新人ナースも転職したばかりのナースも必見!家族、職場、趣味…自分の属するコミュニティについて考えよう【奥さんは看護師vol.24】

2022.4.25

みなさんいかがお過ごしでしょうか。
新年度を迎え、クラスが変わったり先生が変わったりで子供も不安定になっており、慌ただしいことも相まって余裕のない日々を過ごしております。

新年度といえば「出会い」と「別れ」があり、新卒や転職組も慣れるまでしばらくは大変な部分もあると思います。そんな新緑が芽吹く新年度ではありますが、私が注意していることを共有してまいりたいと思います。

属するコミュニティは精神安定上3つ以上が望ましい

新年度で環境ががらりと変わり、GWあたりには5月病と言われるように精神的にもしんどくなる人も中にはいると思います。よく言う話や実体験としても、「属するコミュニティは複数あったほうがいい」というのは感じています。

どういうことか、以下に具体例をあげてみたいと思います。

「家族」「職場」「趣味」
「趣味」「職場」「学校同期」
「同期」「地元友人」「趣味」
など

コミュニティと言えど「サークル」のようなものではなく、自分とのつながりがあるもので、そのつながり同士はそれぞれで独立しているグループのようなイメージですかね。

組み合わせはいくらでもあるでしょうが、なぜ複数あったほうが精神安定上いいのか?というのは、どこかのコミュニティでうまくいかなかった場合の「拠り所」や「逃げ場」が持てるということにつきます。

もっと言うと、うまくいかなくなっているコミュニティに依存する必要もなくなるという意味で複数あったほうがいいと思います。

そのコミュニティが「絶対」と思ってしまう心理

昔見たニュースかテレビ番組の中で、自ら命を絶ってしまった児童が最後にインターネットで検索したワードは「学校に行かない方法」だったというのが強烈に印象に残っていますが、この意味はとても重いと当時も今も感じています。

そのコミュニティが「絶対」で「そこでの自分がすべて」だと思ってしまったことが、結果的に悲劇につながったのではないかと思います。

たらればにはなりますが、
学校ではない別のコミュニティで必要としてくれる存在がいたら
学校ではない別のコミュニティを重視できていたら

考えだしたらキリがないですが、「そこしかありえない」ような状況であれば誰しもがネガティブにもなるし、現状を打破する方法も考えられなくなるだろうことは想像に難くありません。

「職場」での時間は結構な割合を占める

日常の多くの時間を過ごす「職場」は、多くの方にとってのコミュニティの一つであると思います。職場での人間関係、職場での自分について悩むこともあるかもしれません。

そういった時は、「職場」というコミュニティから少し距離を置く(=別のコミュニティでの関係を深める)、思い切って「職場」を変えるなども考えられるのかなと思います。

多くの時間を「職場」に費やすからこそ、「職場」のコミュニティは重要ですし、ストレスがないほうがいいなと思います。そういった視点で、自分の属するコミュニティを考え直してもいいのかもしれません。

新年度、みなさんの健やかなコミュニティライフを陰ながら応援しております。
それではまた。

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プロフィール

 

ライター:ハルオ
看護師を妻に持つサラリーマン。
看護師×サラリーマン夫婦の実態やサラリーマン目線で見る看護師・看護師業界について発信している。
ブログ:奥さんは看護師.com
Twitter:@Haru_Ltd

 

イラストレーター:gaamiii
Instagram:@gaa_miii

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