
大学病院で働く看護師のボーナスが知りたい方もいるでしょう。大学病院の看護師の平均ボーナスは、病院勤務の看護師の中でも高水準です。
この記事では、大学病院に勤務する看護師の平均ボーナスを、ほかの病院看護師と比較しつつ解説します。看護師がボーナスアップを目指す方法や高収入を叶える転職のポイントも紹介しますので、参考にしてみてください。
レバウェル看護の独自調査(2024年3月)によると、大学病院に勤務する看護師が、年間で受け取る平均ボーナス額は約105万5,282円です。以下に、平均ボーナス・月給・算出した年収をまとめました。
| 平均ボーナス | 平均月給 | 平均年収(月給×12+ボーナス) |
| 105万5,282円 | 35万9,575円 | 537万182円 |
参考:レバウェル看護の独自調査(2024年3月)
大学病院で働く看護師の平均月給は約35万円であることから、ボーナスは年間で基本給の3ヵ月分程度が支給されていると考えられます。
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次に、大学病院に勤務する看護師と、ほかの病院で働く看護師の平均ボーナス・年収を比較して見ていきます。
まずは、病院勤務の看護師の中で、大学病院勤務の看護師のボーナスや年収水準は、高いのかどうか確認してみましょう。以下の表に、レバウェル看護の独自調査(2024年3月)から大学病院の看護師と、病院勤務の看護師全体の平均ボーナス・月給・年収をまとめました。
| 平均ボーナス | 平均月給 | 平均年収(月給×12+ボーナス) | |
| 大学病院の看護師 | 105万5,282円 | 35万9,575円 | 537万182円 |
| 病院勤務の看護師全体 | 77万6,162円 | 33万2,482円 | 476万5,946円 |
参考:レバウェル看護の独自調査(2024年3月)
大学病院の看護師の平均ボーナスは、病院看護師の中では目立って高いことが分かります。しかし、月給は全体の平均とそれほど変わらず、ボーナスが高い分、平均年収も高くなっているようです。
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ここでは、レバウェル看護の独自調査(2024年3月)をもとに、病院を種類ごとに分けたときの看護師の平均ボーナス・年収を比較していきます。
| 病院の種類 | 平均ボーナス | 平均月給 | 平均年収(月給×12+ボーナス) |
| 大学病院 | 105万5,282円 | 35万9,575円 | 537万182円 |
| ケアミックス病院 | 68万3,601円 | 32万6,961円 | 460万7,133円 |
| 一般急性期病院 | 72万5,338円 | 34万2,783円 | 483万8,734円 |
| 国立・公立病院 | 87万6,404円 | 35万2,016円 | 510万596円 |
| 回復期リハビリ病院 | 71万8,000円 | 31万7,098円 | 452万3,176円 |
| 精神科病院 | 84万3,000円 | 28万8,125円 | 430万500円 |
| 療養型病院 | 60万3,500円 | 28万5,084円 | 402万4,508円 |
参考:レバウェル看護の独自調査(2024年3月)
病院の種類ごとに看護師の平均ボーナスを比較すると、大学病院が最も高く、次いで国立公立病院、精神科病院が高めになっています。一方、平均年収で見ると、高い順から大学病院、国公立病院、一般急性期病院という結果です。
前述のとおり、大学病院で働く看護師のボーナスはかなり高水準です。この項では、大学病院の看護師のボーナスが高めな理由を解説します。
大学病院は、「特定機能病院」として高度で最先端な医療を行う機関です。診療報酬が高い治療を行い、受け入れ可能な患者数も多いため、病院の収入が高い傾向にあります。その分、職員の給与にあてられる費用が多いことから、看護師の平均ボーナスも高めになっているといえるでしょう。
大学病院は、規模が大きく病床数・職員数も多い傾向にあります。以下の表は、「令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種」より、職場の規模別(職員数)の看護師の平均ボーナス・給与・算出した年収見込みをまとめたものです。
| 年間賞与その他特別給与額 | きまって支給する現金給与額 | 年収見込み | |
| 1000人以上 | 105万3,200円 | 37万6,500円 | 557万1,200円 |
| 100~999人 | 75万6,400円 | 34万2,300円 | 486万4,000円 |
| 10~99人 | 67万3,700円 | 32万1,100円 | 452万6,900円 |
参考:「令和5年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(小分類)別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)」
※年収見込みは、「きまって支給する現金給与額」×12+「年間賞与その他特別給与額」で算出
上記のように、規模が大きい職場ほど、看護師のボーナスや給与は高めになっています。大学病院で働く看護師のボーナスが高めなのは、職場の規模が大きいためともいえるでしょう。
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この項では、看護師が大学病院で働くメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。メリット・デメリット両面を確認して、転職を決める判断材料にしてください。
看護師が大学病院に勤務するメリットは、以下のとおりです。
大学病院は、福利厚生が充実している傾向にあり、ボーナスの支給額が高めだったり、年間休日数が多めだったりといったメリットがあります。
また、担う医療の特徴から、最新で高度な治療に携わるチャンスもあるでしょう。診療科が細分化されているため、それぞれの領域で看護の専門性を磨くこともできます。
