
「看護師の転職回数は何回からが多いの?」と気になる人もいるでしょう。看護師の転職回数の平均は「2回」といわれています。平均より多いと採用担当者から不安視され、不利になる場合もあるようです。本記事では、看護師の転職回数や転職を繰り返していても不利になりにくいケースを解説します。求人選びのコツを掴み、長く続けられる職場を選ぶための方法も紹介しますので、参考にしてみてください。
看護師の平均転職回数を、参考に知りたいという方も多いかもしれません。レバウェル看護【公式】Instagram (@levwell_kango)では、看護師さんを対象に「今までに何回転職をしましたか?」というアンケートを行いました。結果は以下のとおりで、看護師の平均転職回数は2回でした。

今までの転職回数は「1回」という回答が44%と最も多く、次いで3回以上が35%となりました。1回目の転職先で長く働く人もいれば、3〜4回以上転職している人もいるようです。転職回数は、希望の働き方やキャリアプランだけでなく、ライフスタイルの変化によっても増える可能性があります。
看護師の平均転職回数は、年齢によっても異なります。日本看護協会「2021年看護職員実態調査(p.47)」によると、看護師の年代別の平均転職回数は以下のとおりです。
| 1~2カ所 | 3~4カ所 | 5~6カ所 | 7カ所以上 | 平均職場数 (カ所) | |
| 計 | 50.3% | 34.7% | 10.9% | 4.2% | 3.0 |
| 20~29 歳 | 82.0% | 17.0% | 1.0% | ‐ | 1.8 |
| 30~39 歳 | 63.5% | 32.1% | 3.6% | 0.7% | 2.3 |
| 40~49 歳 | 47.2% | 37.9% | 11.1% | 3.8% | 3.0 |
| 50~59 歳 | 37.5% | 37.6% | 17.4% | 7.5% | 3.6 |
参照:日本看護協会「2021年看護職員実態調査(p.47)」
20代では1〜2ヶ所が約80%ですが、30代以上になると3〜4ヶ所の職場を経験している看護師の割合も増えていきます。あくまで目安ですが、20代であれば3回以上、30代であれば4回以上、40代〜50代であれば5回以上転職している人は、多いという印象を持たれるかもしれません。
また、レバウェル看護【公式】Instagram (@levwell_kango)では、看護師さんを対象に「転職後にその職場で働いた期間」もアンケートで回答を募集しました。その結果、転職した職場を続けた期間は「2~4年」が45%で最多でした。詳細は以下のとおりです。

アンケートの結果から、転職後の職場で2年以上は働く人が多いことが分かります。そのため、転職回数の多さだけでなく、短期で離職を繰り返していると不利になる可能性があることを念頭においておきましょう。
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看護師の転職でよくある悩みとは?転職活動の前後で生じる不安と解決方法
転職の際、採用担当者が応募者のどのような点をチェックしているかを理解しておくことは大切です。特に、転職回数が多い看護師は、採用選考時に以下のポイントで不安視されることがあるかもしれません。
採用担当者は、長く働き続けてくれる看護師を採用したいと考えています。採用には時間や費用などのコストがかかり、その後の教育にも労力がかかるためです。そのため、過去に短期離職をした経験のある看護師の採用は、消極的になる場合も。今度こそは長く続けたいと思っていても、転職回数や短期離職が採用の障壁になるケースがあります。
周囲とうまく協力していける看護師かどうかは、採用担当者が見る重要なポイントの1つです。特に転職回数が多い看護師に対しては、前の職場でのトラブルを懸念され、「協調性がないのでは…」というマイナスな印象を持たれる可能性もあります。退職理由によっては、面接の場で、協調性やコミュニケーションスキルを確認されるような質問をされるかもしれません。
転職回数が多いと、仕事への責任感を問われてしまう場合もあります。患者さんの命と向き合う看護師の仕事は、誠実に業務に取り組めるかどうかも評価されるポイントです。早期退職を繰り返していたり、転職理由に一貫性がなかったりする場合、看護師としてのスキルを疑われる可能性もあるでしょう。
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「安易な転職を繰り返してキャリアが積めてない……」看護師がキャリアとお金のプロに泣きついてみた
退職理由によっては、転職にあまり影響しない場合もあるようです。ここでは、転職回数が多くても不利になりにくい看護師の特徴を解説しますので、参考にしてみてください。
3年以上同じ職場で働いた経験があれば、不利になりにくいといえます。転職回数が多い看護師の採用で懸念されるのは、「辞め癖があり、また短期離職するのでは?」という点です。しかし、一定期間の勤続経験があり、基本的な看護スキルを身につけている看護師であれば、転職回数の多さはそれほど心配されないかもしれません。
