
「転職がうまくいかない」と悩んでいる看護師さんもいるかもしれません。失敗続きの場合は、転職活動のやり方を見直したり、ポイントを再度確認したりすることが大切です。
この記事では、看護師の転職がうまくいかない理由や成功につなげるコツを解説します。自分に合う求人を探す方法や看護師さんの転職体験談も紹介していますので、ぜひご一読ください。
この項では、「どうしてか転職がうまくいかない」と悩む看護師さんによくある状況を解説します。自身の状況と照らし合わせて確認してみてください。
看護師と職場のマッチングには、病院が求める人物像に合うかどうかが重要なポイントになります。「求人に応募しても採用されない」「転職したけどすぐに辞めたい」と悩む方は、病院が求めている人物像に当てはまらなかった可能性がありそうです。看護師の職場にはそれぞれ特色があるため、合う・合わないは少なからずあります。
「ここで働きたいと思った職場の求人で不採用になってしまった」という看護師は、経験やスキルが採用担当者にうまく伝わらなかったかもしれません。応募先にもよりますが、看護師の中途採用は一定の経験が求められることもあります。培ってきたスキルや強みは、自分から積極的なアピールが必要です。
▼関連記事
看護師の面接に落ちる理由とは?不採用になるサインと受かるポイントを解説
「短期間で何度も転職している」「長く働き続けられる職場が見つからない」という悩みの原因の1つに、看護師としてのキャリアの軸が定まっていないことがあると考えられます。キャリアプランを明確に立てられていないと、積みたい経験や身に付けたいスキルが定まらず、条件だけで転職を繰り返してしまいやすくなります。
看護師が「転職先でうまくいかない」「転職に失敗した」と感じる理由には、職場の労働環境や雇用条件が関わっているケースもあるようです。
看護師の定着率が低い職場は、人員不足が常態化している可能性が高いといえます。転職した看護師が、入職してみたら人手が足りず忙し過ぎて、十分に教育を受けられないと悩むケースも少なくありません。業務に慣れるまでの期間も仕事に追われると、つらいと感じるでしょう。
職場の人間関係は、入職するまで分かりにくい部分です。転職して働き始めたら、職場の雰囲気が合わなくて精神的に疲れてしまうという人もいるかもしれません。入職直後は、人間関係に馴染めるまで孤独を感じやすいものです。雰囲気が合わない職場なら、余計につらいでしょう。
▼関連記事
看護師が慣れるまでにかかる期間とは?転職時に抱える悩みや対処法を紹介
転職に失敗したと悩む看護師の中には、「思っていたより大変だった」「希望していた業務と違った」など、仕事内容にギャップを感じている人もいるようです。特に、未経験の職場や領域への転職の場合、実際に対応してみると仕事が自分に合わなかったり、やりがいが持てなかったりすることもあります。
入職後、採用時に聞かされていたものと異なる勤務条件で働くことになるケースもあるようです。提示されていた条件が叶わず、配属先やシフト・休日など、希望の働き方ができないとなれば働き続けるのが難しくなる可能性もあります。
看護師の年収相場は、職場ごとに異なります。施設種別や勤務条件によって、転職したら給与が下がる場合もあるでしょう。納得して応募してはいても、給与が下がってしまったことによって仕事へのモチベーションが下がってしまう人もいます。
▼関連記事
看護師が転職で後悔する10個の理由とは?失敗しやすい例とや悩み別の選択肢
この項では、転職活動がなかなかうまくいかない看護師さんに向けて、成功の可能性を高めるためのポイントを紹介します。転職活動に行き詰ったときの参考にしてみてください。
仕事をするうえで譲れない条件や自分の強み・やりたい看護は、可能な限り深掘りして分析しておくことが大切です。適性がある職場を見つけるには、応募先に自分とマッチする部分があるかどうかをチェックする必要があります。そのためにも、入念な自己分析は必須です。
▼関連記事
看護師向けの自己分析のやり方とは?必要な理由と転職成功のコツを解説!
