
「看護師に人気の就職先を知りたい!」という方もいるかもしれません。看護師の職場としては病院がイメージされやすいですが、活躍の場は幅広くあります。より多くの選択肢の中から職場を探すことが大切です。この記事では、看護師の就職先ランキングや目的別おすすめの職場を紹介します。新卒の就職活動や既卒の転職活動をする際の参考に、ぜひご一読ください。
看護師の就職先としては「病院」がもっとも一般的にイメージされやすいかもしれません。実際に、厚生労働省の「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況(3p)」によると、全国の看護師136万人ほどのうち、約65%の就職先は病院です。

参照:厚生労働省の「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況(3p)」
ただ、看護師の働き方は多様化してきており、若干ですが病院以外に就職する看護師の割合が増加傾向にあります。これから看護師が転職する際は、より幅広い選択肢の中から求人を探すことになるかもしれません。
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ここでは、看護師の就職先で多い順から1~5位をランキング形式にし、それぞれの職場の特徴を紹介しますので、就職や転職の参考にしてみてください。
病院に就業している看護師数は89万5,944人で、全体の約65%です。病院には大学病院や総合病院など大規模な施設もあるため、1施設あたりの看護師の配置数が多く、就職先としての選択肢になりやすいといえます。病院に就職する場合、所属する部署(病棟・手術室・外来など)によっても、看護師の仕事内容や働き方は異なります。
新卒看護師の場合は、基本的な看護スキルを身に付けキャリアの土台を形成するために、病院へ就職するという人も多いようです。部署が複数あるため、仕事が合わないと思ったら異動という形でキャリアチェンジできる可能性があります。
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クリニックや医院とも呼ばれる診療所に就業している常勤看護師数は19万4,665人で、全体の約14%です。クリニックも内科や外科、眼科など診療科目が複数あるため、就職先の選択肢は幅広いといえます。職場にもよりますが、クリニックは1施設あたりの看護師数が少なめなのが特徴です。少数精鋭で、就職の際は一定の看護経験が求められる傾向にあります。
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特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの介護施設に就業している看護師数は10万7,984人で、全体の約8%です。施設種別によって異なるものの、介護施設の看護配置は1~2人のことも少なくありません。介護施設で働く看護師は、介護職員が大半を占める環境で働くのが一般的です。医師が常駐していない介護施設の場合、緊急時は看護師が初期対応を行います。
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訪問看護ステーションに就業している看護師数は9万1,022人で、全体の約7%です。割合で見ると現在はまだ少なめに感じますが、高齢化や在宅医療の需要拡大の動きから、訪問看護師は今後増加していく見込みがあります。
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社会福祉施設で就業している看護師数は2万8,093人で、全体の約2%です。社会福祉施設には、児童養護施設や乳児院、保育所、障がい者支援施設などが挙げられます。看護配置は少なめで、入所者・利用者さんの健康管理や保健指導が看護師の主な役割です。
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看護師の就職先は病院が多い一方で、選択肢は医療機関以外にも幅広くあり、介護施設や福祉施設、訪問看護ステーションなども看護師の活躍の場です。働き方についても、「日勤のみ」「夜勤業務あり」「夜勤専従」など多様になっています。看護師が感じる仕事のやりがいや身に付くスキルも職場によって異なるため、自身のキャリアプランやライフスタイルを考慮して職場を選ぶことが大切です。
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この項目では、看護師として「経験したい」「興味がある」といった目的ごとに、おすすめの職場を紹介します。希望に当てはまる就職先があるかどうか確認してみてください。
看護師の専門性は、医療機関だけでなく福祉や介護の現場でも求められます。特に介護サービスの対象者は、医療的ケアも併せて必要な方が少なくありません。
老年看護の経験を積みたい方、介護の現場で看護スキルを活かしたい方におすすめなのが、高齢者介護施設です。介護施設には複数の種類があり、入所型施設には、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホーム、介護老人保健施設などがあります。入所者に対して介護や看護、リハビリなどをメインで行う施設です。
通所型には、デイサービスやデイケアなどがあります。施設ごとに看護師の業務内容は異なりますが、基本的には高齢の方への看護や日常生活のサポートがメインです。介護施設では、老年看護の知識や看護技術が身に付くだけではなく、利用者さんの生活に寄り添った看護を実践できます。
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看護師として福祉業界に関わりたい方は、障がい者福祉施設で働く選択肢もあります。就職先は、入所施設や就労支援センター、放課後等デイサービスなど。障がい者福祉施設は、理学療法士や作業療法士などをはじめとする他職種と連携をとりながら、長期にわたって利用者さんのケアを経験できる職場です。
主な利用者である高齢者の自宅で看護を行う訪問看護も、介護業界に関わる仕事です。一般的な入所や通所の施設とは異なり、決まった訪問時間内は利用者さん一人ひとりに向き合ってじっくり看護に取り組めます。地域医療や在宅医療、家族支援に関心のある方にもおすすめです。
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看護師として子どもと関わる仕事がしたい方は、小児科以外に、保育施設や児童養護施設で働く選択肢もあります。小児看護や健康指導の経験を積みたい方は検討してみてください。