特に、直近の職場で3〜5年ほど働いていた経歴があると、ブランクを不安視されることも少なくなります。
明確なキャリアプランを持っている看護師は、転職回数が多くても不安視されにくい可能性があります。スキルアップのための計画的な転職で、理由に一貫性があることをしっかりと伝えられれば、好印象を与えられるかもしれません。ただし、今回の転職も、スキルアップのための一時的な職場だと思われないようなアピールは必要です。
バートナーの転勤や子育て、介護などによる転職は、やむを得ない事情と判断される傾向にあるようです。正直に事情を説明した方が、理解を得られやすいといえます。現在は周りの協力が得られており、業務への支障がないことを伝えておくと、採用担当者も安心です。
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看護師によくある転職理由とは?面接での伝え方や好印象な例文を紹介
先述したように、転職回数が多い看護師は「前の職場でトラブルがあったのでは」「職場のスタッフとうまく馴染めるか」と不安視される可能性があります。そのため、面接で実際に採用担当者と顔を合わせた際、コミュニケーション能力や仕事への熱意をアピールできれば、採用につながるかもしれません。第一印象や会話のキャッチボールを意識することも大切です。
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転職回数の多い看護師が求職活動をする際は、充分な対策が必要です。この項では、転職回数の多い看護師が転職に成功するためのポイントを、「応募書類」「面接」「求人を探す方法」の観点から解説します。
職歴が短い場合でも、履歴書にはすべての経歴を省かずに記載しましょう。空白の期間や報告していない職歴が後から分かった場合、経歴詐称を疑われる可能性があります。最悪の場合、内定を取り消されるケースもあるようです。職歴が多くて履歴書に書ききれない場合は、一行に同じ職場の入職と退職をまとめて書く方法もあります。
また、看護師が転職する際、履歴書に加えて、職務経歴書の提出も求められるケースも増えているようです。職務経歴書は、今までの経験に焦点を当てて詳しく伝えるための書類になります。
職務経歴書の「職務要約」欄は省かずに職歴を要約しますが、「職務経歴」欄にはすべての職場を書く必要はありません。直近の職場や比較的長く働いた職場、アピールしたい経験ができた職場などをピックアップします。看護師の職務経歴書の書き方は、「看護師の職務経歴書の書き方を例文付きで紹介!自己PRのコツも解説」を参考にしてみてください。
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転職多い看護師の職務経歴書の書き方とは?作成のポイントや例文をご紹介
転職回数の多い看護師は、面接で直近の退職理由を聞かれる可能性が高いといえます。引っ越しや子育てなどのやむを得ない事情であれば、正直に答えて問題ありません。ただ、転職理由が労働環境への不満やトラブルなどの場合、自分に非がなかったとしても、前の職場を非難するような言い方は避けた方が無難です。
退職理由と志望動機に一貫性があると説得力が出ます。退職した職場での経験から得た学びや反省点を踏まえつつ、志望動機は前向きに、積極性をアピールすることが大切です。
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長く働き続けられる職場を見つけるには、看護師専門の転職サイトや転職エージェントを活用するのがおすすめです。
「転職サイト」は自分のペースで気軽に幅広い求人を検索できます。「転職エージェント」は、登録するとキャリアアドバイザーの転職支援が受けられるサービスです。相談に対するアドバイスや求人の提案、応募先とのやり取り、面接対策などトータルサポートをしてもらえるため、転職回数が多い看護師も安心して転職活動ができます。
▼レバウェル看護の利用者インタビュー
実際にレバウェル看護を利用して転職をされた方の体験談を紹介しています。
レバウェル看護利用者インタビュー
ここでは、転職活数の多い看護師さんが、「レバウェル看護」で自分に合う職場を見つけた例を2つご紹介します。
これまでの職場で、人間関係や病院の体制面に不満を感じることが多かった看護師Dさん。働く前のイメージと実際の職場環境にギャップを感じ、転職を繰り返し、「レバウェル看護」に相談しました。相談を受けたキャリアアドバイザーは、良い点だけではなくマイナス面も合わせて、求人を詳しく説明します。また、自分が転職先で働くイメージをつかんでもらえるよう、職場見学も勧めました。その後、職場見学をしたDさんは、雰囲気の良さが好印象な病院を見つけ、応募することに。無事内定をもらい、その病院で働き始めたDさんは、スタッフ同士の関係性が良好な職場で楽しく働けるようになりました。
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もう転職を繰り返したくない…不満なく長期的に働ける職場を選ぶ方法とは?