転職先を探すうえで希望条件を明確にすることは重要ですが、条件を固め過ぎると視野が狭くなってしまいます。希望に合う職場が見つからないと悩んでいる方は、希望条件を再度見直してみましょう。
すべての条件を満たすことは難しいことを念頭に置き、各職場の特徴や働くメリット・デメリットと照らし合わせながら、自分が納得できる求人を選ぶのがおすすめです。
▼関連記事
看護師が転職先を選ぶ決め手は?理想の職場の探し方とおすすめの求人を解説
気になった職場に関しては、より詳しい情報を可能な限り調べるようにしましょう。求人票や病院のWebサイトを見るだけだと、内部情報までは分かりません。職場見学に行ったり、看護業界に情報網がある転職エージェントを活用したりすることも検討してみてください。
▼関連記事
看護師が転職成功するには?年代別や職場ごとのコツ、実際の事例を知ろう
志望動機や自己PRの内容は、応募先ごとに見直しましょう。アピールするポイントは同じでも、応募先が求める看護師像に対応して伝え方を変える工夫が必要です。採用担当者に最大限評価してもらえるよう、面接の受け答え練習も十分に行っておきましょう。
▼関連記事
【看護師の面接対策】よく聞かれる14の質問と回答例!転職のマナーも解説
看護師の自己PRの書き方!強みや経験をアピールする例文と注意点を解説
ここでは、「転職に失敗した」「希望の職場になかなか採用されない」と悩み、「レバウェル看護」へ相談して転職を成功させた看護師さんの体験談を紹介します。
看護師のAさんは、「慌ただしい今の職場とは違い、じっくり教育を受けられる職場に転職したい」と「レバウェル看護」へご相談くださいました。しかし、そのほかの具体的な希望条件や転職の目的はあいまいで、提案をしても結論がでません。「看護師の母に勧められて今の病院に入ったが、失敗だった」と話すAさんは、流されるままの現状に不満があったようです。気持ちを受け止めたキャリアアドバイザーは、納得して働ける転職先を探せるようにサポートしました。
▼詳しくはこちらから
仕事に漫然とした不満を抱える看護師が転職で考えた自分のやりたい看護とは
民間の総合病院に勤めるKさんは10年の臨床経験を積んだのち、新卒のころに不採用になってしまった憧れの公立病院へ転職を成功させました。しかし、転職から1年後、忙し過ぎる環境や持病の発症から退職することになったといいます。「日勤常勤でゆったりめに働ける転職先を探したい」というKさん。キャリアアドバイザーが詳しく話を聞いてみたところ、憧れの病院への先入観が理想と現実のギャップを生み、転職が上手くいかなかった原因になっていたようです。そこでキャリアアドバイザーは、より幅広い選択肢から、希望条件に合う・働きやすい職場を探すことを提案します。
▼詳しくはこちらから
憧れの職場へ転職したのにイメージと違った…自分に合う職場の選び方とは?
Yさんは、30歳で看護師免許を取得後、療養病棟や一般病棟などで9年間勤務していた看護師さんです。年収アップを目指して未経験の急性期病棟への転職を考えますが、なかなか採用されなかったといいます。内定をもらえた職場もあったものの、現在より収入が下がってしまうため断念したそうです。Yさんの人柄や仕事への思いを聞いたキャリアアドバイザーは、希望条件に当てはまるいくつかの病院に打診してみることにします。
▼詳しくはこちらから
未経験の急性期で不採用続き…諦めかけた看護師が人柄で採用された職場とは
この項では、看護師が後悔しない転職を実現させるための求人探しのコツを紹介します。前述したように、転職先を選ぶ際はより幅広く詳細な情報収集が大切です。
転職先の雰囲気や人間関係が不安という方は、知人が勤めている職場を紹介してもらうのも一つの手です。実際に働いている人からあらかじめ職場の内部情報を聞けるため、ミスマッチが避けやすくなります。入職後も、1人でも知り合いが職場にいると心強いでしょう。
転職サイトは、集められた求人情報を自由に閲覧できるWebサイトです。幅広い求人が一覧に掲載されているため、比較検討するのに役立ちます。条件検索の機能が利用できる場合もあるため、さまざまな求人を見てどのような条件で看護師が募集されているのかチェックしてみましょう。
ハローワークも、地域の看護師求人を探すために活用できます。看護師向けの転職支援を受けたい方は、看護師専用の求人紹介機関であるナースセンターもおすすめです。ナースセンターでは看護研修も行われているため、基本スキルに不安がある方やブランク明けの方の利用に向いているといえます。
▼関連記事
看護師の転職方法を紹介!具体的な求人探しの流れや成功ポイントも解説
「誰かに相談しながら転職活動を進めたい」「転職のサポートを受けたい」という方は、転職エージェントの活用も検討してみてください。希望に合わせた求人の提案だけでなく、応募先との条件交渉を行ってもらえる場合もあります。
看護師に特化した転職エージェント「レバウェル看護」では、キャリアアドバイザーによる転職支援のほか、転職に役立つコンテンツも提供しています。「看護師のための転職ノウハウ」には転職の実用的なノウハウをまとめているため、迷ったときのヒントにしてみてください。
▼関連記事
看護師転職の注意点とは?後悔しないための方法を失敗談とともに解説!