子どもと関わりたい方におすすめの仕事は、保育園や幼稚園の看護師などです。仕事内容は、園児の健康管理や応急処置、感染症対策、保育のサポートになります。子どもの健康で安全な生活を守ることが、保育園・幼稚園看護師の大きな役割です。就職先が公立園か私立園か、施設の規模によっても看護師の働き方や待遇は異なります。
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乳児院や児童養護施設は、さまざまな事情により保護者自身で育てるのが難しい子どもを養育する入所施設です。看護師の仕事内容は、子どもの体調面の観察や管理、応急処置、医療機関や医師との連携など幅広くあります。心の傷を負っている子どもも少なくないため、メンタル面のケアを行うのも重要な役割の1つです。
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看護師のなかには、健診や献血に携われる職場へ就職したいと考えている方もいるかもしれません。以下に紹介する就職先は、採血スキルは必要とされるものの、業務による心身の負担が少なめなのが特徴です。
健診センター看護師の業務は、健診や人間ドックに関わる血液検査や採血、身体測定の介助などです。就職先には、自治体の健診施設や医療機関に併設された健診センターなどがあります。主に健康な人の対応をするため緊急対応はほぼない一方で、コミュニケーションスキルや業務をスムーズにこなしていく力が求められる環境です。
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献血ルームでの看護師の業務は、問診や採血・抜針、献血後の観察などになります。業務は基本的にすべて献血に関わる内容のため、一つひとつの業務に集中して取り組みやすい職場です。採血業務が得意で、ルーティンワークが向いている人におすすめの職場だといえます。
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看護師免許や経験を活かして一般企業で働く方法もあります。求人の数が限られているため就職の難易度は高めですが、新しい仕事にチャレンジをしたい方は検討してみるのも良いかもしれません。
企業に勤める看護師を、産業看護師と呼びます。業務内容は、従業員の応急処置やメンタルチェック、保健指導、健康診断の実施などです。基本的にデスクワークで、夜勤がある職場はほぼありません。勤務先に合わせて土日が休みの職場も多いため、ワーク・ライフ・バランスを保った働き方ができます。
看護師の資格を活かし、治験施設支援機関で治験コーディネーター(CRC)として働くこともできます。業務内容は、治験に関連する資料作成や関係者との調整、協力者への説明、治験時の採血などです。治験がスムーズに行われるよう、関係各所の橋渡しをするのが治験コーディネーターの役割になります。
看護師の就職先には、医療機器メーカーもあります。主な業務内容は、医療機器が効果を上げるための各種検査のコーディネートや、臨床知識にもとづいた顧客サポート、手術の立会いなどです。営業職の仕事を専門的な観点からバックアップします。
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看護師の育成に携わりたい方におすすめなのが、看護学校の教員です。看護師を養成する教育機関に勤務し、看護学生に指導や教育を行います。業務内容は、学内実習指導や実習オリエンテーション、テストの作成・採点です。看護教員になるには、看護師免許のほかに「看護教員養成講習会」や「実習指導者講習」の修了や5年以上の臨床経験など、所定の条件があります。
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看護師の給与額は、事業所の経営状態や評価方針に左右されるため一概には言えません。ただ、一般的に美容外科や美容皮膚科といった美容クリニックは、夜勤なしでも給与水準が高い傾向にあるとされています。
美容クリニックは自由診療がメインのため、収益が大きくなりやすいことが要因のひとつと言えるでしょう。それだけに、美容看護師は来院した方を「お客さま」として扱い、高い接遇スキルを求められます。
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看護師の就職先には複数の種類があり、勤務体制も多様です。看護師は国家資格を持つ職業のため、求人数が多く仕事の選択肢も幅広くなっています。就職先で悩む場合は、「看護師として何を目指したいか」「どのような働き方を重視しているのか」といった、具体的な理想の看護師像を考えましょう。
また、「看護師が働ける場所を詳しく知りたい」と考えている方は、看護師専門の転職エージェントに相談するのもおすすめです。
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ここでは、看護師の就職先に関してよくある質問をQ&A形式で紹介します。
働きやすさに繋がる条件は看護師によってそれぞれです。自分に合う病院を選ぶためには希望条件を明確にしておくことが大切になります。新卒看護師が就職先を探すときは、教育体制をチェックすることがポイントの1つです。病院選びのポイントは「看護師の病院選びの条件とは?基準を設けるポイントや就職先を見極めるコツ」の記事で解説していますのでご一読ください。
記事内の「6つの目的別!看護師の就職先におすすめの職場」でも紹介していますが、看護師が活躍している職場は幅広くあります。例を挙げると、客船の医務室で働く「シップナース」や受刑者に対する看護を行う「刑務所看護師」などが珍しい求人の1つです。詳しくは「看護師資格が使える珍しい求人を35種類紹介!病院以外の選択肢を知ろう」の記事で紹介しています。
看護師の就職先は6割以上を病院が占めています。そのほか、クリニック(診療所)や介護施設、訪問看護ステーションの順で看護師の就職先として選ばれているようです。全体の割合としては病院で働く人が多いものの、看護師の職場の選択肢は幅広くあります。看護師の資格や経験を活かして医療機関以外で働く方法もあるため、自分にとって働きやすい職場を探してみてください。
「働きやすい就職先を見つけたい!」「求人の探し方が分からない」という看護師さんは、「レバウェル看護」を利用してみませんか?「レバウェル看護」は、看護師に特化した転職支援サービスです。
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