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看護師が大学病院で働くデメリット・大変な点は以下のとおりです。
大学病院の患者さんは、重症度や必要なケアの難易度が高い傾向にあります。急変対応に追われて残業が必要な日もあり、ハードワークになりやすいといった大変さがあるでしょう。
また、大学病院の看護師は、常に最新の医療を学び続けることが求められるほか、研究会の準備に費やす時間も少なくありません。看護業務以外の負担を感じる場合もあります。
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大学病院での勤務に向いている看護師の特徴は、以下のようなものが挙げられます。
高度医療の現場で経験を積み、看護スキルを向上させたい人は、大学病院の看護師に向いているでしょう。それぞれの分野で専門に特化した看護技術も身に付けられるため、スペシャリストを目指したい看護師にもおすすめです。
ボーナスは、「基本給×〇ヵ月分」といった計算方法で決定します。1回のボーナスで基本給の何ヵ月分が支給されるかは、それぞれの職場によって異なるようです。ここでは、看護師がボーナスをアップさせる方法を紹介していきます。
レバウェル看護の独自調査(2024年3月)によると、経験年数ごとに分けた、病院看護師の平均ボーナスは以下のとおりです。
| 経験年数 | 病院看護師の平均ボーナス |
| 1~3年目 | 60万3,302円 |
| 5年目 | 80万2,658円 |
| 10年目 | 80万8,618円 |
| 20年目 | 108万6,000円 |
参考:レバウェル看護の独自調査(2024年3月)
経験年数が上がっていくごとに、看護師の平均ボーナスが上がっているのが分かります。
ボーナスの査定には勤続状況も関わることから、より長く務めることでボーナスアップに繋がるかもしれません。
入職1年目は半期分のみという場合もあり、一般的にボーナスは少なめになります。看護師2年目からは、徐々にボーナス額が上がっていく職場がほとんどでしょう。
看護師が、看護主任や看護師長・看護部長などの役職につくと、役職手当が支給されるケースもあります。手当で給与がアップすると、その分ボーナスにも反映されるでしょう。看護師は役職につくことで、ボーナスアップを叶えられる可能性が高いといえます。
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高度な医療を提供する大学病院では、専門看護師や認定看護師の資格があると評価に繋がり、給与が上がるケースもあります。資格手当という形で支給されるか昇給するかは、職場によって異なるでしょう。給与が上がれば、ボーナス額も増えるため、年収アップも期待できます。
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病院が所在する地域によっても給与やボーナスの水準は異なるため、看護師の賃金が高い都道府県にある大学病院に転職するのもおすすめです。
また、大学病院のほかに、みなし公務員として働く国立・公立病院の看護師も好待遇の傾向にあります。給与事情以外に、業務負担や希望の休みが取れるかどうかといった点もチェックして、転職先を選びましょう。
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大学病院への転職で収入アップを目指したい看護師は、以下の4つのポイントをおさえて求人を探しましょう。
大学病院によっては、ボーナスは高いのにほかの手当が少なく、年収が上がりきらないといったケースもあります。そのため、年収アップを目指したい看護師は、ボーナス支給額だけでなく、夜勤等の各種手当額にも注目して求人を選びましょう。
看護師が求人を探す際は、休暇制度や年間休日数、残業の多さ、教育体制などの働きやすさに関わるポイントもチェックすることが大切です。給与だけで選んで転職すると、入職後のミスマッチに繋がる可能性があります。
業務量や忙しさ、夜勤の回数などは職場によってそれぞれです。いくら高給与な職場でも、自分の限界を超えるハードワークでは、体調を崩してしまうでしょう。自分が健康的に働ける環境で、納得できる給与水準はどのくらいか、転職前に考えてみてください。
希望の給与が叶えられる職場を見つけたい看護師は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。幅広い求人の中から、あなたの希望条件やキャリアプランに合った職場を探してもらえます。また、採用までのサポートも受けられるため、安心して転職活動を進められるでしょう。
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ここでは、大学病院のボーナス額が知りたい看護師のよくある疑問について、Q&A形式でお答えします。
大学病院は最先端で高度な医療を提供する機関のため、患者さんの重症度や看護ケアの難易度が高めです。急変対応も少なくないため、大変さを感じる看護師もいるでしょう。また、学び続け、研究活動を行うことも求められるため、看護業務以外の負担もあるのが特徴です。詳しくは、記事内の「看護師が大学病院で勤務するメリット・デメリット」をご覧ください。
ボーナス額は「基本給×数ヵ月分」で計算されて決まるため、一般的に基本給が上がればボーナスもアップします。ただし、基本給にプラスされる各種手当額によって月給は変わり、年収も左右されるため、注意が必要です。
大学病院で働く看護師のボーナスは、ほかの病院勤務の看護師と比べても高めです。その理由として、大学病院では高度で最先端の医療を提供することから、診療報酬による収入が高いという点が挙げられるでしょう。病院の規模が大きいほど、看護師のボーナスは高めになる傾向があることも関係しているといえます。看護師がボーナスアップを目指すには、役職につく、上位資格を取得するのも手です。所在地や規模、施設種別によっても看護師のボーナス水準は異なるため、好条件な職場への転職も検討してみましょう。
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