以下に紹介するのは、レバウェル看護【公式】Instagramで実施した転職に関するアンケートの結果です。ほかの看護師の転職事情を、今後の参考にしてみましょう。
看護師さんを対象に、転職活動にかかった期間(最初の応募から内定まで)をアンケートしたところ、「1ヵ月以内」が50%で最多でした。

半数の看護師さんは、応募から1ヵ月以内で内定が決まっているようです。一方で、転職が決まるまで半年以上かかった人も一定数います。
看護師さんが一度の転職活動でエントリーした数は、「2~3つ」が55%で最多でした。

一人ひとりの状況によっても異なりますが、複数の求人にエントリーし、職場見学や面接も踏まえたうえで最終的に転職先を決めるのも一つの方法だといえます。
転職後すぐに「辞めたい」と悩んでいる人もいるかもしれません。看護師さんへのアンケートによると、転職先で働き続けた期間は「2~4年」が最多で、次いで「5年以上」が多い結果です。

看護師は転職後、そこで2年以上は働く傾向にあることが分かります。一方で、16%の看護師さんは、転職後1年未満で離職しているようです。キャリア形成の面で見れば短期離職はデメリットがあるものの、再度転職した方が良いと判断する場合もあるでしょう。
最後に、転職を経験した看護師さんからのアドバイスを紹介します。以下は、レバウェル看護【公式】Instagramのアンケートに寄せられた回答の一部です。
引用:レバウェル看護【公式】Instagram
・まずは自分が本当に何をしたいか考えて!
・どんなに遠方でも時間がなくても、病院見学は必ずして!雰囲気や忙しさが分かるから
・残業時間、中堅の有無、委員会活動の頻度、口コミは調べて
・どこに行っても、不平不満はあるよ
・入るまで分からないことも多いから、派遣でお試ししてから正社員になるのもアリかも
・クリニックの場合、国保か健保かも確認しておいて
・転職活動で自分のスキルがどの程度か分かってヘコむこともあると思うけど、逆に頑張ろうと思えるはず。転職を機に自分のこれからを見つめてみて!
転職の際は、詳しい情報収集や職場見学が大切だと感じた看護師さんが多いようです。すでに退職している場合は、派遣として気になる職場へお試し入職するのも良いかもしれません。
ここでは、転職がうまくいかない看護師さんからよくある質問に対して、Q&A形式で回答します。
より詳細な職場の情報を収集する、自分の強みをしっかりアピールできるようにするなどの対策があります。一人で転職活動をしている方がうまくいかないと悩む場合は、誰かに相談してみるのもおすすめです。書類選考で落ちてしまうという人は、「転職の多い看護師向けに職務経歴書の書き方を紹介!作成のコツと例文も」の記事も参考にしてみてください。
応募先が求める看護師像とマッチしているかどうかにもよるでしょう。看護師の中途採用は人員補充の場合が少なくありません。人手不足の職場なら採用される可能性も高くなりますが、その分即戦力を期待されやすい傾向にあります。スキルの不足や早期退職を懸念された場合に、不採用になることもあるようです。
看護師の転職失敗あるあるには、多くの求人をみているうちに、自分の希望条件ややりたい看護が分からなくなってしまうことがあります。また、給与の高さや休みの多さなど一点特化のメリットで応募先を決めて、転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースも。自己分析し転職の軸を明確にすることが大切です。
▼関連記事
「看護師の転職の悩み『何がしたいか分からない』の解決方法は?体験談も紹介」
看護師の転職がうまくいかない状況には、「応募先とのミスマッチ」「アピールが不十分」「キャリアプランが不明瞭」などの要因があるかもしれません。看護師が転職を成功につなげるには、自己分析や希望条件の見直し、情報収集の徹底が重要です。一人での転職活動がうまくいかない場合は、看護師の知人に相談したり、転職エージェントを活用したりすることを検討してみてください。
「一人では転職がうまくいかない」「自分に合う職場が分からない」とお悩みの方は、「レバウェル看護」に相談してみませんか?「レバウェル看護」は看護師に特化した転職支援サービスです。
キャリアアドバイザーが、求人の提案から応募先とのやり取り、選考対策まで転職活動をトータルサポートいたします。条件交渉の代行も行っているため、希望条件から外れるものの気になっている職場がある方にもおすすめです。
初回の電話相談後はLINEやメールでもやり取りが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
記事の制作について
「レバウェル看護 看護師さん向けお役立ち情報」では、
記事の制作・公開にあたってのポリシーを定めています。
詳細は下記よりご確認いただけます。
キャリア
働く場所
選考対策
資格
その他
読みもの
連載
「レバウェル看護」転職サポート
Q.現状はどちらに近いですか?