例を以下にまとめました。「夜勤に入る場合の具体的なイメージがつかめない」とお悩みの方はご一読ください。
2交替制の夜勤の1週間のシフト例は以下のとおりです。
| 曜日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
| 勤務 | 日勤 | 日勤 | 夜勤(入り) | 夜勤(明け) | 休日 | 休日 | 日勤 |
日本看護協会の「2023 年 病院看護実態調査 報告書(P.30)」によると、2交替制では一般的に、月4~5回ほど夜勤に入るパターンが多いようです。
3交替制の夜勤における1週間のシフト例は、以下をご覧ください。
| 曜日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 | 日曜日 |
| 勤務 | 準夜勤 | 休日 | 日勤 | 準夜勤 | 休日 | 深夜勤 | 深夜勤 |
日本看護協会の「2023 年 病院看護実態調査 報告書(P.30)」によると、3交替制では、一般的に月7~8回の夜勤頻度になるようです。
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ここでは、1年目の新人看護師が夜勤で抱えがちな不安について解説します。これから夜勤に入る予定のある看護師の方は、参考にご覧ください。
1年目の新人看護師が夜勤に入る際は、看護師1人の責任の重さを不安に感じるかもしれません。日勤に比べると夜勤は少人数のため、1人が行う仕事の幅が広がります。頼れるほかの同僚や先輩看護師も減るため、慣れるまでは責任の重さを負担に感じるかもしれません。
対応力が求められることにプレッシャーを感じる新人看護師もいるでしょう。少人数で患者さまをケアする夜勤帯では、急変対応や緊急のトラブルが起きた際に、より冷静に対応しなければなりません。そうした状況に慣れていない新人看護師にとっては、精神的なプレッシャーになることもあるでしょう。
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患者さまの状態確認を漏れなく行いながら、ナースコールにも対応しなければならないことに不安を覚える看護師もいるのではないでしょうか。夜勤の仕事は、日勤の検査や手術の業務とは異なるため、時間管理や段取りをつかむまで不安があるでしょう。看護師によっては、任されている仕事を夜勤中にすべて終えられるか不安に感じることも。
1年目の新人看護師のなかには、勤務中の眠気や休日の不眠など、生活リズムの乱れが心配な方もいるでしょう。夜勤は、本来ならば眠っている時間に心身を活動させること。いつ頃から身体が慣れるのか、業務に支障を来してしまわないかといった不安があるかもしれません。
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ここでは、「夜勤はいつから?」と不安な看護師に向けて、夜勤までに行える準備や対策をご紹介します。自信を持って夜勤業務に臨めるよう、ぜひ参考にしてみてください。
夜勤が不安な看護師は、まずは夜勤業務の流れをひととおり確認することをおすすめします。タイムスケジュールを記載したメモを常備しておくと、見返しながら仕事ができるため安心感が増すでしょう。
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職場の引継ぎ資料や夜勤マニュアルを読むことも、夜勤前の不安軽減に役立つはずです。職場の夜勤マニュアルがあれば、事前によく確認しておくのがおすすめです。
夜勤に不安がある看護師は、不明点や苦手な業務があれば相談する姿勢を常に持っておきましょう。夜勤に入るにあたって不明な点や、不安な点が少しでもあれば先輩看護師や上司に確認しておくと安心です。どうしても苦手な作業があれば、あらかじめ相談してアドバイスを貰うのも良いでしょう。
夜勤開始までに行える対策として、緊急対応に備えて物品の位置を把握することもおすすめです。夜勤で独り立ちすると、入院・急変などの対応を行う場合があります。夜勤で独り立ちするには、急な入院や急変などをする可能性も考え、準備することも大切です。病棟内の物品の位置などを覚えておくと、そういった緊急時の業務が行いやすくなります。
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夜勤時期に常備するグッズを入念に用意しておくのも良いでしょう。たとえば、夜勤時には以下を準備しておくと安心です。