ご主人の転職に伴う転居で、何度も転職されてきた准看護師のGさん。短いときは数ヵ月で転職を繰り返していましたが、離婚を機に実家に戻り、正社員として長く働ける職場を探していました。しかし、いざ自分で転職活動をすると短期離職と転職回数が多過ぎて、書類選考で落とされ続けてしまったとのこと。自信を失くしたGさんは、「レバウェル看護」に相談します。面接まで進める事業所はなかなかありませんでしたが、事情を考慮してキャリアアドバイザーと一緒に丁寧に作成した職務経歴書で、250床規模の精神病院に面接してもらえることになりました。その後、強い意思が評価され、見事内定をもらえたのでした。
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転職回数が多くて不採用続き…今までの看護師の経験を伝えてつかんだ内定
さまざまな理由で、転職回数が平均より多い看護師もいるかもしれません。採用側としては転職回数だけではなく、退職理由も気になるところです。ここでは、看護師に多い転職理由を解説しますので、自身の状況を整理するのに役立ててみてください。
職場の人間関係に悩んで、退職を選ぶ看護師も少なくありません。自分の力だけで職場の人間関係の悩みを改善するのは難しいものです。看護師の仕事は忙しくなりやすく、余裕のなさから衝突したり、職場全体がピリピリした雰囲気になることもあります。ストレスを感じる職場から抜け出して、人間関係をリセットしたいと思う看護師もいるはずです。
「給料と仕事量が見合っていない」「もっと年収を上げたい」など、職場の待遇面に不満を感じている看護師もいます。待遇への不満を解決する方法として最も早いのは、より好待遇な職場への転職です。看護師の給料は、経営母体によっても基本給や昇給率、手当の支給額が異なります。キャリアにもよりますが、転職によって大きく給与アップが叶う人もいるようです。
看護師は体力面の負担が重く、力仕事も必要な仕事です。年齢を重ねていくにつれて、体力に自信がなくなり、現在の働き方を続けるのが難しくなる場合もあります。日勤やゆったり働ける職場に転職したいと思う看護師もいるかもしれません。
看護師以外の仕事に挑戦したいと考えて、転職する人もいます。看護師の需要は高く、ほかの職種と比べても就職先に困りにくい仕事です。そのため、ほかの仕事が合わなくても、看護師に戻りやすいため、転職のハードルがそれほど高くないという現状があります。新卒から看護師をしていた人は、一度違う業界を経験してみたいと思うケースもあるようです。
看護師の転職理由に、ご主人の転勤や出産、介護などのやむを得ない事情も挙げられます。パートや派遣などの募集もあるため、生活の変化に合わせて転職して働き方を変える看護師もいます。ライフイベントをきっかけに転居する場合もあるかもしれませんが、どの都道府県でも看護師の仕事は見つかりやすいため、転職はしやすいでしょう。
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看護師が転職で抱える不安とは?悩みを解決するポイントや就職先の選び方
看護師は人手不足の状況で需要が高いため、転職先も見つけやすいといえます。しかし、短期離職を繰り返すと、経験やスキルが中途半端なままで、転職先の選択肢も狭まるかもしれません。そのような状況を防ぐためにも、退職を決める前に考えるべきことを3つご紹介します。
転職して、必ずしも現在より状況が良くなるとは限りません。職場を辞めて後悔しないか、もう一度冷静に分析してみてください。避けられない事情がある場合もありますが、不満の解決手段として転職をすぐに選んでしまうと、今後の職場でも同じ状況になる可能性があります。転職回数を重ねて求職に不利になるのを防ぐためにも、転職以外の方法を検討してみることが大切です。
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今の職場を辞めずに、悩みを解決する手段についても考えてみましょう。労働環境や人間関係の悩みであれば、上司に相談して改善を求めるという方法もあります。働く環境を変えたいなら、部署異動を願い出るのも1つの手です。誰かの助けも借りながら、転職しなければ解消しない悩みなのかどうか見極め、後悔しない選択をしましょう。
