「ナース、限界きてます!」認知症患者さんの自抜、捜索、排泄処理、怒号の日々。お願い!ナースの尊厳も考えてーー!【ナースが物申す第19回】

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高齢化社会のご時世。

病院に入院するひとの年齢層も、年々高くなっていってるような気がするよね。

それと、時代にともなって、患者層は認知症の割合も高くなってきた。

看護師をしてたら、認知症のひとの症状に、悩まされることは多々ある。

現在、わたしの仕事のストレスは、50%が人間関係、残り50%が認知症といってもいいくらい認知症患者の看護は大変。

今回は、わたしが認知症患者さんに悩まされたおはなしを紹介します。

※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024年2月7日~2月13日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者かつ対象看護師転職サイト利用経験者、20~29歳 107s(※1)、20~34歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)

「点滴とは抜くものである」

・・・だいたい入院したときからこうなるってわかっていた。

サーフローを入れたときから、予感はしていた。

「看護師さーん!点滴抜いてはるよー!!」

同室者さん、教えてくれてありがとう。

訪床したら、殺傷現場的な血だまり。

抜去さえしなければ・・・。

しなくてよかった掃除と、サーフロー再挿入と、時に拘束という仕事が増える。たぶんこれで最低30分くらいはとる。ひどい場合は拘束もすり抜けて、一人で1日に3回くらい抜くこともある。

こ、こ、このやろー・・・ってなる。

抜いちゃいけないことがわからなかった。

その気持ちは察するよ。

でもお願い、抜かないで。


特に人手の少ない日には。

\ 今の病院で満足していますか? /

エンドレスな徘徊、からの、しまいには家に帰るお年寄り

気づけばベッドに誰もいない。

あ、あんなところを歩いているじゃない。

ダメですよ、ベッドで安静にしていてくださいね。

徘徊までならまだいいや。

少し目を離したあいだに、病院の外まで出て家に帰る患者さん。

家に電話したら、なんで入院してるはずのあなたが電話口に?!

もー!歩いて帰れる体力あるなら、最初から家にいたらいいじゃない。

くそ忙しいときに徘徊と行方不明で数時間バタつく。

家に帰ってくれるのは結構。

わたしの時間を返して。

そんなこんなで、残業確定。

訪床したら、う〇こを食べていた。異食系男子

「君もこれ食べるか?香ばしいわ、結構。」

高齢男性、訪床したら上記S。

手も持ってる茶色い物体。

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お願い気づいて、それはうん〇です。

おしりから出るやつです。


食べ物ではありません。

香ばしいとか、そんなリアルな感想いりません。

少し目を話せば、周りにあるもの何でも口に入れる患者さん。

モニターコードを焼きそばのようにほおばって、しまいには着用してるおむつも、自分から出たう〇こまでも、食事と間違ってしまう。

その衝撃的映像は今でもトラウマみたいに覚えてる。

だってクッキーみたいに普通に食べてるからさ。

夜勤中。看護師2人で散らばったう〇こを掃除して、う〇こだらけになった患者の体を洗う。推定1時間くらいは要した。

いい大人が、真夜中にう○こ処理1時間。

わたしたち、真夜中に暗闇でなにやってんだか、ってなる。

認知症が進行すると、もう何が食べ物で何が食べ物でないのか、見境がなくなってしまうひともいるよね。いつ異食で喉を詰まらせるのかとヒヤヒヤする。

なので、ゾンビ映画を観ても「だから?」って思う。

普通にゾンビが人間食べてるホラー映画より、ある意味異食系認知症のほうが怖いもん。

入院?わたし帰りますから

いわゆる帰宅願望バリバリの患者さん。

入院してすぐ「帰る!」の一点張りで。

いや、あのね、今は入院してるの。治療が終わるまで帰れないの。

素直に聞き入れてくれるならまだしも、逆上する患者さんも多い。

「そんなに年寄りイジメて楽しいんか(怒)!!」


「わたしをこんなとこに閉じ込めて(怒)!!!」

すごい目つきで睨まれるけど。

もう汚物を見るような目つきでこっちをみてくる。

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いやいや。

いつのまにか、看護師が「年寄りを閉じ込める極悪人」みたいな扱いになってますけど。

閉じ込めてない、あなたが救急車を呼んだから入院したのよ。

入院して治療しにきた、っていう経緯がもうわからない。

それは仕方ない。

看護師だからそれくらいわかってる。

でもね、夜中忙しいときに「帰る!」って暴れられると、こらえててもやっぱりイラっとしてしまう。

認知症患者に思うこと。できれば拘束はしたくないんだよ。

認知症が、「理解したくても出来なくなる病気」だって、誰よりわかってる。

わかってるはずなのに、怒っちゃいけないのに、イラっとすることもある。

「はぁー、またか。」ってなるときもあるし、

正直「いい加減にしろよ」って思ってしまうこともある。

高齢化社会、これからもこの看護師と認知症の戦いは終わらないんだろうな。

病院だからってなんでも看られるわけじゃない。

「どこの施設も預かってくれなくて」って、

なんか病院が最後の砦みたいに、認知症患者の受け皿みたいになってるときもある。

でも病院ってさ、認知症患者を見守れるだけのマンパワーなんてないから、結局徘徊なり自抜なり危険行動があったら、拘束とかしないといけないのよね。

わたしはそれがとてもいやなんだよね。自己嫌悪に陥るっていうか。

認知症といえど人は人。

どれだけイライラしても、「大変だから」の一言で、最悪手足を拘束するようなことは倫理的にしたくない。

・・・だからお願い。

認知症の皆様、看護師さんの言うことはできるだけ聞いてほしいな。

本当は看護師さんたちだって、患者さんたちの自由を奪うようなことはしたくないんだよ。

認知症の看護って答えがなさすぎて、本当に難しいと思うこの頃です。

マリアンナさんの公式ブログもぜひ読んでみてくださいね。
〈マリアンナさん公式ブログ『看護師になったシングルマザーのブログ』〉
https://nurse-singlemother.jp/?page_id=11

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〈イラスト:Kaoll〉
https://kaoll0719.wixsite.com/illustrator

プロフィール
ライター:マリアンナ
20歳で未婚の母になり、子育てしながら看護学校入学。看護師になったシングルマザーのマリアンナのコラムです。
反抗期息子の子育てと看護の仕事に奮闘中。
イラストレーター:Kaoll
美学美術史学科を専攻。博物館学芸員資格取得後、イラストレーター・DJとして活動。ユニークな視点とタッチで医療・保育などからファッション雑誌、カルチャーコンテンツなど多様な分野でイラストを制作。
サイト:Kaoll
Instagram:@djkaoll
X(旧Twitter):@djkaoll
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※1※2 調査方法:インターネット調査/調査期間:2024 年2 月7 日~2 月13 日/調査概要:「看護師転職サイト」を対象としたユーザー満足度調査/調査対象:男女、全国、看護師・准看護師資格保有者 かつ 対象看護師転職サイト利用経験者、20~29 歳 107s(※1)、20~34 歳 175s(※2)/調査実施:株式会社エクスクリエ/比較対象サービス:「看護師転職サイト」主要10 サービス(専用サイトのあるサービスのみ・求人結果の表示ページは除く)
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