ペンライトは職場に用意されている場合もあるので、事前に確認してみてください。
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みんなは何を持っていく?夜勤の時の七つ道具
夜勤を上手くこなせるか不安であれば、夜勤前後のタイミングは体調を万全に整えることを意識しましょう。まずは、夜勤中はきちんと仮眠を取るようにしてください。そして、夜勤後すぐは夜の不眠対策のため、3時間程度の睡眠に抑えることをおすすめします。休日は朝に太陽の光を浴び、適度な運動をして入眠しやすくすると良いでしょう。
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基本的に新人看護師は夜勤に入ってすぐ独り立ちするわけではなく、以下のように少しずつ慣らしていく病棟が多いようです。
そのため、夜勤に入ることが決まった方も心配しすぎる必要はないかもしれません。ただし、なかには職場の人員配置や人手不足などから、日勤帯で十分に教育を受けられなかった看護師もいるでしょう。
現在の職場で夜勤に入るのが不安な方や、続けることがどうしてもつらい方は転職を検討するのも一つです。求人を探す際は、「教育制度が整った職場」「未経験者やブランク有の方を歓迎している職場」などの軸で転職サービスでキャリアアドバイザーに相談してみても良いでしょう。
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ここでは、「看護師の夜勤はいつから?」と不安な看護師に多い質問をQ&A形式でご紹介します。
育児や介護など、家庭の事情で夜勤に入れない場合は、申請により、1回につき1ヶ月~6ヶ月以内の期間で夜勤免除が可能です。夜勤免除は「育児介護休業法」で定められており、期間内であれば何度でも申請できます。夜勤に入れないと悩む方は、調べてみると良いでしょう。
新人看護師はまず、日勤で学んだ看護の知識やスキルを復習し、体調管理を徹底するのを目標にすることをおすすめします。そのうえで、夜勤ならではの業務内容や仕事の流れ、急変対応を少しずつ身につけていきましょう。
看護師が初めて夜勤に入る際は、業務に優先順位を付けて行うように意識するのが大切です。たとえば、「患者さまの重症度と自身の看護スキルを照らし合わせて、巡回の順番を決める」「事務作業や電子カルテの入力は細切れの空いた時間に行う」といった工夫をすると良いかもしれません。
看護師が夜勤の大変さを乗り越えるには、事前の準備を入念に行うことや、ほかの看護師と比べて焦らないことがポイントです。不明点は上司や先輩看護師に確認し、次回の夜勤に活かせるよう地道に取り組みましょう。看護師の夜勤のお悩みについては、「看護師の業務がこなせない…2年目の看護師が転職で選んだ職場とは」もご覧ください。
一般的に、夜勤は9月や6月など、入職後半年~1年程度で開始されることが多いでしょう。夜勤は日勤に比べ、スタッフの数が少なくなります。1人のスタッフにかかる責任が大きいので、夜勤で働く看護師には「日勤の業務を確実にこなせる能力」や「必要なタイミングで報告・連絡・相談ができる能力」などが求められます。
夜勤開始が不安な看護師が行える準備や対策には、「夜勤業務の流れの把握」「夜勤のマニュアルの確認」「物品の位置の把握」「夜勤時の常備グッズの用意」があります。夜勤前後の体調を万全に整えることや、不明点や疑問点をその都度相談する心構えが大切です。
しかし、夜勤が初めての場合、一般的にすぐに独り立ちになることはありません。初回と2回目は「先輩とともに夜勤の仕事を覚える」、3回目は「先輩のサポートを受けながら夜勤に入る」ことも多いもの。新人看護師が夜勤で自立するタイミングや成長のスピードには個人差があります。夜勤を控えている方は、日勤の業務をこなしながら自信をつけると良いでしょう。
とはいえ、現在の職場で夜勤に入るのが不安な方や、夜勤を続けるのがつらい方は転職を検討するのも一つです。転職する場合、看護師としての勤務経験が浅いと、自分に合う職場を判断する自信を持てないかもしれません。
そうしたお悩みがある方は、「レバウェル看護」のキャリアアドバイザーにお任せください。自己分析から履歴書、面接対策までを丁寧にアドバイスいたします。看護業界のプロの視点を活かし、求職者さまに合った求人選びを実施。自信を持って夜勤に入れるまでサポートいたします。求人情報の取得は、LINEやメールで進められるため、ぜひご活用ください。
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