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辞めたいと悩んだら、今の職場を選んだ理由を振り返ってみてください。不満があるときは、嫌なところしか見えなくなりがちです。現在の職場を選んだ理由を思い出せば、働き続けるメリットがもう一度見えてくるかもしれません。辞めないメリットとデメリットを挙げると、客観的な判断がしやすくなります。
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【体験談】「安易な転職を4回繰り返してキャリアが積めてない……」看護師がキャリアとお金のプロに泣きついてみた
自分の生活状況や希望条件の優先順位を考えてから求人を探すと、自分に合う職場を見つけられるでしょう。ここでは、看護師が長く続けられる職場を選ぶ方法を解説します。
求人を探す前に、最も優先したい条件を決めておきましょう。希望条件をもとに探すと、すべてを満たす求人がなく、決め手に欠けると悩むこともあるでしょう。条件に優先順位をつけておけば、退職するべきかどうかの判断にも役立ちます。
まずは、転職先に求めることをすべて紙に書き出してみるのがおすすめです。労働条件や待遇だけでなく、通勤のしやすさや教育体制の充実なども、働きやすさにつながる大切な要素になります。
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長く続けられる職場を探すときは、自身のライフイベントも見据えて考えるようにしましょう。子育ての予定がある場合は、残業が少ない、託児所が併設されているなど、職場に求める条件も変わります。仕事と生活を切り離して考えるのは難しいため、どちらか一方を諦める状況にならないよう、転職先を選ぶことが重要です。
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長く働き続けられる職場を選ぶためには、入念な情報収集が必要です。以下のような情報でも、働きやすい職場かどうかを確認できます。
働きやすさを左右する職場環境は、募集要項だけでは把握しにくいといえます。採用条件以外の情報を集めたいならば、病院見学がおすすめです。現場で働く看護師の表情や職場の雰囲気が確認でき、自分が働く姿をイメージできるかもしれません。新人からベテラン看護師までバランス良く在籍している職場は、風通しが良い可能性があります。
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ここでは、転職回数の多さに悩んでいる看護師によくある質問に対して、Q&A形式で回答します。
10回以上職場を変えている看護師は、転職回数が多いと採用担当者に思われる可能性が高いといえます。不利になりやすいことを考慮して、転職理由を明確に伝えられるよう整理し、選考対策を行うことが必要です。転職成功のコツは、「看護師の転職10回以上は採用で不利?成功のコツや活躍しやすい職場を紹介」を確認してみてください。
「年齢別に見た看護師の平均転職回数」で紹介したように、20代の転職回数は1~2回がほとんどです。単純に5回とだけ聞くと、採用担当者は多いと思うかもしれません。ただ、納得のいく退職理由や、基本的なスキルが身に付いていることを伝えられれば、採用される可能性は十分にあります。自分に合う職場選びがうまくいかず、転職回数が増えている場合は転職エージェント活用がおすすめです。
「レバウェル看護」が行ったアンケートによると、看護師の転職回数の平均は「2回」です。年齢ごとでも転職回数の平均は違いますが、40代〜50代で5回以上あれば、多い印象を持たれる可能性があります。しかし、転職回数が多くても、直近の勤務年数が長い看護師やキャリアプランに沿って転職を繰り返している人は、次の転職でも不利になりにくいようです。現在、退職を考えている看護師は、短期離職にならないか、転職以外の方法はないかどうか、もう一度じっくり考えてみましょう。
「もう転職を繰り返したくない…」「自分に合う職場が見つからない」という看護師さんは、「レバウェル看護」に相談してみませんか?「レバウェル看護」は看護師に特化した転職支援サービスです。
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